名実ともに有名だった中型プロ用チェンソー346XPNew editionをベースに誕生した弟分
XPシリーズからは外れていますが、その使い心地は日本仕様の346XP（JP）に匹敵するほどの評価もあります。
一次、限定で国内に入ってきたことがありました（その時は16インチ仕様でした）が、今回18インチRTバー仕様として、販売されることになりました。

エルゴノミックデザイン、マグネシウムを使用した耐久性抜群の軽量クランクケース、スリムなボディに重心の高さが備わり、とても使いやすく高品質な設計です。
エンジンは、鍛造3分割クランクシャフト採用の51.7ccのハイパワーエンジンを搭載。大排気量エンジンながらデコンプとスマートスタート採用により軽い力でエンジン始動ができます。

エアインジェクションシステム採用で、エアクリーナーのメンテナンス頻度を減らし、また、脱着が行いやすいスナップ式シリンダーカバーとエアクリーナーで効率よくメンテナンスができます。
チェンオイルは調整式オイルポンプ搭載により、必要に応じて吐出流量に調整することができるので、樹木の種類を問わず幅広く対応ができます。

人間工学に基づいたフロントハンドルは握りやすく無理のない姿勢で作業できます。
チェンテンションの調整はサイドアクセスで簡単に調整ができるので、作業者の負担を軽減します。
チェンブレーキは慣性作動式を採用、キックバックの慣性により作動するチェンブレーキにより、効果を発揮します。

そのほかにも、スイッチの戻し忘れによるトラブルを防ぐ「チョーク連動式ストップスイッチ」や作業時の振動を軽減する「LowVibシステム」エンジン始動を容易にする「パージポンプ」などが標準装備。カジュアルソーながらプロ機がベースになっているため、装備も非常に充実しています。

多くのプロに愛される、高い耐久性と切削性能を発揮する21BPXチェンと、軽くてコストパフォーマンスに優れるラミネートタイプの18インチスプロケットノーズバーになります。
排気量は同じでも、シリンダーの形状、コイル等のセッティング変更により、最高出力は346XPNew editionに劣りますが、ベースの素材が非常に優秀ですのでエンジンの吹き上がり、パワー、耐久性、扱いやすさを考慮した装備の数々は、同価格帯の他社チェンソーにも引けは取りません。

エンジンは規制前エンジンですので、癖がなく始動性も良好です。
ホームユースから、セミプロユーザーまで幅広い方にお勧めできる1台となっております。