毎度です!
お久しぶりのアグリズバイヤークリスです!
先日まで仕事で中国に1周間ほど行っていたのですが、その時に風邪をひいてしまいまして。
熱は無いんですが、ひたすら喉が痛いという。
なんですかね? これほんとに風邪ですかね? 未知の病気じゃ無いですよね??
ちょっと心配なクリスです。
さてさて、今回はタイトルにもあるように共立の乗用モアRM981A/Kのご紹介です。
このRM98x系って、シリーズとしてはそんなに新しく無い系統なんですが、先日何の気無しに現行のRM981A/Kのページを眺めていたらですね、この機械の良さに気付いてしまいまして。
調べれば調べるほどその魅力に引き込まれ、これはぜひお客様に紹介しなくては! と思い今回のブログで掲載することにしました。
さてさて、まずは僕がこの共立RM981A/Kに最初に感じた魅力を一言で表したいと思います。
「え、何これこの価格でいいの!? コスパ高くね?(お買い得過ぎない?)おお~、カワサキの22馬力エンジン積んでんじゃん! うそ、ヘッドライトはLEDでシガーソケット電源標準装備? ナイフデッキの洗浄機能まで搭載!?」
です。
え? なに?
一言で表せて無いじゃんって??
そうなんです、
RM981A/K、魅力が一言では収まらないんです!!
とう言うことで詳しく見ていきましょう!
共立RM981A/Kの魅力とは!?
本命登場!
熟成されたパフォーマンスが、新たなステージへのいざなう。
って、これやまびこのカタログに掲載されている謳い文句なんですけどね。
最初は僕も「大げさだなぁ」って、
「ちょっと自分に酔ってる系のキャッチコピーだよねぇ」って、
一歩引いて見てたですが……いやいや、これ大げさではなかったです、はい。
やまびこさんごめんなさい。
ではその熟成されたパフォーマンスってのがどういうことなのか細かく見ていきましょう。
エンジンは22馬力のパワフルなカワサキ FS651Vを搭載!
カワサキ製の排気量726cc、V型2気筒の4サイクルエンジンFS651Vを搭載!
フゥ~!
Vツインエンジンですよ、Vツインエンジン!
あまり車では馴染み無いですがバイク業界ではVツインエンジンは割とポピュラーですよね!
かの有名なハーレーダビッドソンはVツインエンジンが売りのバイクメーカーですし、ホンダやスズキにもVツインエンジンのバイクが沢山あります。
Vツインエンジンは、農機具でよく使われるシングル(単気筒)エンジンよりも振動も少なく作れるので、乗用モアーに搭載した場合にはシートやハンドル等体が接する部分への振動が少なく、作業中も快適に使用できますね!
また、バイクやジェットスキーに乗らない方からすると「カワサキ」っていまいち馴染みがないかと思いますが、カワサキブランドを持つ川崎重工は、バイクやジェットスキー以外にも電車や大型船舶なども作っているすごい大きなメーカーさんです。
カワサキFS651Vの最高出力は22馬力で、乗用モアーとしてはトップクラスのパワフルさ!
パワフルなエンジンを搭載することによって得られる、力強い走行と刈取りはRM981A/Kの魅力の筆頭ですね!
機能がモリモリ! 性能満足!
このクラスの乗用モアーといえば、筑水キャニコムの「Heyまさお」シリーズが大変人気です。
当店でもHeyまさおシリーズは乗用モアーの中でもトップクラスの売れ筋人気商品で、共立RM981A/Kはどちらかと言うとその影に隠れがちな存在でした。
たしかにHeyまさおシリーズはパワフルかつ丈夫で高機能な素晴らしい1台です。ただ、価格が高いんですよね……いい機械なんですが。
そこで、改めてRM981A/Kですよ。
実はRM981A/KもHeyまさおに負けず劣らず高機能な1台なんです!
凄く機能が多いので、わかりやすく画像にまとめてみました。
まずは走行関係から!
