ガソリンや混合燃料など、草刈機(刈払機)の燃料を溜めておくためのパーツが燃料タンクです。 燃料タンクは半透明の樹脂で作られていることが多く、タンクの容量は連続駆動時間などにも影響してきます。 燃料タンクの容量は、搭載されるエンジンの排気量によって異なってきます。 概ね、排気量が大きくなるにつれて、燃料タンクの容量も大きくなることが多いです。 これは、排気量の大きなエンジンほど発生するパワーが大きくなり、それに伴って消費するガソリンなどの燃料が多くなることに関連しています。 具体的には、軽量コンパクトで初心者や女性でも扱いやすい20ccクラスでは、0.4L前後の燃料タンクが搭載されていることが多いです。 標準的な大きさの23ccクラスでは、0.5〜0.6Lの燃料タンクを搭載した製品が多いです。 パワフルに作業がこなせる26ccクラスの草刈機(刈払機)では、燃料タンクは0.6〜0.7Lを搭載したものが多くなります。 そして、プロや業者の方が愛用している30ccクラス以上になると、0.8L近いタンク容量の製品も存在します。 燃料タンクの容量は、大きければ良いというものではありません。 タンクが大きくなればなるほど、入る燃料の量も多くなり、重量の増加につながります。 燃料タンクの容量と、重量のバランスが大切です。 |
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草刈機(刈払機)を長期間使用しない時は、燃料の劣化などを原因とするトラブルを避けるため、また、火災などのリスクを減らすためにも、燃料タンクから燃料を抜き取っておくことが推奨されています。 では、具体的にどのようにして燃料を抜き取れば良いのでしょうか。 まず、4サイクルエンジンを搭載した草刈機(刈払機)の燃料を抜き取る場合は、エンジンオイルの給油キャップがしっかりと締め付けられていることを事前に確認してください。 エンジンオイルの給油キャップがきちんと締められていないと、燃料の抜き取り作業中にエンジンオイルが漏れだす可能性があります。 エンジンオイルの給油キャップが締められていることを確認したら、燃料の受け皿を用意します。 そして燃料の給油キャップを外し、草刈機(刈払機)を傾けて、給油口から燃料を取り出します。 一度タンクが空になったら、さらにプライマリポンプを押し、出てきた燃料を再びタンクから抜き取ります。 燃料の抜き取りが終わったら、燃料フィルターも針金などを使って取り出します。 燃料フィルターに汚れがないか確認し、汚れが見られる場合は、洗い油を使用して燃料フィルターをきれいにします。 汚れが著しい場合は、燃料フィルターの交換が必要です。 燃料フィルターを燃料タンクに戻したら、給油口のキャップを確実に締めて作業終了です。 |
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草刈機(刈払機)の燃料タンクは、軽量化のため金属ではなく樹脂製のものを採用している製品が多いです。 そのため、草刈り作業中に燃料タンクが硬いものとぶつかったり、移動中にアスファルトの上に落としてしまうなどの強い衝撃が加わると、燃料タンクが破損してしまう可能性があります。 メーカーとしても、簡単な衝撃では燃料タンクが破損しないように、配慮して草刈機(刈払機)を設計しています。 しかし、想定を超える衝撃などが加わった場合には、燃料タンクが破損してしまうケースもあります。 燃料タンクが破損した草刈機(刈払機)を、そのままの状態で使うのは大変危険です。 破損個所が燃料タンクの上の方であったり、破損が小さなひび割れ程度であれば、それほど燃料が漏れることはないかも知れません。 しかし、例えわずかな破損であっても、燃料が漏れ出したり、気化した燃料に引火して、火災や爆発の危険があります。 テープなどで補修して、そのまま使い続けたいと思われるかも知れませんが、危険を伴うので絶対にしないようにしてください。 燃料タンクが破損してしまった場合には、自分で何とかしようとはせずに、購入したお店やメーカーなどに依頼して、修理を受けるようにしてください。 |
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