アグリズバイヤーのサムです。8月も終わりにさしかかり暑さもやわらぐかと思えば、、、ちょっと動いただけで汗が吹き出してきます。クルマのパーツを交換したいなと思っているのですが、もう2ヶ月くらい放置してます。その間にまた増えてきてしまったり。さすがにこの時期は外でジャッキアップしてアスファルトの地面に転がったりできないです。秋までパーツには眠っていただきましょう(笑)
シーズン真っ最中の電気柵ですが、アグリズの大人気商品である電気柵、アニマルバスターNSD-5に12Wソーラータイプが追加リリースとなりましたのでご紹介します!
通常の夜間運転では5Wでも問題ないのですが、昼夜連続運転で使用される場合や、梅雨や冬季などの日照時間の短い期間でも充電不足になりにくく、そのようなユーザー様にオススメのタイプとなります。
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下に写真を載せました。パネル裏面の取付金具はステンレス製でサビに強いです。12Wソーラーパネルは大きいので設置すると屋根みたいになって良いですね。ただ、重量があるのと風を受けやすいのでしっかりと固定して設置してください。もちろん地上より50cm以上は高い位置に設置しないと跳ね返りの雨水に当たったり、地面の湿気の影響を受けますので機械には良くないです。機械の底面には外部バッテリーコードを通す穴がありますのでそのあたりはお気をつけください。
今回、アニマルバスターの開発者である社長さんにあらためてNSD-5開発のきっかけと新たに12Wソーラータイプをリリースした理由について話を聞いてみました。
「アニマルバスターNSD-5の開発は、低価格帯のもっと良い電気柵が欲しいという声から始まりました。従来のリーズナブルな電気柵での欠点を徹底的に見直し、他社製の電気柵をお使いのお客様より意見を頂戴しながら試作を重ねました。
1.昼間の運転が分かるようにLEDの光だけでなく出力音を圧電ブザーというほとんど電気を消費しないブザーでお知らせし、LEDランプも従来の明るさでは運転しているかどうか分かりにくいという声がありましたので、少しでも明るくなるよう基板を改良しました。
2.電源である乾電池とバッテリーが同じ入力回路でも問題はありませんが、本来は乾電池とバッテリーでは最高電圧も違いますし、無くなるまで使う乾電池と途中充電するバッテリーでは、電圧の閾値や減電圧警告レベルも違います。また乾電池ではランニングコストが高くなるので、2ヶ月以上使われる方からはソーラー付の安価なタイプも要望されていました。そのため基本回路設計段階でソーラーパネル接続を前提としたチャージコントローラーとソーラー入力回路を取り入れ、接続端子も本体横の接続しやすい場所にターミナルを取り付けました。※この部分に自動車バッテリー用の端子を付けることも考えましたが、ソーラーパネルを優先としバッテリーの接続は本体下部から取り出すことにしました。
・追加リリースとなりました12Wソーラータイプは内部バッテリーに12Ahを採用し、従来品の5Wソーラータイプの9Ahバッテリーより25%電池容量が増えることで、1日当たりの電圧降下も抑えられ曇天が続いても出力維持されやすく、高い入力電圧が維持されることにより5Wタイプより高い出力が得られます。これは入力電圧と出力電圧が比例するためで、実際に12Vの入力電圧と13Vの入力電圧では約10%出力がアップします。※ただし入力電圧は最大14Vくらいまでで、15V以上の入力電圧を入れると基板が壊れてしまいます。」
いかがでしょうか?開発当初からソーラーや自動車用バッテリーでの使用を念頭に入れているので12Wソーラーの追加投入も想定内という感じですね。5Wと12Wを使い方で分類するとすれば、従来からの5Wタイプは昼間に充電して夜間のみのご使用に、12Wタイプは昼夜連続のご使用に適しています。私のオススメとしては、昼夜連続でご使用される場合は自動車用の12V28Ahバッテリーを接続する方法です。ですので外部バッテリー接続コード付きのセットもご用意しております。
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そしてこの12Wソーラー本体とFRP支柱やガイシ(クリップ)などの資材をセットにしたアグリズオリジナルのお買い得フルセットを距離別・対象動物別に一気に30アイテム作りました!内蔵バッテリーの有無、2段張り×100mから4段張り×500mまで100m単位でご用意しておりますので、お客様にピッタリのものが見つかれば幸いです。
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12Wソーラー仕様は現在のところアグリズ本店限定商品です。ご検討をよろしくお願いします!
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