田畑となると、まず刈るべき面積が広いというだけでなく年に複数回にわたって草刈作業を行わなければならないという特徴があります。 草を刈らずに放置すると草丈が高くなり、作物に対する日当たりが悪くなります。また、害虫の住処を造ってしまう原因になる場合もありますので年に数回は草刈作業が必要となります。 では、どういった草刈機(刈払機)がいいのでしょうか?この条件を考え合わせると、使う場所を選ばずパワーがあって伸びた草でもしっかり刈れるエンジン式草刈機(刈払機)がお勧めです。あと重量はできるだけ軽いものを選びましょう。特に田んぼの畦は取り回しが良くコンパクトなものがお勧めです。 長時間の草刈りになると、腕や肩への負担が無視できません。しかし草刈機(刈払機)はパワー(排気量)に比例して重量が重くなる傾向にあるので、長時間になるとその重さが大きな負担となってきます。長時間の作業を考慮し、かつしっかりしたパワーが欲しいという方は背負式草刈機(刈払機)を選択するのも良いでしょう。 背負式草刈機は肩掛式草刈機に比べ重いエンジンを背負うので肩にかかる負担が少なく、また、エンジンと操作棹がやわらかいフレキシブルシャフトでつながれているため、振動が少ないというメリットもあります。 ただ、欠点として比較的値段が高価であるという点と取り扱いの難しさの面から初心者の方には敷居が高いかも知れません。 |
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果樹園の草刈作業は広大な面積をいかに効率よく刈れるかということが条件となります。 大規模な果樹園だと刈払機だけでは対応が難しく、乗用や自走式の草刈機で主な作業を行い、一般的な肩掛式や背負式草刈機(刈払機)は大型の草刈機が入らないような狭い場所や起伏の激しい場所を補助的に刈るといった使い方が主になってくるでしょう。 状況により、周辺に生えてしまった雑木を切り倒すということもありえます。こうした用途には、パワーと取り回しの両立が求められますので、エンジン草刈機(刈払機)のスタンダードなエンジン一体型タイプが良いでしょう。手元重量と操作性を考えると、背負式も候補に入れたいのですが、果樹園という場所は起伏も予想されますし、枝の下をくぐる際に引っかかったりしないことも大事です。 総重量が軽く、かさばらない一体型が無難でしょう。上に持ち上げて使うことも考えて、ハンドルはループハンドルがオススメです。感覚的な部分も大きいので人によりますが、一般にU字ハンドルは平地で刈るのに適した形状で、ループハンドルはある程度平地にも起伏地にも対応がしやすい形状です。 起伏が多く、傾斜地なども刈ることを考えると、操作棹を傾けたり持ち上げて運用しやすいループハンドルが向いているというわけです。 |
自宅の庭や小規模の家庭菜園での草刈りは、基本的に平坦な小面積を刈ればよいのですが、その代わり周辺への音に気をつけなければいけないという制限がかかります。また、ご婦人など体力的にそれほど自信がない人が運用することも比較的多いかと思われます。こうした条件を考えるとオススメなのが、電動タイプの草刈機(刈払機)です。 電動タイプはモーター駆動で刈刃を回しますので、エンジン式草刈機(刈払機)に比べて格段に騒音が小さいという特徴があります。また、振動もグッと小さく、加えてエンジン式に比べて全体の重量が軽いため、ご婦人やご高齢の方でも扱いやすいという利点があります。 電源は、コンセントから直接繋ぐ有線タイプと、バッテリーで駆動するタイプとに分かれます。これはお庭や菜園の広さ、家との距離などで判断すればよいでしょう。 コード付きなら駆動時間を気にせず刈れて、本体も若干軽くという利点がありますし、バッテリータイプは取り回しに不便がなく、離れた場所でも使えるという利点が有ります。ちなみに近ごろは、バッテリータイプでエンジン式に迫るパワーを発揮する草刈機(刈払機)も出ています。 お庭だけでなく自宅周辺の草刈りもするというような人は、こちらをチョイスするといろいろな場所に広く使えてお得でしょう。最後に、刈刃は通常のチップソーに加えて、ナイロンコード刃を用意しておきましょう。事故の危険性が少なく、柔らかい草なら綺麗に刈れてしまいますのでオススメです。 |
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