【この商品情報は2012年8月20日現在のものですので、最新情報は別途メーカーのHP等でご確認ください】 |
銅剤の中でも非常に効果の安定した塩基性硫酸銅を主成分としております。薬害の比較的少ない薬剤です。 銅の他に亜鉛、マグネシウムを特殊製法で配剤し、微量要素欠乏に役立ちます。 Zボルドーは摘採7日前まで使えます。また、使用回数の制限もなく、連続散布しても効果の低下はありません。 調合が簡単で、多くの薬剤とも混用可能で使いやすいです。 Zボルドーは炭疽病・もち病・網もち病などカビによる病気も、赤焼病のような細菌による病気にも効く、茶の総合殺菌剤です。 耐性菌出現の心配が少ないです。 石灰ボルドー液の良さを生かし、調合のわずらわしさの欠点を解消した銅殺菌剤です。 予防効果の高い銅殺菌剤なので、早めに散布してください。 有機農産物の日本農林規格(JAS)に適合する農薬です。 |
防除のポイント |
●炭疽病 冬期を除いて1年中発生。雨によって伝染し新葉のみに感染する。各茶期の生育期の予防散布が効果的。また秋芽生育期の防除は翌年の収量に影響するので極めて重要である。 ●もち病 発生は6月頃と9月頃の2回。特に秋芽生育期に多雨多湿条件が続くと多発する。二番茶芽、秋芽の開葉~生育期に数回散布する。 ●網もち病 秋芽での被害が大きい。もち病同様やわらかい新葉にのみ感染する。秋芽の生育期防除を徹底する。 ●赤焼病 細菌による病害で傷から感染する。台風など強い風をともなった雨降りの日は感染に適する。また摘採・整枝によっても感染する。強風後、摘採・整枝後はできるだけはやく散布する。 |
使用量に合わせ薬液を調整し、使い切る。 本剤の所要量を所定量の水にうすめ、よくかきまぜてから散布する。 石灰硫黄合剤等アルカリ性薬剤との混用はさける。 かんきつに使用する場合、薬害(スタメラノーズ)の発生する恐れがあるので、炭酸カルシウム水和剤(200倍)を加用する。特に果実の着生時期および雑柑への散布では厳守する。 りんごに使用する場合、薬害の発生する恐れがあるので炭酸カルシウム水和剤を加用する。 ぶどうに使用する場合は次の事項に注意する。 1.生育期散布の場合、薬害(スタメラノーズ)を生ずる場合があるので留意し、過度の連用は薬害の発生を助長するのでさける。 2.後期(果実肥大期以降)の散布では、果房の汚れを生ずる恐れがあるので、無袋栽培ではこの時期以降(収穫まで)は使用しない。 3.巨峰系(巨峰、ピオーネ等)に対しては、葉および果実に薬害を生ずる恐れがあるので使用しない。 4.新梢、葉に対する薬害軽減のため、銅に弱い品種や薬害の出やすい時期に使用する場合は、必ず炭酸カルシウム水和剤(100倍)を加用する。 5.褐斑病に対しては、多発時には効果が不十分な場合があるので、なるべく発生初期にべと病、さび病との同時防除に使用する。 本剤は無機銅剤であり、うり類に対して薬害を生じやすいので、次の事項に十分注意する。 1.幼苗期は特に発生しやすいので、中期以降に散布する。 2.高温時の散布は症状が激しくなることがあるので、さける。 3.連用すると葉の周辺が黄化したり、硬化することがあるので過度の連用をさける。 4.炭酸カルシウム剤の所定量の添加は薬害の軽減に有効であるが、収穫間際では果実に汚れをおこすので留意する。 レタス、だいこんに使用する場合、次の事項に注意する。 1.幼苗期の散布または過度の連用は、薬害を生ずるおそれがあるのでさける。 2.病害発生後の散布では効果が劣るので、発生前から予防的に散布する。 こんにゃくに散布する場合、日中高温時の散布は薬害を生ずる恐れがあるので、朝夕の涼しい時に散布する。 なしに使用する場合、若葉の頃の散布は薬害を生ずる恐れがあるので、有袋栽培の大袋掛以降、新梢の伸びが停止してから散布する。 また二十世紀以外の品種では果実着生時の散布は薬害のおそれがあるのでさける。 かきに使用する場合は次の事項に注意する。 1.日照不足、多雨などの気象条件では薬害を生ずる場合があるので、使用をさける。 2.樹勢の弱い樹では薬害を生じる場合があるので留意し、過度の連用は薬害を助長するのでさける。 3.薬害軽減のため必ず炭酸カルシウム剤(50~100倍)を加用する。 いちじくに使用する場合、日照不足、多雨などの気象条件では薬害を生ずる場合があるので、使用をさける。また、過度の連用は薬害を助長するのでさける。 ほうれんそうに使用する場合、次の事項に注意する。 1.べと病防除に使用する場合は、発病後の散布は十分な効果がみられないので発生前から予防的に散布する。 2.収穫間際の散布は葉の汚れを生ずるのでさける。 なお雨除け栽培の場合、収穫までの期間を十分にとる。 キウイフルーツに使用する場合、使用時期が遅くなると薬害を生ずる恐れがあるので、使用時期を厳守するとともに発芽期以降は炭酸カルシウム水和剤を加用する。 つつじに使用する場合、次の事項に注意する。 1.病害発生後の散布では効果が劣るので、新葉展開直前または展開直後から数回散布する。前年の多発枝は開花後なるべく早く切除して使用する。 2.ヒラド系つつじでは花蕾期の散布は花弁が白化することがあるので注意する。 いんげんまめに使用する場合、幼苗期の散布または過度の連用は薬害を生じるおそれがあるのでさける。 りんどうに使用する場合、葉に薬液による汚れを生じるおそれがあるので、収穫間際の散布はさける。 やまのいもに使用する場合、高温時に誤って高濃度で散布すると、薬害を生じるおそれがあるので所定の希釈倍数を厳守する。 ごぼうに使用する場合、茎葉にクロロシスが生じるおそれがあるので、葉ごぼうに散布する場合は注意する。 おうとうに使用する場合、果実に汚れを生ずるので、着色期~収穫までは使用しない。 アスパラガスに無人ヘリコプターによる使用の場合、連用散布すると薬害を発生する恐れがあるので3回以上の散布は避けること。 無人ヘリコプターによる使用の場合、散布薬液の飛散によって自動車やカラートタンの塗装等に被害を生ずるおそれがあるので、散布区域内の諸物件に十分留意する。 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害や作物への汚れの有無を十分確認してから使用する。 なお、農業改良普及センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。 |
作業中はマスク、手袋などを着用し、作業後は顔や手足などの露出部を石けんで洗い、うがいをする。 眼に対して刺激性があるので、眼に入らないよう注意し、眼に入った場合は直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。 体調の悪い時、妊娠中、飲酒後等は取扱いおよび作業をしない。 誤食に注意。万一誤食の際は吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせる。使用中に異常を感じた時は直ちに医師の手当を受ける。 空袋は圃場等に放置せず、適切に処理する。 水産動物に影響を及ぼすので、一時に広範囲に使用する場合は十分に注意する。 |
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