これから、農機具を始めて使ってみようかな?と考えている、そこのあなたへ!
前回の記事では、農機具の燃料ってどうやって選べばいいのか?
について書かせていただきました。 (まだ読まれていない方は、コチラ)
今回はそちらの記事を踏まえて、
次に
・どこで買え
・どのように作るか
・取り扱う時の注意点
について、ご覧ください。
①混合オイルについて知ろう!
ホームセンター、アグリズには、2サイクルエンジン用オイルが販売されており、選ぶ際にチェックしたいのはオイルの規格。
エンジンオイルには「JASO規格(日本自動車技術会規格)」があり、 現在は3種類のFB、FC、FDグレードに分類されていて、順にグレードが上がっていきます。
現在販売されているエンジン式草刈機及びチェンソーはほとんどFCグレード以上を推奨していることが多いため
特にこだわりがなければ、FD級のオイルを使うのが機械にやさしいです。
またオイルには、50:1や25:1、40:1、100:1などの物があります。
最近の農機具は50:1を使う場合が多く
25:1のものよりも、不純物が残らず故障の原因にもなりづらいので、効果的です。
・ホームセンター
・アグリズ(農機具店)
・ガソリンスタンド内に販売されていることもあります。
使用可能期間ですが、未開封であれば2~3年程度持つと言われておりますが
開封後は直ぐに使う事が望ましいでしょう。
・既成されたものを買う
・容器を使って混ぜる
混合油を作るための専用の混合容器は、小さなポリタンクのような形をしています。中が仕切られており、ガソリンとオイルをひとつの容器の中で別々に計量できる仕組みです。
それぞれの量を量り、蓋を閉めてしっかりと混ぜ合わせれば混合油の完成です。
混合油は、使用する機器に合わせてガソリンとオイルの配合比率を変えます。たとえば「50:1」の配合比率なら、ガソリン50に対してオイルを1混ぜ合わせます。
配合するたびに計算するのは面倒なので、以下の量を参考にしてください。表示はすべてガソリン:オイルです。
50:1=1L:20ml
2L:40ml
3L:60ml
4L:80ml
5L:100ml
あまり、量を利用されない方であれば、100mlのオイルの購入されると良いかもしれません。
換気が良く、日の当たらない涼しい乾いた所であればオイルは、2年間持ちます。
ご自身で、オイルとレギュラーガソリンを混ぜられる場合、ガソリンは傷みやすいので注意が必要です。
燃料劣化による故障などのトラブルは多いので注意してください。
ですので、必要な分だけ作り1か月で使い切るのがいいと思います。
また目安としてですが、一般的な刈払機は0.65Lのタンクを搭載していることが多く、使い方にもよりますが、フルスロットルでエンジンを作動させ続けて1~2時間の使用時間というところでしょうか。
ですので、数日間レンタルで使用される程度であれば、既成の混合缶を用いるのが良いでしょう。
自家用車などと同様に、ガソリンスタンドでレギュラーガソリンを給油してもらってください。
給油の際は携行缶が必需品です。
ガソリンは、灯油用などのポリ容器には入れられません。
携行缶へのガソリンの詰め替えは、基本的にガソリンスタンドの従業員の方が行います。セルフのガソリンスタンドでも、従業員の方がいるので依頼する、ないしは、立ちあってもらい、使用目的も必ず伝えましょう。
また、令和2年2月1日より、ガソリン購入時には
「本人確認」「使用目的の確認」「販売記録の作成」
が義務付けられています。
ガソリンスタンドではこれらのチェックがあるので、「身分証」も必ず持って行きましょう。
空気に触れる、温度の上昇は酸化の要因になります。異物混合(水など)もNG。
機密性の高い容器(携行缶など)にいれ、換気がよく、日の当たらない涼しい、乾いたところで保管しましょう!
使用期限は2週間が目安ですので、早めに使い切った方が良いです。
主に3つのグレード(FB、FC、FD)があり、現在は主にFDが用いられております。
ホームセンターやアグリズのような通販サイト、ガソリンスタンドでも販売されていることもあるそうです。
また、用途や使用頻度に応じて、使い切れるだけの量を作り、劣化を避けましょう!
購入の際に、「本人確認」「使用目的の確認」「販売記録の作成」が義務付けられています。
ガソリンスタンドではこれらのチェックがあるので、「身分証」は必ず持って行きましょう。
酸化や異物混入を避けるためにも、機密性の高い容器にいれておくことがオススメです。
今回は、燃料の購入場所と取扱い注意点についてでした。
次回は、
・エンジンのかけ方
・その際に必要な安全装備
について書いていく予定です!
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