防草シートのような農業資材を水田の水路に使用すれば、毎回草刈機などで作業するよりも時間の節約が出来て便利なのは確かです。 ただしいくつかの事には注意しておくべきでしょう。 まず、水路に使うという事は常時ぬれているということになるので、滑りやすい素材を使うべきではありません。 なるべく対滑加工されたものを選び、必要もなく防草シートの上を歩かないようにしましょう。 加えていかにシートが優れた農業資材であっても、水田の近くは最も雑草が生えやすいので準備は大事です。 一度完全に雑草などを排除したうえで、分厚いシートを使用しないと、草が突き抜けてくる可能性があるので注意するべきです。 また、車を利用する部分にシートがはみ出していると、巻き込んで事故を起こしたり、すぐにシートがダメになってしまうので、しっかりとカッティングしてはみ出さないようにしましょう。 間違えてちぎってしまった時などに備えて、余分にシートを用意して置いたり、補修用のテープをあらかじめ購入して置いてトラブルに備えるという事も大事です。 また、どんなに丈夫であっても日差しに当たる環境下では、半永久的に使えるというわけではなく、いずれ交換しなくてはいけない時が来るという事も念頭にいれておきましょう。 |
|
ダイオ化成の防草シートはコチラ! 高密度強力織物(綾織)シートでしっかり防草! 泥はね防止、ぬかるみ防止で農作業環境改善に! |
防草シートを水田の水路に使う場合、まず施工したい範囲の雑草を根こそぎ除去しましょう。 ここを怠るとせっかく設置完了しても意味がなくなってしまう場合が多いので、丁寧に作業していきます。 次に石や尖った不純物などを取り除き、極端なデコボコはならしていきましょう。 おうとつがあるままにしておくと、水はけが悪くなったり、シートが破れやすくなったりする可能性があるので、注意が必要です。 このような整地作業が終わったら、施工範囲の寸法を測り、防草シートをカッティングしていきましょう。 農業資材としては調整しやすいアイテムなので、裁ち鋏やカッターを使えば大丈夫です。 その後、シート同士を接合したうえで仮設置し、寸法に問題ない事を確認したら、アンカーピンなどを使って固定していきます。この時シートの淵を金物などを使って丁寧にふさいでいくと綺麗に仕上がりますし長持ちします。上記の工程がすめば、一応は完成ですが最後に、接合部分が外れていないか、しっかりと固定できているかなどをチェックし、問題があれば直していきましょう。 問題なければ特に加えてする作業は無いので完成です。農業資材の施工作業は、その後の効果や耐久度にもかかわるのでなるべく丁寧に作業していきましょう。 |
|
日本ワイドクロスの防草シートはコチラ! 高密度の強力織物シートだから耐久性・耐薬品性に優れ、地温の安定と保湿に大きな効果を発揮します。高い遮光性により、ハウス内や露地の防草用シートとして最適♪ |
水田の水路で防草シートを扱う場合、まず滑り止め加工しているものを選択するようにしましょう。 シートの上を歩く可能性がある場合、滑りやすいと怪我の元になるので非常に危険です。 また、防草シートは農業資材の中でも比較的安価ですが、その中でも安価な物を選択した場合、毎年取り替える羽目になってしまうので、なるべく丈夫なものを購入したほうが手間がかかりませんし、長期的に考えればコストも削減することができます。 また、水田での使用ということは、駐車場の砂利下などに使う場合と比べて劣化が早いので、廃棄処分の事も考えて購入したほうが良いです。 農業資材の処分は意外と大変なので、できれば燃やしても有毒ガスが出ないタイプを選択しておくと、自ら処分ができるので非常に楽です。 また劣化以外の原因でちぎれてしまったりする場合にそなえて、補修テープや余分にシートを購入しておくことも大事です。 穴が開いてしまった部分をそのままにしておくと、すぐに駄目になってしまいますし、雑草が生えてきてしまうので、早急にメンテナンスや補修が出来るように準備しておくのも大事な事です。 ちなみにどんなに丈夫であっても、シートの上を直接車が通ると破れてしまう可能性が高いですし、事故の危険もあるので注意しましょう。 |
|
デュポン社で開発した不織布ザバーンはコチラ! ザバーン240の強力タイプはスギナ、チガヤ、ヨシ、笹、セイタカアワダチソウ等の強い雑草でも抑制し、シート上に砕石を敷けば駐車場にも使用できます。もちろん車両がのっても大丈夫です。! |