無マルチ潅水の必須アイテム！！水平 & 広範囲の潅水チューブ！

こんにちは！
アグリズバイヤーのダニーです。

4月も半ばにさしかかりました。
ここ和歌山の南部では桜もけっこう散ってしまいました。
全国的に今年の桜の時期はけっこう寒くて、雪が積もった中で花見をするって言う地域もあったようですね。

雪の中で見る桜も、あまり見る機会もないと思うので見れた方はラッキーだったのかなと思います。

さて今回ご紹介するのは、マルチシートを被せない畝に最適な潅水チューブのご紹介を行います。
それではさっそくご紹介していきます。

まず最初の商品はこちらです。

こちらの商品は畝の真ん中に設置して、そこから横へ散水する商品で「霧のような散水」で、畝全体を優しく包み込むイメージです。
また100mもの長さを均一に散水することが出来るので、作物の生育にムラが出ず、安定して収穫することができます。

散水幅は、上図の通り2.0m～2.5mとなっています。

そして、散水の高さなんですが、なんと30㎝前後とかなり水平に近い感じで散水してれます。
これによって、作物の花や葉っぱを濡らしにくくする効果があります。

花や葉っぱを濡らしてしまうと、そこが腐ってしまったり、そこから病気になってしまう可能性があるので、この花や葉っぱを濡らさないと言うのは非常に重要なことなんです。

構造は上図の通り、片側20㎝ピッチの10㎝千鳥となっています。

適正圧力は0.10～0.20Mpaとなっています。
もしこれ以上の圧量をかけてしまうと、チューブの破裂につながってしまうので、この範囲でのご使用をお願いします。

上図はこの圧力で使用していただいた場合、1mあたりどれくらいの潅水量があるかです。

長さが長くなるにつれて、少しずつ水量が減っていますが、極端に減っているわけではないので、長さが長くなってもほぼほぼ一定の散水量が出ているのがわかりますね。

ミストエースダブルウィングを実際に使用してる映像はこちらです。　↓　↓　↓

続いてご紹介するのは、今ご紹介した商品の片側噴霧バージョンになります。

こちらです。

上の図を見ていただくと、チューブの片側から水が出ているのが分かりますね。

散水幅は1.2mと、ダブルウィングの約半分ほどになっていていますが、潅水量は平均、0.85～1.0 L/分・m　となっているので、潅水量に関してはほぼ変わりなくって感じです。

散水イメージはこんな感じです。

まずは上から見たイメージですです。　↓　↓　↓

次に横から見たイメージです。　↓　↓　↓

そこで気になるのが、なぜ潅水チューブを中央に置かず、畝の端に置くのかってところですが、これにはしっかり理由があるんです。

それは、潅水チューブを畝の真ん中に置いてしまうと茎の伸長を阻害してしまう恐れがあります。
それがこのサイドラインだと、畝の端に設置できるため茎の伸長を阻害することなく安心して潅水することがわけです。

いかがですか。
なかなか工夫された潅水チューブですね。

下記は実際にアスパラの栽培で使用している動画になります。

いかがでしたでしょうか。
マルチがない場面で使用する潅水チューブ。
畝の中心、もしくはサイドから潅水する際にはぜひ使っていただきたい商品となっております。

現在潅水チューブでお悩みの方、ぜひアグリズの潅水チューブをご検討されてはいかがでしょうか。

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