ここ和歌山は日差しはさしていますが、雲がかかりスッキリしない天気となっています。皆さまいかがお過ごしでしょうか アグリズバイヤーボブです。
先日の大雨は大丈夫でしたでしょうか?なかなか、良いニュースがない昨今ですが今日も頑張っていきましょう。
今日のブログは、やまびこ刈払機SRE2730・RA3026のご紹介です。
先日のブログで、やまびこのSRE2430・RA3023シリーズについてご紹介させていただきましたが、今日のブログは26ccクラスのSRE2730・RA3026シリーズのご紹介になります。
こちらもRE2430・RA3023シリーズのモデルチェンジとコンセプトは同じで、エンジンに大きく手は加えられていませんが、熱耐久の向上と防塵性の向上、軽量化を重視したモデルチェンジとなっています。
エンジンは従来通りSRE2720シリーズでもおなじみ四流掃気シリンダ+マグネシウムクランクケースの組み合わせ。
軽量かつ高耐久に加えしっかりしたパワーと安定した性能を発揮します。リコイル始動も蓄力式iスタート搭載でゆっくり引いても、細かく引いても楽にエンジン始動が出来ます。
蓄力式スタートの場合は、引き力に対し、ダイレクトに反応するわけではないため、一気に早くロープを引ききろうとすると逆に重く感じたり、リコイルの破損にも繋がる場合があります。一定の速度でクランキングがおきるまで引っ張る、あるいは数回に分けて細かく引く(あくまでもリコイルを引っ張ることでスプリングを巻いて、その巻かれたスプリングがクランキングを起こしている)というような使い方を意識していただけるとダンパー式リコイルスタート方式の機械になれた方でも違和感なくお使いいただけるのではないでしょうか。
エンジンまわりのデザインは今回のモデルより一新。エンジンカバーとシリンダーフィンのクリアランスを見直す事により、冷却風の通り道に草などの異物が詰まりにくくなり、焼き付き等のトラブルのリスクを低減します。また、スイッチ配線やワイヤー類の取り回し部分には樹脂製のカバーを設置、露出を抑えたシンプルなデザインは、枝などへの引っ掛かりを抑え作業中のストレスを低減、スムーズな作業に貢献します。
エアクリーナー部分には防塵効果の高い「フラットパネル型防塵クリーナー」を採用、メッシュの細かいフラットなフィルターでダスト濾過性も向上しました。
軽量化の詳細に関しては、重量を部品単位で見直す事により、全体で約200gの軽量化に成功、クラストップレベルの軽さを実現しています。
特にファンケースの部分はSRE2230でも実績のある軽量ファンケースを採用。
細部にわたり軽量穴あけ加工を施した「マグネシウム合金ファンケース」を樹脂性素材で覆うことにより、必要な耐久性を確保しつつより軽くなりました。
SRE2730にも引き続きクラッチ内蔵のスプリングダンパーが搭載されエンジン・刃先から伝わる振動・衝撃を吸収し、作業への負担を軽減します。
クラッチは引き続き大口径タイプ(φ58)を採用で、トルクをしっかりシャフトに伝えます。
ドライブシャフトにも若干手を加えられており、従来に比べ必要な耐久性を確保しつつ軽量化されたドライブシャフトに変更され、また、ギヤケース新型の軽量タイプ(4ベアリング)に変更されています。
こちらもSRE2430同様、3軸合成値の値は少し大きくなってしまいましたが、それでも200gの軽量化の効果は大きく、作業者の疲労軽減に効果を発揮します。
刈刃下部に取り付ける安定版は従来モデルより引き続き「ジズライザー」を採用。耐摩耗性に優れ、刃先を地面に付けて滑らせながら作業ができるので作業時の負担が減らせます。
今回のモデルは、ループハンドル仕様を使用しましたが、やはり200gの軽量化というのは影響が大きく、特にループハンドルやツーグリップハンドルのような腕に負担のかかり易いハンドルタイプの場合は、作業終了時の疲労感がかなり違ってくると思います。
バランスに関しても問題なく、純正の替刃では違和感は感じませんでした。
ただ、SRE2430・RA3023同様、クラッチミートの瞬間にスプリングダンパーの動きが従来機に比べ若干大きくなっているように感じました。中速~高速へのアクセル開度の調整では影響がほとんどありませんが、クラッチインから中速への移行時に振れるような振動が出ます。
これはダンパーシャフト搭載刈払機の宿命みたいなもので、特別やまびこの機械がひどいというわけではありません。刃先からの衝撃を吸収してくれていると考えればある程度はしょうがないのかなと思います。
RA3026シリーズ
SRE2730シリーズの兄弟機に当たる新ダイワブランドのRA3026シリーズも今回モデルチェンジを果たしました。
基本的なコンセプトはSRE2730シリーズと大きくは変わりませんが、スロットルワイヤの取り回しは伝統の「ストレートボールデンケーブル」を採用していますね。
共立がアクセルワイヤをエンジン下でつないでいるのに対し、新ダイワはスロットルレバーからキャブレターまでを一本のアクセルワイヤーで繋いでいます。これによりトリガースロットル操作でのレスポンスが向上します。
また、ハンドル形状は人間工学に基づいた握りやすいユニバーサル形状を採用しています。
安定板も従来機と変わらず、金属製を採用しています。
また、リコイルスタート方式はベーシックなダンパー式リコイルスタート方式を採用しています。
やまびこが新しく発売しました、クラストップレベルの軽さを誇る刈払機SRE2730シリーズ・RA3026シリーズをどうぞよろしくお願いいたします。
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