アグリズお勧め草刈機特集その③

早い物で、4月も中旬にさしかかろうとしています。みなさまいかがお過ごしでしょうか？アグリズバイヤー　ボブです。
昨日の雨風で、せっかく咲いていた桜が散ってしまったところもあるのではないでしょうか。桜は綺麗ですが、儚いものですね。でも桜が終わると気温も上がって一気に暖かくなってくる印象ですが、気温の差が大きくなりやすい時期でもあります。みなさまも体調には十分ご注意下さいませ。

今回のブログは、アグリズお勧め草刈機のご紹介その③として、アグリズがお勧めする草刈機をピックアップしてご紹介します。

昨年の秋にモデルチェンジを行い新しくなったBCZ275シリーズ。ゼノアが誇る本格山林用の刈払機として、たくさんのユーザーより高い評価を受けていたBC27シリーズを先代にもつ同機ですが、BCZ27シリーズになってからは苦戦の連続でした。
BCZ27シリーズにモデルチェンジを行うにあたり、ストラトチャージドエンジンを新しく搭載しましたが、安定性の部分で大きく苦戦いたしました。
BCZ275シリーズの先行機にあたるBCZ270・BCZ271シリーズとも、パワーは十分出ていましたがある程度慣れていらっしゃる方はともかく、安定性の部分で初めて使う方にはなかなかお勧めしづらい機械ではありました。
しかしながら今回のモデルチェンジにより、「安定性」の部分がかなり改善されたBCZ275シリーズは耐久性とパワー、重量バランスを兼ね備えた刈払機として、初めての方にもお勧めできる商品となっています。

BCZ275シリーズは本格山林用の「プロ用刈払機」ですが、特に扱いが特殊になると言うことはありません。「使いやすさ」に加え耐久性とパワー、重量バランスを高い次元で追求した機械が「プロ用刈払機」なのでむしろ使いやすく感じていただけると思います。
畑や家の周りの草だけでなく、自宅林の管理をしないといけないような方やちょっと頑固な草を処理したい場合などに活躍してくれます。

キャブレターのセッティングと排気系の見直し及び点火コイルを変更することで、始動性と始動直後の加速性の改善に加えパワーアップした新型ストラト・チャージドエンジンを搭載しています。パワフルでありながら、低燃費で環境にもお財布にもやさしい一台です。
高圧縮で排気デコンプ無しの硬派なエンジンになりますが、EZスタートを搭載しているので、エンジン始動も楽に行えます。
ゼノア特有のよく回るエンジンで高速までしっかりまわります。回転さえ上げていただければワンクラス上のBCZ315にも匹敵するパワーが出ています。

耐久性の必要なクラッチハウジング（ファンカバー）部分はマグネシウムダイキャスト製ですので、ナイロンカッターとの相性も抜群です。
エアクリーナーは従来のウレタンドーナツタイプから、防塵性能にすぐれたパフ剤のフラットタイプに変更、加えてキャブレター上部には、ダストカバーが標準装備になりました。塵や埃によるエンジンのトラブルを未然に防ぎます。
ナイロンカッターユーザーにはうれしい改善ですね。

通常の防振機構に加えダンパシャフトにより作業中の振動が伝わりにくい操作棹、材質はアルミパイプより約1.5倍の高い強度を誇るジェラルミンを採用することにより軽量でありながら高耐久、見た目にも鮮やかな赤色のパイプは高級感に加え、他のモデルと一線を画す存在感があります。

ギヤケースは、4ベアリングタイプで耐久性も抜群、草の巻付を低減し快適に作業ができます。

操作スロットルは操作が簡単で、作業者の負担が少ないSTレバーを採用。
①のアクセルレバーでアクセル開度（エンジン回転の高さ）を決め、②のレバーを握ると①で決めたエンジン回転の高さまでエンジンが回転します。②のレバーを離すとアイドルに戻ります。
①のレバーでアクセル開度（エンジン回転の高さ）を固定できるので、レバーから手を離しても回転を合わせなおす必要がなく、使い勝手に優れます。
両手ハンドルモデルのみ通好みのトリガーレバー仕様の設定がありますが、特にこだわりが無いのであれば、通常のSTレバーでよいと思います。