恐らく現時点で世界一軽いのでは？やまびこSRE2230・RA3021シリーズ誕生です。

エアコンなしでもすごせる日々が少しづつ増えてきましたね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。アグリズバイヤーボブです。

お花見の季節ですね。ここ和歌山では場所によっては開花が始まっています。私はどちらかと言えば「花より団子」の方なんですが、それでもきれいに咲いた桜は見ごたえがありますね。特に夜桜が好きですが、まだ夜はちょっと寒いでしょうか？久しぶりにお花見なんていいかもしれませんね。

今回のブログは、やまびこ期待の超軽量草刈機SRE2230/RA3021シリーズのご紹介になります。

先日、（株）やまびこより2種類の刈払機が発売になりました。
共立ブランドでは、SRE2230シリーズ。新ダイワブランドでは、RA3021シリーズとして新しく販売された両機種は兄弟機にあたり、エンジンカバーのデザインとハンドルの形状、カラーリングなど細かい点で違いはありますが、基本的な仕様はほぼ同じとなります。
刈払機にとって、重量が軽いという点はメリットも大きく「重量」で刈払機を選んでいるお客様も多いと思いますが、やまびこSRE2230、RA3021は「軽さ」を徹底的に追求したモデルで、私が知る限り、2017年4月現在販売されている多様なエンジン式刈払機の中で最も軽い刈払機になります。

クランクシャフトやクラッチ部品などのエンジン構成部品をグラム単位で見直し、従来モデルのSRE2220・RA2121シリーズから大幅な軽量化に成功、その重量は、ツーグリップハンドルタイプで、3.3kg、ループハンドルタイプで3.4kg両手ハンドルタイプでも3.5kgと驚異的な「軽さ」を実現しています。

従来型のSRE2220・RA2121シリーズには「ECO」エンジンが搭載されていましたが、重量を徹底的に見直すにあたり、触媒を外したエンジンを搭載。「ECO」エンジンではなくなってしまいましたが、排出ガス規制対応技術を採用することにより、燃費性能を大幅に改善した軽量・コンパクトの新エンジンとなっています。こういったコンパクトモデルの場合、樹脂で作られることの多い、ファンカバー部には、細部にわたり軽量穴あけ加工を施した｢マグネシウム合金ファンケース｣を採用、それを樹脂性素材で覆うことにより、必要な耐久性を確保しつつ、軽量化を行っています。

エンジンを実際に手にとって眺めてみると、主要な部分以外は金属ネジを使わないような工夫があったり、細かい部分での作りこみの高さに感心しました。「部品をグラム単位で見直した」と言う事実に偽りは無いと感じます。

ただ、ファンケースを覆う樹脂カバーはかなり薄く作られているので、衝撃などによる破損には注意が必要かもしれません。
作業中の振動対策としては、樹脂性素材を用いた「防振クッション」とクラッチ内蔵のスプリングダンパーを搭載。エンジン・刃先から伝わる振動・衝撃を吸収し、作業への負担を軽減します。
エンジンの始動にはコイルダンパー式iスタートを採用。エンジン始動に自信のない方や女性でも楽にエンジン始動ができます。

軽量化はエンジン部分だけではありません。操作棹の全長を5cm短く設計、さらにギヤケースの刈刃受け金具の軽量化と小型樹脂性安定板（ジズライザー）の採用により先端部の軽さを追求、耐久性を落とす事無く軽量化に成功しています。作業時のすべりの良さと、軽い取り回しでストレスなく作業ができます。
エンジンが小さいため、ナイロンカッターの適正はありませんのでチップソーもしくは金属刃でのご使用をお願いします。

操作スロットルは任意の回転の高さを固定でき、レバーから手を離すと自動でアイドリングに戻るツインスロットルタイプ。
①のアクセルレバーでアクセル開度（エンジン回転の高さ）を決め、②のレバーを握ると①で決めたエンジン回転の高さまでエンジンが回転します。②のレバーを離すとアイドルに戻ります。
エンジンのストップスイッチも手元に設置されているので緊急時も素早くエンジンを停止可能です。

共立ブランド、新ダイワブランドともハンドルは両手ハンドルタイプ、ループハンドルタイプ、ツーグリップハンドルタイプの3種類からお選びいただけます。
ただ、両手ハンドルの形状はそれぞれ異なっており、共立ブランドのSRE2230UTは通常の左右非対称ハンドルタイプ、新ダイワブランドのRA3021-UTは左右非対称のユニバーサルハンドルタイプとなっております。

金属ハウジング採用でありながら、同クラスの他社モデルと比較してもトップクラスの軽さを誇るSRE2230・RA3021シリーズ。

とにかく軽さ重視の刈払機をお探しのお客様にお勧めの1台となっております。

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