RM981A/Kの最高走行速度は14Km/h!
いわゆるママチャリの平均的な走行速度が15Km/h程度らしいので、自転車で普通に移動するくらいの走行速度なんですよね。
「なんだ、その程度か」と思われるかもしれませんが、乗用モアでこのスピードナカナカ速いんですよ!
特に圃場が広くて移動が多いと従来型の乗用モアーだと移動が遅くて億劫ですが、このくらいスピードが出れば快適に移動できますね♪
さらに、車体そのものの重量バランスを見直した事により、従来の二輪駆動の乗用モアよりも斜面の上りに強くなっているのも見逃せません!
また、この手の乗用モアーの泣き所としてよく上がるのが、変速機の熱ダレです。
上位クラスの乗用モアーになればエンジンからの動力をタイヤに伝える変速機は「HST」と呼ばれる無断階に変速できるタイプが主流です。
ただ、従来型のHSTは長時間使用時に冷却が追いつかず、HSTオイルのリザーブタンクが溶けてしまったり、HSTの挙動がおかしくなったりと、熱の問題がつきものでした。
ただ、RM981A/Kではチャージポンプとオイルクーラーと言う2つの機構を組み込むことにより、熱に負けにくいタフな駆動系に仕上がっております!
圃場が広いユーザー様には嬉しい機能改善ですね!
お次は快適系機能!
乗用モアーを使っていて起こる、「不快なことベスト3」に入れても良いと思える位に厄介なのが刈り取り部の草詰まり。
刈り取った草がナイフカバー内で固まって詰まってしまい、ナイフの回転に負荷が掛かって上手く刈り取り出来なくなってしまう場合があります。
草詰まりが発生した場合には、一度エンジンを止めてナイフカバーを開け、手で草を掻き出さないといけません。
こうやって文字で見てる限りでも面倒そうな作業でしょ??
それがRM981A/Kはナイフカバーの形状を見直すことにより、刈草の排出性能をUP! 草が詰まりにくい構造になりました。
草詰まりに悩む乗用モアーユーザーからすると小躍りしたいくらいの良い改善ですね!
さらに、RM981A/Kは乗り心地の改善も行われています。
下位グレードの乗用モアーの場合、乗車姿勢が意外と窮屈で、長時間作業時には乗っているだけで疲れてしまいます。
身長が高い方だと、コンパクトモデルの乗車モアーに乗ると膝とハンドルが当たって運転に支障がでちゃうようなこともあります。
しかーし! 魅力あふれるRM981A/Kは違います!
ハンドルの角度と高さが任意に調整出来、またシートも前後にスライド調整可能なので、作業者の体格に合せて最適なポジションが選べるようになっているんですね!
コストカットで一番最初に切り捨てられてしまいそうな部分ですが、実際に使用する方にとってはすっごく重要なことですよね、これ。
さらに、座席シートは底面にサスペンションが付いており、機械の振動や地面の凹凸による衝撃を見事に吸収! お尻が痛くなりにくい設計です。
また、シート表皮はメッシュ素材を採用しているので、夏の暑い時期にお尻と背中がムレて不快な思いをする事も減りました!
ほんと、使用者に優しい設計で嬉しい限りですよね♪
最後に便利系機能!
最後に紹介するのは、便利系の機能です。
RM981A/Kには便利な機能も満載!
まず最初にご紹介したいのは「デッキ洗浄」機能!
使用後の乗用モアーのナイフカバー内は刈草でびっしり……。
この刈草は水分を含んでいるので、付着したまま長期保管すると金属であるナイフカバーが痛みやすいんですよね。
なので使用後はカバー内に張り付いた刈草を清掃してあげないといけないのですが、RM981A/Kには水道ホースをつないでカバー内を簡単に清掃できる機能が付いているんですよ!
面倒だった使用後の清掃がこれで一気に楽になりますね!!
