刈払機取扱作業者安全衛生教育は、草刈機(刈払機)を安全に取り扱う方法や、点検・整備といった知識を得ることが出来る教育で、これを修了すると刈払機取扱作業者になることが出来ます。 仕事で草刈機(刈払機)を使用して対価を受け取る場合には、この刈払機取扱作業者安全衛生教育を修了している必要があります。 刈払機取扱作業者安全衛生教育を修了していなければ、国や地方公共団体などが発注する、道路や河川の維持を目的とした刈り払い作業に従事することが出来ません。 また、刈払機取扱作業者でない人が草刈機(刈払機)を使って業務を行った場合、問題が生じることがあります。 作業中の事故などでケガをした場合にも、労災保険が適用されないことがあるためです。 このような理由から、仕事で草刈り作業に従事する人は、刈払機取扱作業者安全衛生教育を修了していることが必要となります。 農家の方などが個人的に使用する場合には、刈払機取扱作業者安全衛生教育の修了が必須になる訳ではありません。 ただし、刈払機取扱作業者安全衛生教育は、安全に作業を行うために受けておいて損はありません。 費用的にも1万円前後の出費で受講することが出来るため、これから新たに操作を覚えたい方は、ぜひ受けておきたい講習です。 |
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刈払機取扱作業者安全衛生教育の受講内容は、学科と実技の二つに分かれています。 学科では、草刈機(刈払機)に関する様々な知識を学びます。 草刈機(刈払機)を適切に使うには、様々な知識が必要です。 各部の名称やその役割を知ることから始まり、点検や整備の方法などを学んでゆきます。 また、作業する上で安全のために配慮する必要があることや、長時間作業することによる振動障害についても学び、振動障害を予防するためにどのような対策をすれば良いかといった知識も得ることが出来ます。 また、労働安全衛生関係の法令などについても、学科の中で学んでゆきます。 実技では、実際に草刈機(刈払機)を使って、操作の方法などを学びます。 学科で得た知識を活かして実際に操作をしながら、点検の方法や作業の進め方などについて理解を深めます。 受講時間の配分は、学科に割り当てられている時間が長いのが特徴です。 学科の時間が5時間ほどあるのに対して、実技の時間は1時間ほどで完了します。 学科でしっかりとした知識を得た上で、実技に臨むようにしてください。 受講時間は合計で6時間ほどで完了します。 そのため、一日あれば刈払機取扱作業者安全衛生教育を修了し、刈払機取扱作業者になることが可能です。 |
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草刈機(刈払機)の適切な取り扱い方法などを学ぶ、刈払機取扱作業者安全衛生教育は、全国の教習所で受講することができます。 教習所といっても、自動車教習所とは違うので注意してください。 刈払機取扱作業者安全衛生教育を実施している教習所は、フォークリフトやクレーンといった重機などの資格を取得するために通う専門の教習所です。 具体的には、コマツ教習所や日立建機教習センター、コベルコ教習所などの教習所で、刈払機取扱作業者安全衛生教育を受講することが出来ます。 刈払機取扱作業者安全衛生教育を受講できる教習所は、自動車教習所ほどたくさんの場所にはありません。 しかし、全国の主要な都市であれば、一カ所は設けられていることが多いです。 そのため、住んでいる地域に近い教習所を選んで、受講をすることになります。 受講にかかる時間は、全体でも6時間ほどと短く、一日で修了することが出来ます。 自動車免許のように取得に何日もかかるわけではないので、これから草刈機(刈払機)を使い始めようと考えている方は、少し足を伸ばしてでも、受講されることをおすすめします。 草刈機(刈払機)の基本操作で必要となる知識は、長く使える知識が多いです。 そのため、一度刈払機取扱作業者安全衛生教育を受講しておけば、これから先、長く安全に草刈作業を行うことが可能です。 |
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