現在様々な外国からの輸入品、特に有名メーカーにはメーカー直営販売店と、並行輸入販売の2種類が存在します。 直営販売はその名のとおり、メーカーが製作した草刈機(刈払機)を販売し、また管理・補修などを行います。 並行輸入販売は、メーカーとはまったく関係の無い第三者が購入し、ネット通販などで販売する事です。 並行輸入品を買うメリットの最大のものは、価格です。 老舗のチェーンソーメーカー、ハスクバーナから昨年発売されたモデル135eを例にとって見ると、ハスクバーナ直営店では28,380円です。 しかし同製品の並行輸入販売最安値は24,500円程度と4,000円近い差があります。 万単位の大きな買い物をする時に、この金額差は大きな魅力になっています。もう一つのメリットは、日本に輸入されていないモデルが、手に入る可能性が高い事です。 海外で草刈機(刈払機)を扱う仕事をしていた人で、ずっと使っていたモデルを日本でも使いたいという人や、海外で気に入ったモデルを見つけたが、直営店では輸入の予定はなくて困っている、という人が平行輸入品を購入する場合が多いです。 直営店よりも平行輸入で草刈機(刈払機)を購入する人は、週末に雑草を刈る程度の人や、ある特定のモデルを探していて直営店では見つからないという人などが多いです。 |
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直営販売店やメーカーでは、平行輸入品の草刈機(刈払機)の購入をしないようホームページなどで注意を促しています。 その理由は複数あり、まず一つはパーツ交換の際に正規品が使えない場合がある事です。 平行輸入品は購入国の人が使いやすいように調整されていますが、直営販売店では日本人向けに細かく仕様を変更しています。 ですから、同じ品番でもパーツの大きさや規格が違って交換できない、という場合が発生します。 また、草刈機(刈払機)のメーカーによっては、購入時に専門の販売員が購入客に使い方の指導をするよう徹底している所もあります。 危険防止と安全のためですが、その指導がないまま日本製と同じように、または不適切に使うと、重大な事故を招く恐れがあります。 また、会社で平行輸入品を使って仕事をし怪我をした場合は、労災が降りない可能性があります。 今までは仕事で使っている正規品の中に平行輸入品があっても、事故が起こればどれを使用していたのかがはっきり分からないので、正規品使用中の事故と同じように労災が降りていました。 しかし、現在では平行輸入品を購入したために事故が起きた可能性があるとして、会社にあるチェーンソーの中に一台でも並行輸入品があれば、事故の際に労災がおりる事は非常に難しくなっています。 |
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430年近く続くスウェーデンの老舗メーカーのハクスバーナが作るチェーンソーは、チェーンソーといえばハクスバーナ、というくらいプロにも一般の人にも人気です。 ハクスバーナの直営販売製品で、プロ仕様の550xpは178,000円と大変高価です。 平行輸入品ならば10万円を切る製品も出てくるので、手頃なため正規品よりもそちらを選ぶ人もいるかもしれません。 しかし、大きな問題があります。それは平行輸入品は、直営販売店では修理をしてくれない事です。 一般向けの30,000円前後で買える製品は、最悪買い換えてもよいかもしれませんが、上に挙げたプロ仕様の製品を修理できないのでは結局無駄になってしまいます。 特に550xpは効率的な作業を極めるため、電子制御となっているので、チェーンソー修理専門店があったとしても、550xpを直せる店は少なく、またあったとしても修理代金が高くなる可能性もあり、トータルで考えれば、直営販売店で買った方が安かった、という事にもなりかねません。 また、公式ホームページでも注意しているように、平行輸入品の中には模造品が存在します。 手にとって見られない事を逆手にとって、外見は同じですが中身やパーツが脆かったり、パワーが弱かったりする製品をハクスバーナ製品と騙る業者が存在します。 草刈機(刈払機)を並行輸入で購入しようと考えている人は、再考をお勧めします。 |
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