続いて紹介したいのが、「12Vシガーソケット」の標準装備です。
個人的にこれ凄く便利だと思いますね!
自動車にも付いている12Vのシガーソケットが使えるので、そこから電源を取り出してスマホ、携帯電話などの充電もOK! 他にも12Vのシガーソケットに対応しているカー用品が使えるのは心躍る便利さですよね。あなたなら、どんなアクセサリー繋いじゃいます?
あとはナイフの交換時に便利なナイフカバーのワンタッチオープン機能や、フロントマスクに装備されたカッコいいLEDヘッドライトなんかも、小技が効いてて嬉しくなっちゃいます。
この性能と充実機能でお値段は……?
さて、ここまでRM981A/Kの魅力を、書いてる僕自身もちょっと引いちゃう位の勢いで紹介してきたのですが……。
わかってます!
ここまで読んでくださった皆さんの言いたい事はわかってます!
「でも、お高いんでしょう?」
ですよね!?
そうですよね、「良いものは高い」のが世の常!
こんなにパワフルなエンジンを積んで、駆動系もしっかり強化されてて、嬉しい機能が盛りだくさんの素敵な1台が高いのは当たり前の事です。
同等の性能・機能のモデルで考えると、どうですかね? 80万円くらい行っちゃいますかね?
いや、90万円は超えてますね。
僕が培ってきた農機具バイヤーとしての勘が、スタンドが、ゴーストがそう囁いてます。
「おい、これ絶対高いぞ」って。
「良いな!」って思ったらめっちゃ高い、世の中そんなもんです。
ということで、アグリズの販売価格をチェックしてみましょうか。
どうせ高いに決まっています。
そうに違いありません。
どれどれ?
アグリズで「RM981A/K」で検索っと。
あぁ、出ましたね。
プレミア保証付きのモデルと、保証無しのモデル。
価格を見てみましょうか。
はいはい、63万円ね。
高い高い。やっぱり高い。
……。
……??
?????
63万円?
63万円??
63万円!!
※価格は2018/10/25現在
この性能と機能で63万円!?
や、安すぎる!!
(なんだこの予定調和な小芝居……)
いやまあ、おふざけはこの位にして。
ホントこの性能と機能で63万円は価格破壊レベルで安いです。
同等クラスで2WDのHeyまさおが80万円位するので、そこと比較してもらえるとこのRM981A/Kが以下にコストパフォーマンスが高く、お買い得な1台かわかりやすいと思います。
RM981A/Kは駆動が2WD(二輪駆動)なので、急な斜面や足場の悪い場所ではワンランクグレードの高い4WD(四輪駆動)のモデルがおすすめですが、果樹園や一般的な平地の草刈りならホントこれおすすめです。
それはまぁ、頑丈さや走行性能の高さでいえば、RM981A/Kよりもグレードの高い筑水キャニコムHeyまさおCMX2402HCにはそれはもう敵いませんけどね。でも90万円クラスですし、CMX2402HC。
夏場は毎日背丈を超える草を刈り続けるようなハードな草刈りでなければ、RM981A/Kがホントにホントにおすすめです。
今までRM981A/Kは僕の中でまさおシリーズの影に隠れてしまってましたが、今回いろいろ調べてみて、価格面も含めて「ほんとに良い機械だな」って感じました。
乗用モアーの導入、買い替えにお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひこの共立RM981A/Kを候補に加えて頂ければと思います。
RM981A/Kが凄くいい機械なので、その分長ーいブログになりましたが、今回はここまで!
商品ページは以下のリンクからご覧いただけますので、ご興味の湧いたかたはぜひ。
共立 RM981A/K 乗用草刈機 乗用モア 【刈幅:975mm】
本命登場!新・ハイグレードモデル
【プレミア保証プラス付き】 共立 RM981A/K 乗用草刈機 乗用モア【刈幅:975mm】
本命登場!新・ハイグレードモデル
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