防草シートを設置する場合、専用のアンカーピンを打ち込むことでしっかりと固定することができるわけなのですが、防草シートという農業資材に穴をあける事になるわけですから、場合によってはアンカーピンを打ち込んだ部分から、雑草が生えてきてしまうという事態もありえます。 専用のワッシャーは、アンカーピンだけを使うよりさらにしっかりと固定できるという事もさることながら、空けてしまった穴をワッシャーで覆う事になるので、防草効果を失う事もありません。 アンカーピンを打ち込む場合は、ハンマーでうちつけることとなるわけですが、先にピンをワッシャーに通し、それからシートにむけて打ち込むだけでいいので特に手間という事はありません。 ただし逆に言うと、あとからワッシャーを使いたいと思った場合は、一度ピンを抜かないといけないので非常に苦労します。 なので使用したいならば「いずれ問題になったら使おう」ではなく、最初から用意して施工に臨むべきでしょう。 ちなみにアンカーピンがコの字型なのか、L字型なのかによって必要なワッシャーが変わるかのようにみえますが、両方対応しているものも多いです。 (購入前にはしっかりと、確認してみてください。) |
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防草ワッシャーはポリエチレン製で、耐久性、柔軟性、衝撃性に優れています。 ピン固定部の保護、固定力向上として、また、ピンホール部を覆い締め付ける事により雑草を抑制し、シートの破断や破れ等を防止することができ、防草シート本来の抑制効果を維持する事ができます。NETIS登録工法(登録No.TH-080009-V設計比較対象技術)です。 防草ワッシャーには中央部に3つの窪みがあり、それぞれのピンを差込みハンマーで叩き込み固定します。 中央の大きい窪みはL型固定ピン専用穴で、両サイドの穴はコ型固定ピンを差込む専用の窪みです。 ピンの仕様により、打ち込み穴が変わります。 80mmの直径があり、シートを押し付けるため、シートのバタつきを防止し固定力をアップさせます。 |
防草シートをアンカーピンで固定する場合、何個のワッシャーが必要になるかと言えば、このような農業資材の効果を考えると中途半端にワッシャーを使ってもしょうがないので、少なくともアンカーピンと同数のワッシャーが必要になります。 基本的に適度に硬さがある土であれば、一メートル四方で4本程度アンカーピンを打ち込む必要があり、柔らかい土であれば5〜6本打ち込む必要があるので、100メートル四方であればアンカーピンとワッシャーは400本、柔らかい土の場合は双方ともに500-600本必要になるというわけです。 農業資材にかかるコストはこの辺りでも大きく変かしますね。 ちなみに施工中に誤ってピンやワッシャーを紛失させてしまったり、壊してしまったりする可能性もありますし、一部交換したいなという状況が今後生まれないとも限らないので、少し余裕をもって購入しておいた方が安心できることでしょう。 また、コの字型のアンカーピンで防草シートを固定する場合、一つのアンカーピンで二つの穴が開くわけですから、2倍の量のワッシャーが必要なのでは?と考える方も多いようですが、一つのワッシャーで対応できるものが多いので、コの字だからコストが二倍になるという事は殆どありません。 |
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防草シートを設置する場合、アンカーピンとワッシャーだけでは当然ながら設置できません。 そもそも防草シートを適した形にするには、専用の裁ちばさみがあった方が便利ですし、そうでなくてもカッターが必要となります。 またどの程度の長さになるか、どの間隔でアンカーピンを打ち込むか計算するうえでは、施工時には巻尺が必須となります。 (範囲を考えるとなるべく長く伸びるタイプの方が楽です。)そしてピンを打ち込むのは手で直接打ち込むわけではないので、ハンマーが必須。これは専用のアイテムである必要はないですが、打ち込む本数やピンの大きさから考えて大きなものよりも扱いやすいものであれば十分です。反対に大きくて重すぎるとピンを壊してしまったりする可能性があるので、注意が必要です。 また、万が一防草シートが破れてしまったりという場合を想定するならば、専用の補強テープも重要な存在。 補強を考えた場合、普通のガムテープなどでは不十分なので、専用の農業資材を用意する必要があります。 このように農業資材としては比較的安価なシートも、設置する段階ではいろいろな工具や部品が必要となってくるので、しっかりと準備してから施工に挑むと良いでしょう。 |
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