まいどです!アグリズバイヤークリスです!
いやぁ、寒いですねぇ。歳を重ねる毎に寒さに弱くなっていている気がします。20代前半のまでは冬でも平気でバイク通勤出来てたのですが、最近はもうダメです。冬はバイクに乗ろうとすら思いませんもんね。
僕の愛車は今頃ガレージでホコリを被って居ることでしょう。もしかしたらバッテリーも上がってるかもしれません(汗)
さてさて、今回のブログは前回に引き続き粉砕機のお話です。
共立の自走式ウッドチッパー、KCMシリーズがモデルチェンジしたのでご紹介!
と、ちょっとその前に共立粉砕機の型式について少しおさらいを。
共立の粉砕機には「KC」で始まる型番と、「KCM」で始まる型番の2つの系統が存在します。
KCで始まる製品はマルチチッパーで、木材から草や藁まで対応しているモデルになります。
KCMで始まる製品はウッドチッパーで、草や藁などの粉砕には対応していませんが、その分木材粉砕の処理能力が高いモデルになります。
前回僕のブログで紹介したKC40は前者のマルチチッパー、今回ご紹介する新しいKCMシリーズはウッドチッパーですね♪
今回のモデルチェンジでは、型式が以下のように変更となりました。
KCM72A → KCM72Bにモデルチェンジ
KCM93 →KCM93Aにモデルチェンジ
KCM115BL → KCM115BLAにモデルチェンジ
KCM125DX → KCM125DXAにモデルチェンジ
Aが付いたりAがBになったり少しややこしいですね(汗)
今回のモデルチェンジでは搭載エンジンの変更が行われました。
すでに事情通のお客様ならご存知かと思いますが、昨年スバルが産業機械から撤退しちゃったんですよね。
そう、インプレッサやフォレスターなどの車で有名なあのスバルです。
もう少し詳しく書くと、富士重工が昨年社名をブランド名であるスバルに変更し、自動車部門へ経営資源を集中させる方針となりまして。
で、汎用エンジンを製造していた富士重工の産業機器部門が自動車部門に吸収されて産業機器からは撤退となったのです。
あ、余談のさらに余談になっちゃいますが、昔はスバルブランドの刈払機もあったんですよ!
奇跡的に画像が残ってましたw
スバルの自動車はイメージカラーが青ですが、産機部門はイメージカラーが黄色なんですよね。
なので刈払機もエンジンカバーに黄色が採用されていました。
閑話休題。話が逸れ過ぎました。
共立のチッパー、KCMシリーズではスバルのエンジンを採用しているモデルがございまして。
今回モデルチェンジする機種が正にそれで、搭載していたスバルエンジンが無くなってしまったのでエンジンが変更となり、モデルチェンジに至ったわけです。
スバルのエンジンからホンダもしくは三菱のエンジンへの変更になります。
基本的に搭載エンジンの変更のみのため、作業能力自体には変更ありませんのでご安心くださいませ♪
KCMシリーズの紹介のはずが殆どスバルのお話になってしまいました……(;´Д`)
ではでは今回モデルチェンジしたKCMシリーズについても少しご紹介!
クラスNo1のコンパクト設計!共立 粉砕機 KCM72B
KCMシリーズで一番小型のKCM72Bです。
小型といっても最大処理径が70mmと剪定枝なら充分処理できる能力になっております。
コンパクトな設計ながら駆動はクローラーなので不整地でも安定した走行が可能で、軽量コンパクトゆえ他のクローラータイプのチッパーよりも小回りが効き、なおかつ走行速度も早いのでフットワークの軽さも魅力です。
ホイール走行タイプのマルチチッパーと比べると価格は少々お高めですが、畑に持ち込んで使用するならやっぱりクローラータイプがおすすめです。
粉砕方式には叩いて砕くチッパー刃と削って砕くチッパー刃の二段粉砕方式を採用しているので細かく均一に粉砕できます。
コンパクトでも十分な破砕力!共立 粉砕機 KCM93A
KCM72Bより一回り大きいKCM93Aです。
最大粉砕径は90mm!一時間辺りの処理能力もKCM72Bより70%UPと大幅に高くなっているのでコンパクトなモデルでかつ処理速度の早いモデルをお求めの方におすすめです。
こちらもシュレッダー刃とチッパー刃の二段粉砕方式です。
ハイパワーエンジンでウンランク上の作業を実現!共立 粉砕機 KCM125DXA
KCM92Aの2クラス上のモデルです。
最大処理径は125mm!
このクラスになると投入口から粉砕室への粉砕物の送りにマイコン制御が採用されているので、経の太い木材や小枝を沢山投入しても適切な送り速度で投入してくれ、内部でのチップ詰まりや粉砕ミスが発生しにくい設計になっています。
またマイコン制御式は機械に負荷が掛かり過ぎないようコントロールしてくれるので、エンジンを始め各機関が機械制御よりも長持ちしやすいです。
投入口も非常に大きく取られているので剪定枝も一度に沢山投入しやすく、エンジンも通常よりワンクラスパワフルな機種を搭載しているので処理も早く、僕のイチオシモデルです。
ただ、このクラスになるとお値段の桁がいっこ変わるのが恐ろしいところです。
でも本当に価格以上に良い機械ですよ♪
ブロワ排出も下部排出も切替できる!共立 粉砕機 KCM130BLA
当店で取り扱っているチッパーの中でも最大クラスの粉砕機です。
最大処理径はなんと130mm!
チップの排出が上部排出と下部排出の2種類を使い分けれれるモデルです。
機械の足元にチップを堆積したい場合には下部排出を、トラックの荷台に堆積させたり、遠くに散らして飛ばしたい時には上部排出と作業に併せた使い分けが出来るのが魅力ですね!
こちらも送り制御は安心かつ安定のマイコン制御!
大量も木材粉砕にはもちろん、竹粉をフレコンバックに採取したい場合などにもおおすすめのモデルです!
1台売れると僕がオフィスで小躍りするくらいのお値段になっておりますが、モノはバツグンでございます♪
さてさて、今回モデルチェンジした新しいKCMシリーズはいかがでしたか?
え? なになに? いきなり高額なチッパーを購入するのはちょっと心配ですって??
ご安心ください、レンタル機もご用意しておりますよ!
共立 チッパー KCM122S(レンタル機)
処理径120mmクラスのKCM122Sです。
今回モデルチェンジしたKCM125DXBのひとつ下の能力のモデルですね。
まずはいちどこの122Sをレンタルでお試し使用してもらえれば、ご自身の作業環境ではもっと小型クラスの方が適しているのか、はたまたもっと高い能力が必要なのか、1つの判断基準になるはずです。
高額商品で購入に踏み切るにはなかなか勇気のいるチッパーですが、購入に迷われたらまずは一度お試しレンタルをオススメします♪
ということで、今回のブログはここまで!
ぜひぜひご自身の作業環境に合ったチッパーで快適作業を~!
農業機械・資材の最新情報、オススメ商品、
メンテナンスコラムなど情報盛りだくさん!
Twitter で農機具・農業資材のアグリズ(agriz)をフォローしよう!
Follow @agriz_shop