防草シートあれこれAとして、防草シートを法面(のり面)に施工することができるかどうかという質問があります。 法面への施工は可能ですが、防草シートを法面に施工する場合には、傾斜が40度くらいまでといわれています。傾斜が40度を超える急な傾斜では、雨水などの流れ等でシート下の土が崩れてしまう危険性があるからです。 防草シートを道路方面に設置する場合は施工工事を行います。 流れとしては、まず、施工する法面などの施工箇所の除草と清掃と整地を行います。 防草シートは安全な平場部分を利用して、法面の長さに応じて、必要な長さに裁断しておきます。 そして、必要な長さに裁断したシートを施工法面に仮敷きし、位置や寸法の確認を行います。 その後、シート相互のジョイントを加熱して融着させたり、テープで接着させたりして接合し、シートの周囲部分の端末処理を行います。端末の処理はコンクリートなどへの加熱融着などで機械固定を行います。 また、シート全体を補強するため、ジョイント部をアンカーピンで固定します。最後に、シート端末部の浮きやジョイント部の接着などを点検し、点検後に引き渡しといった流れになります。 防草シートあれこれAとして、防草シートを法面(のり面)に施工することは可能です。 |
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防草シートあれこれAで、防草シートに植栽する時はどのようにするかということがあります。 防草シートに植栽する時は土にかえる 植栽専用草なしシートがおすすめです。 シートを敷く時にはまず草刈と整地を行います。その後、シートがだぶつかないよう引っ張って広げて設置します。 この時、一度にたくさん広げると風でめくれてしまうので注意します。次に、ピン穴の補強シール貼りを行います。ピン打設部分にあらかじめ補強シールを貼ってしっかり圧着し、ピン穴を補強します。その後、ピン穴補強シールの中心に止めピンでしっかり固定します。 シート設置が完了したら、植栽位置を決めます。植栽位置には印を付けて分かりやすくし、植穴に切り込みを入れます。裁ちばさみなどで、あらかじめ印をつけたところを幅10cmのT字や十字形に切りとります。 この時、大きすぎると雑草が簡単に出やすくなりますので、できるだけ小さめにします。そして、切り取った部分から、移植ゴテでポット苗と肥料が挿入できる植穴を掘った後、緩効性肥料と培養土を入れます。 最後に苗を植穴に挿入し、隙間の無いように土を埋め戻してしっかり押さえます。防草シートあれこれAで、防草シートに植栽する時はこのようにして植栽します。 |
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防草シートあれこれAで、防草シートと湿気についていえば、湿気の多い場所や日当たりがあまり良くない場所にはコケが生えているため、防草シートをそのまま敷けばシートにコケがつくようになります。 コケはじめじめした湿気の多い場所を好みます。コケが生えている場所に、防草シートを敷いてもコケを防ぐことはできません。 防草シートは雑草用のシートで、コケは雑草ではないためです。そのため、シートを設置する場合には、工事を行って下の土などを整備することが必要とされています。 また、防草シートを設置すると虫がわくという人もいます。 これは正しくありません。 防草シートを設置した後の状態は、防草シートを設置する前の状態と大体同じといえます。 湿気は気温と食べ物とともに、虫などの生育条件とされており、この3つがあるところは虫が生育しやすい環境となります。 その場所にもともと虫が多ければ、防草シートを敷いてもその下は虫が多く、その場所に、もともと赤土などがあって水はけがよければ、虫はほとんどいないといえます。 そのため、防草シートを敷く前には工事などを行って設置場所の環境を整える方法がとられています。防草シートあれこれAで、湿気の多い場所や日当たりがあまり良くない場所に設置する場合は、水はけを良くする工事を行って、コケが生育するのに最適ではない状態にすることが大切です。 |
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