草刈機で使用する金属刃にはいくつか種類があり、その種類によって使う用途も少しずつ違ってきます。 草刈機用金属刃の主な種類は2枚刃〜8枚刃という刃の数が違うものと丸鋸と呼ばれるノコギリ上のもの、笹を刈るための笹刈刃が存在しており、刃の数によって適応する草の種類も違ってきます。 刃の少ない2〜4枚刃のものは、刃の形状も6〜8枚のものとは大きくい異なり、円盤に四角い形状の刃が付いているというものが多いようです。これは柔らかい草や牧草などを刈るのに適しており、葉が少ないですし形状が特殊なため硬い草や密集した藪などにはあまり適していません。 逆に刃の多い8枚刃となると、柔らかい草はもちろん、密集した雑草などや多少の硬い草を刈る事も可能になっています。刃の形状も四角ではなく、円盤に沿うように鋭角な刃が付いているため、様々な用途に使用が可能になっています。 笹刈刃は非常に鋭利な刃がたくさん付いているため、ススキや笹といった硬い草を瞬時に刈り取ることに適しています。 丸鋸と呼ばれる形状のものは、草を刈るというよりは邪魔な雑木などを切るといった使い方が主な用途で、硬い密集した藪などの除去にも利用が可能です。 刃の数が増えればそれだけ硬い草木を刈ることが出来るようになるため、用途に応じて使い分けをする必要があるでしょう。 |
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草刈機用金属刃は、刃の数によって適応できる場所が大きく変わってくるわけですが、どのような場所に適用するのかを説明したいと思います。 まず3枚刃ですが、これは大型の四角い刃が3枚、円盤から飛び出るような形をしていますから、一度に広範囲の柔らかい草を刈り取ることに適している刃となります。 ただし刃の大きさが大きいため、草を刈るときの振動が大きくなりやすく、石などに接触すると刃が割れてしまうというデメリットもあります。広い場所や畑の周りといった場所での使用が最も好ましいでしょう。 4枚刃も3枚刃同様、柔らかい草を刈ることに適した刃です。4枚刃も3枚刃同様、使うときの振動が大きいため、取り扱いが少々難しいという一面があります。 3枚刃と4枚刃は他形状の刃と違い両面に刃があるという構造のため、切れなくなった場合裏返して使うことが出来るという大きなメリットもあります。 8枚刃は3枚刃や4枚刃と違い、刃の形状が大きなギザギザ上でしかも鋭利な形になっているため、柔らかい草だけでなく、雑草や密集した草原、多少硬い草なども刈ることが可能です。 葉の形が小さく8つ着いているので、3枚刃などと比べて振動も少なく、安定した草刈が可能になります。しかし片面しか刃が付いていないので裏返して使うということは出来ません。 笹刈刃は、8枚刃よりも大幅に刃の数が多く、しかも非常に鋭利になっているため、名前のとおり笹などの硬い草木を刈ることに適した草刈用金属刃です。 回転も安定していますし、石などに接触しても4枚刃のような刃割れを起こすことは少ないですから、比較的安心して使うことが出来る刃ではないでしょうか。 丸鋸刃は、ノコギリ状の刃が円盤に取り付けられているため、主に雑木などの除去に用いられることが多い草刈用金属刃です。ノコギリ状の形状のため、柔らかい草を刈るにはあまり適していませんから、使う用途を選ぶ刃だといえます。 |
草刈機の金属刃は使っていくと、必ず刃の切れ味が落ちて草が刈れなくなるという状況になります。そうなると刃を研ぐ、いわゆる目立てが必要になってきます。刃によって目立ての行い方が違いますから、刃にあった方法で切れ味を戻す必要があるわけです。 3枚刃や4枚刃はグラインダーを使って両面を削るという方法が最も簡単な目立て法です。この方法は短時間で切れ味を戻すことが可能になるのですが、ある程度の慣れや熟練が必要です。グラインダー以外だと、金属ヤスリで両面を削りながら研ぐという方法がもっともやり易いかも知れません。 8枚刃も3枚や4枚刃と同じくグラインダーを使う方法が一般的です。8枚刃専用目立て機と呼ばれる専用の機械も売られています。 グラインダーを一定の角度で取り付けて機械に刃をセットして一定間隔で回しながら刃を削り研ぐという方法なので、素人でも使い方さえ分かれば簡単に使用することが可能です。こうした工具が無い場合には金属ヤスリで1枚ずつ刃を研ぐという方法になります。 草刈機用笹刈刃は、グラインダーを使うことも出来ますが4枚や8枚と比べて刃の付き方が違うため、丸ヤスリなどを使って一箇所ずつ研ぐという作業になります。刃が大きく欠けてしまった場合、グラインダーで形を整え、丸ヤスリで研ぎ、アサリ割器という専用の器具で角度をつけていくということも必要になります。 草刈機用丸鋸刃は主にグラインダーで両頭を研ぎ、アサリ割器で角度を付けていくという工程になります。笹刈刃と似ていますが、刃の付き方が違いますから同じやり方では切れ味が大きく違ってくるので注意が必要でしょう。 |
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