まいどです!
最近釣りに行った際に、お気に入りの釣り竿を折ってしまって意気消沈なアグリズバイヤー、クリスです。
新しい竿を買うチャンスを得たと、前向きに考えたいと思います(笑)
さてさて、お久しぶりのブログですね!
農繁期に向けてバタバタと動いておりまして、なかなかブログを書く時間が取れない状況が続いているのですが、そんな中どうしても、どーーーしても記事を書きたい新商品が出てきちゃったんですよねぇ~。
それがこちら!
共立の新型エンジンブロワー、その名もPB260!
低価格で人気を博した共立エンジンブロワーPB256の後継機種でございます。
実はまだ共立のメーカーサイトでも掲載されていない機械なので、もしかしたらこのブログが業界最速での公開になるかもですね♪
(共立公式ページの電子カタログには掲載されています)
それでは早速、開封~!!
旧型のPB256では先端の風管がラウンドノズルとフラットノズルの2種類が付属していましたが、今回からは標準のラウンドノズルのみの付属となります。
ちょっと残念ではありますが、これにもきちんとした理由があるんです。それはまた後ほど紹介しますね!
はい、中身はこんな感じです。本体と風管、プラグレンチと取扱説明書が内容物になります。
ではでは、組み立ててみましょう。
組み立てるとこんな感じです。
この角度だとすこしわかりにくいですが、ライバル機のゼノアエンジンブロワーHBZ260EZと同じくS字風管が採用されています。
さて、このPB260、なぜ今回のブログでどうしても紹介しておきたかったかというとですね……。
ズバリ「安くて高性能」なんです!
ここでライバルのゼノアHBZ260EZと比較してみましょう。
ライバル機種とPB260のスペック比較
共立 PB260 |
ゼノア HBZ260EZ |
|
重量 |
3.6kg | 3.9kg |
風量 | 12.8m3/min | 13.0m3/min |
風速 | 76.2m/s | 73.0m/s |
当店販売価格 |
29,800円 ※2018年3月23日現在 |
34,259円 ※2018年3月23日現在 |
まずは重量!
ライバルゼノアHBZ260EZとエンジン排気量は同じですが、300g軽量です。重量バランスの問題もありますが、基本的に手で持つ機械は作業の負担を考えると軽い方が良いですからね。1つPB260にアドバンテージです。
そしてブロワー選びで最も重要なポイントである風量、風速です。
風量はどちらもほぼ同等で、風速はPB260に軍配が上がります。風速が早いとゴミや小石、雨で地面に張り付いた落ち葉が飛ばしやすくなります。前述のPB260にフラットノズルが付属していないのも、この風速の問題で、メーカーさんの検証ではPB260にフラットノズルを取り付けると反発が強すぎて扱いにくくなるようです。
あとはおそらく単純にコストダウンの意味合いも強いのではないかと。
で、PB260の最大のポイント、そう、お値段です。HBZ260EZよりも軽量で能力も高いのに……安いんです! 共立さん曰く、開発にあたってゼノアさんのHBZ260EZはかなり意識したようです。
ただPB260も、正直にお話すると各所にコストダウンによる影響は見え隠れはします。
ハンドルグリップに帯電防止のラバーが無かったり、両手持ち用のアシストハンドルがなかったりと、細かい装備はバッサリと切り落として来ています。その分価格が大幅に安いんですね。
とはいえ基本性能はしっかりしていますよ!
次はもう少し細かい部分を見ていきましょう。
大事なポイント、エアクリーナーエレメント!
まずはこの手のホコリの多い環境で使う機械で真っ先に僕が確認するポイント、エアクリーナーエレメントです。
ブロワーのように砂塵を巻き上げるような機械ではここがしっかりしていないと、エンジンに砂などの異物を吸い込んでしまい、エンジンそのものが長持ちしません。
PB260はゴムベース付きのフェルトタイプのエレメントで、隙間なくエアクリーナーボックスに取り付けられているので、エンジンへのゴミの混入も少なく設計されています。
低価格帯の機械はここが結構心配な事が多いのですが、PB260については問題無しです。
新設計の大型ファンカバー!
ボディー側面の空気の取入口に新設計の大型グリド(カバー)が搭載されました!
じつはこれ結構重要で、ハンディブロワーって構造上本体の右側面か左側面に空気の取入口があるのですが、左側面に吸気口があると、右手に持って操作した時にズボンが吸い付いて吸気口を塞いでしまうことがあるんです。
もちろん吸気口が塞がるとエンジンにも負担が掛かりよくありません。
でその問題を解決すべくPB260では吸気口の外側に大型のカバーをつけることで、衣服を吸い込んで吸気口を塞がないような構造になっています。
従来型のPB256には無かった機構ですね!
らくらく作業のS字風管!
最近のハンディブロワーはこのS字風管を採用しているケースが増えてきましたね。
ご覧のとおり、風管がS字に湾曲しているのですが、これがなかなかのアイデアパーツでして。
写真では少しわかりにくいですが、風管の先端とハンドルの握りが同一線上に来るよう途中で湾曲させているんですね。
こうすることで風を吐出した時にハンドルグリップ向きに一直線に反発力が掛かるので、機体が左右に振られにくく、作業してても手が疲れにくいんですよね。
ほんとちょっとしたアイデアなんですが、実際に使用してみると手が楽なのがわかります。特にPB260クラスの能力の高いハンディブロワーならその差は歴然です。
共立からPB260の動画がアップされたのでご紹介しておきますね!
さてさて、いかがでしょう?
新しくなった共立のハンディブロワーPB260。現在当店にも商品が入荷して在庫がございます。
軽量・パワフルながら驚きの低価格が非常に魅力の1台に仕上がっておりますので、ブロワーの購入を検討されている方はぜひぜひこちらのPB260もよろしくお願いいたします!
共立 エンジンブロワー PB260 (ハンディブロアー)
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