毎度です!アグリズ店長のクリスです!
いやー!気づけばすっかり春の気候ですね!4月序盤はなかなか気温が上がらずホントに春は来るのかと心配になりましたが、ここ数日は日中ならシャツ一枚で過ごせるくらいの気温になってきました。
さてさて、春といえば防除のシーズンですが皆さんどちらのメーカーの動噴をお使いですか?
丸山? 有光? 共立? 動噴メーカーも色々ありますが、丸山製作所の動噴を使用している方が最も多いのではないでしょうか。
そんな人気者な丸山のセット動噴、当店で販売しているラインナップの中に「MS335EA」という型式の機種が存在しているのはご存知でしょうか。
このMS335EAですね、丸山のカタログを見てもらっても掲載されていないんです。近い型式でMS315EAやMS332EAはあるんですが、「335」は無いんですよ。
▼丸山のセット動噴カタログ
ほらほら、載ってないでしょ? (・∀・)ニヤニヤ
実はこのMS335EA、丸山製作所の正規のラインナップではない、「特注仕様」なんです!!
エンジンをはじめ基本的な構成は正規ラインナップのMS332EAと殆ど同じなんですが、吸水量を落として圧力を高めたモデルがMS335EAなんですね。
スペック比較 | MS332EA | MS335EA |
吸水量 | 24L/分 | 20L/分 |
最高圧力 | 3.5MPa | 4.0MPa |
吸水量が多い方が薬液を遠くまで飛ばしやすいんですが、反対に圧力が高い方が霧を細かく出来るんですよね。
水稲の防除なんかでは畦畔ノズルで遠距離まで飛ばすので大水量の動噴が必要なんですが、逆に野菜の防除(特に葉物)では細かい霧でムラなく散布できる圧力の高いタイプがオススメなんです。
もちろんかけられる最高圧力は使用するノズルによって決まりますが、ホースを伸ばせばその分圧力にロスが出ますし、地面の傾斜や凹凸でも降圧しちゃいます。目安として8.5mmのスプレーホースを平坦地で100m伸ばすとホース終端でおよそ1.0MPa降圧するので、例えばホース100mで必要圧力2.0MPaのノズルを使用した場合、MS335EAならまだ圧力に1.0MPaほど余裕があり、状況に合せて安定した噴霧を行なう事が出来るんですね!
さてさて、そんなMS335EAなんですが、特注仕様の宿命とでも言いますか……いつでもメーカーに在庫が有るわけでは無くてですね。
すみません、想定より売れすぎて当店在庫が先週の中頃から欠品しておりました!!!orz
勿論欠品は起こさないように綿密な計画を組んで発注はしてるんですが、今年はちょっと予想を超えて売れすぎておりまして。嬉しい悲鳴ではあるんですが、やっぱりバイヤーとしては人気商品が欠品すると次の入荷までソワソワするんですよ。
でもそのソワソワも解消されました!
丸山製作所さんがめちゃめちゃ頑張って生産してくれて、本来今月末頃の入荷を予定していた追加のMS335EAが少量ではありますが無事アグリズに入荷!
工場や物流に掛け合って納期を前倒ししてくれた丸山製作所のアグリズ担当営業さんにはもうホント感謝です!
好評の丸山純正の撹拌機のプレゼントも継続中です。
セット動噴の買い替え、新規購入をご検討中の方は是非!
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