防草シートを固定する場合に必要となるのがアンカーピンです。基本的に防草シートは雨風にさらされることも多く、しっかりと固定しないと、めくれてしまったり十分な効果がえられなかったりするので、しっかりと固定する必要があります。 アンカーピンはいわば、固定するための専用ピンなので、とても便利であり、しっかりと使用方法を守れば、並大抵のことでは外れず農業資材としては非常に重要なアイテムとなります。このアンカーピンを使って固定する場合、ピン単体でも固定することは可能ですが、専用のワッシャーを使う事で、より安定して使う事が可能になります。 ピンを打ち込むということは、底に穴をあけるわけですから、穴部分から草が生えてくる事を防ぐ意味でも重要です。 ちなみに設置方法は、ハンマーを使って打ち付けていけばよく、何か特別な機械を用いて打ち込まずとも使うことが出来ます。 ただし、ハンマーを打ち逃して、シートを殴ってしまうと、その力から破れてしまう事もあるので注意して扱っていきましょう。 農業資材としては比較的ポピュラーで扱いやすいものではありますが、基本的に1本売りいしているものではないので、必要最低数を購入するというよりは、少し余裕をもってストックしておくといいかもしれません。 |
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はデュポン 防草シート用アンカーピンセットはコチラ! コ型固定ピンと防草ワッシャーのセット品です。 <コ型固定ピン> 主に防草シートを固定する際に使用します。 直径4mmの鉄製で、耐久性、耐候性、腐食性を向上させるため亜鉛メッキ処理を施しています。 <防草ワッシャー> ピン固定部の保護、固定力向上として、また、ピンホール部を覆い締め付ける事により雑草を抑制。シートの破断や破れ等を防止することができ、防草シート本来の抑制効果を維持する事ができます。 |
防草シートをアンカーピンで止める場合、必要となる本数は、土の柔らかさやピンの長さによって大きく変わってきます。 比較的固い土ならば、150mm程度のピンを1メートル四方あたり、4本程度で対応できるので、100メートル四方であれば400本ほど必要になると考えておけばいいでしょう。 しかし土が柔らかい場合は、この限りではなく、200mm程度の長いピンを使って、1メートル四方あたり、5~6本程度打ち付けた方が安定します。 この計算でいくと本数ではやわらかい土は1.2~1.5倍程の量が必要となるので、まずは土の状態を確認してから、どの程度アンカーピンが必要になるか計算するといいでしょう。 ちなみに防草シートは農業資材の中でも扱いやすい部類にははいりますが、アンカーピンを打ち込んだ部分に穴が開くことは否めないので、必要以上に打ち込み過ぎると、設置作業に時間がかかり、農業資材としてのコスト面でも圧迫するだけでなく、シート自体の耐久度を下げてしまう事になるので、注意が必要です。 ですから、まずは土の状態と面積を考え必要な本数をそろえていきましょう。そしてやわらかい土であるほど、長いピンでしっかりと固定していくと考えておけば問題ないと思われます。 |
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防草シートを固定するには、シート自体とアンカーピンだけでなく、他の農業資材や道具も設置には必要となってきます。 まず打ち付けるためにはハンマーが必須。 このハンマーに関しては特別専用のものを用意する必要はなく、ご家庭にてごろなものがあればそれで十分です。加えてシートの設置場所やピンを打ちつける場所を決めるときに巻尺が必要となります。 (これも専用のものなどはありません) ただし、シートを断裁する場合においては対応している裁ちばさみを使用する必要があり、ご家庭で扱うようなハサミでは対応しきれない場合も多いので注意しましょう。 断裁する方法としてはカッターという手もありますが、どちらが扱いやすいかは環境や手慣れ具合で決めていくと良いと思います。 農業資材としてはアンカーピンと同数の専用ワッシャーを用意することで、より確実性もまします。防草シートに穴をあけるようにしてピンを打ち込むわけですから、ワッシャーを使う事により、丈夫さや固定度合、また穴から雑草が生えてくることを防ぐことが出来るので、なるべく使用していきたいところ。 もちろんなくても固定はできますが、確実性を求めるならば、ワッシャーも用意して作業に臨むべきです。 |
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