6月も半ばに差し掛かり、梅雨本番。みなさまいかがお過ごしでしょうか、アグリズバイヤー ボブです。
今朝、大阪を中心に地震が起きました。私どもの紀南地方への影響はほとんどなかったんですが、大阪市内の方では影響が大きかったようですね。今回の地震で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧と、被災された方々が日常生活に戻れるよう、お祈り致しております。
今回のブログは、ゼノアより新しく発売になった「ハイパーこがる」GZ2700T・GZ2800Tのご紹介です。
「ゼノアのこがる」の愛称で親しまれている、ゼノアの定番トップハンドルソーG2501T・G2551Tシリーズ。
基本設計はG250AVTが基準となっており、初登場は1996年頃でした。当時より基本設計を大きく変えることなく、熟成を重ね「安定した品質」と「コンパクトでありながらパワフルな性能」という基本がしっかり押さえられた同機は、長い間プロユーザーから農家様、ホビーユーザーに至るまで様々な方々に依然高い人気を誇っています。
現在でもその魅力は色褪せていませんが、様々な環境に対応する必要性や、安全対策、強力なライバルの登場などを受け新しくモデルチェンジをはたします。
G2501Tシリーズの後継機としてGZ2700Tシリーズが、G2551Tの後継機としてGZ2800Tシリーズがラインナップに加わります。
しばらくは併売されるようですが、いずれは新型へバトンタッチが行われます。
今回は、新しく発売になったGZ2700TとGZ2800Tのご紹介です。
G2501T・G2551Tが良く出来たチェンソーだったため、開発にはとても苦労したようですが、新型も中々侮れない出来になっていますよ。
G2501T・G2551Tのサイズ感と重量はそのままにエンジン排気量を25.4ccから27ccにパワーアップ、出力も10%以上向上しています。
エンジンはゼノアお得意のストラトチャージドエンジン(層状掃気エンジン)が搭載されハイパワーながら低燃費で環境にもやさしい仕様になっています。
新しくコンペンセーターキャブレターを作用。エアクリーナ内の気圧でメタリングダイヤフラムを制御することにより、最適な空燃比が保たれるため、エアクリーナのつまりによるエンジンのレスポンス低下が起こりにくく効率よく作業ができます。
(エアクリーナーのつまりによる影響を受けにくいというだけで、清掃等の定期的なメンテナンスは必要になりますのでご了承ください。)
エアクリーナーもノブ半回転ですぐにとり外しができ、メンテナンス時のわずらわしさが低減されています。
ダストフリー吸気システムやスロットル連動チョークに加え、キャップが開けやすく、本体から落下しないフリックアップタンクキャップやナット脱落防止機能(2023年9月に通常のナット仕様に変更されているようです、)など使い勝手の良い機能も新しく採用されています。
サイドアジャスター式チェンテンショナーは今回のモデルより若干変更されており、使い勝手が向上しています。
プロにはうれしい、2種類の吊り下げフック採用でガタつかずしっかりとマウントができます。
G2501T・G2551Tではオプション扱いでもあったチェンブレーキ(慣性作動式)を標準で搭載するなど、安全性にも考慮したモデルとなっています。ハンドガード部分は耐久性に優れた両持ちタイプを採用しています。
重量を上げることなく、チェンブレーキ(しかも慣性作動式)を搭載できたのは大きなポイントではないでしょうか?
搭載されるガイドバーは10インチのスプロケットノーズバーとカービングバー、12インチのスプロケットノーズバーとカービングバーの4種類。今回から8インチガイドバーの設定が無くなりました。
上記でご紹介したように基本的なコンセプトや仕様はは同じGZ2700TとGZ2800Tですが、異なる点もございます。
各モデルごとにご紹介させていただきます。
GZ2700Tシリーズ
パワフルなエンジンながら排気デコンプ+EZスタートの組み合わせで始動に掛かる引き力を大幅に軽減しているの、でリコイルもやわらかく引け、女性やお年寄りでも楽に始動ができます。
ハンドルは横向きにホールドしやすい中後傾ハンドルを採用、枝打ちだけでなく、薪作りやちょっとした小木の伐採まで、様々な用途に使い易い形状です。
どちらかといえば、農家さんや薪作りなどのホビー用途、エンジン始動が苦手な方や女性、ご年配の方にお勧めです。
GZ2800Tシリーズ
排気デコンプ無し、ハイコンプ仕様の硬派なエンジンと、トラブルの少ないシンプルなリコイルスタートの組み合わせのハイパワーな職人仕様です。
圧縮の掛りは解りやすいので、エンジン始動は難しくはありませんが、少しリコイルが重いのでエンジン始動が苦手な方や女性、ご年配の方は少し苦労されるかもしれません。
ハンドルは枝打ち作業時に特化した大後傾ハンドルを採用、作業時にハンドルが邪魔にならず、作業が捗ります。
林業家の方プロの造園業さんにおすすめです。
実際、G2700T、G2800Tともガイドバーを取り付けエンジンを回してみましたが、10インチ、12インチとも非常にバランスが良く取り回し易かったです。
アイドリング時の振動は若干大きく感じましたが、回してみると振動はほとんど気になりませんでした。
また、アクセルを入れた時の手にかかるブレるような動きがかなり抑えられており、狙いを定めやすく精密な作業が求められるプロにもお勧めできると感じました。
ゼノアの新型「ハイパーこがる」をどうぞよろしくお願いいたします。
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農家さんや薪作りなどのホビー用途、エンジン始動が苦手な方や女性、ご年配の方にお勧です。GZ2700Tシリーズ
【ゼノア】 GZ2700T-25P10 チェンソー チェーンソー 【10インチ(25cm)スプロケットノーズバー】 【25AP仕様】 |
【ゼノア】 GZ2700T-25P12 チェンソー チェーンソー 【12インチ(30cm)スプロケットノーズバー】 【25AP仕様】 |
【ゼノア】 GZ2700T-25CV10 チェンソー チェーンソー 【10インチ(25cm)カービングバー】 【25AP仕様】 |
【ゼノア】 GZ2700T-25CV12 チェンソー チェーンソー 【12インチ(25cm)カービングバー】 【25AP仕様】 |
林業家の方プロの造園業さんにおすすめです。GZ2800Tシリーズ
【ゼノア】 GZ2800T-25P10 チェンソー チェーンソー 【10インチ(25cm)スプロケットノーズバー】 【25AP仕様】 |
【ゼノア】 GZ2800T-25P12 チェンソー チェーンソー 【12インチ(30cm)スプロケットノーズバー】 【25AP仕様】 |
【ゼノア】 GZ2800T-25CV10 チェンソー チェーンソー 【10インチ(25cm)カービングバー】 【25AP仕様】 |
【ゼノア】 GZ2800T-25CV12 チェンソー チェーンソー 【12インチ(25cm)カービングバー】 【25AP仕様】 |
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