専業農家の方はもちろん、趣味で家庭菜園や花壇作りを行っている方も、野菜や花のコンディションには細心の注意を払わなければなりません。 虫が入り込むことで、野菜や花を食い荒らすおそれがあるためです。 そこで、防虫ネットという農業資材を使うことで、このような事態を未然に防ぐことができます。 防虫ネットの張り方には、大きく分けて二種類あります。 まずは、地面に支柱を立てて、アーチ状にワイヤーを設置し、テントのように張る方法です。多少の風雨には耐えられますし、簡単に外れることもありませんから、こちらが本来の農業資材としての使い方であると言うことができます。ただし、地面を掘ったり、器具を固定したりといった、本格的な工事を行う必要があります。 ベランダのプランターで用いる際は、もっと簡単に設置することができます。 手すりと壁に防虫ネットの端をそれぞれわたして、テープなどで留めるという方法です。 ただ、この方法は設置が簡単なだけでなく、簡単にはがれてしまう心配もありますから、防水テープを使ったり、伸び縮みするポールで固定したりすることも検討してください。なお、これらの農業資材は、ホームセンターやインターネットでも購入できます。 |
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防虫ネットは田畑などで農業資材として使われることが多いですが、一般家庭で洗濯物に虫がつくことを防いだり、賃貸ベランダに置いたプランターの花への食害を防止したりといった使い方をすることもできます。 自然が豊かな地域では虫による被害は深刻ですし、家庭で農薬を使うわけにもいきませんから、このような農業資材を転用する方法をぜひ検討してください。 洗濯物に防虫ネットを張る一番簡単な方法は、はじめから骨組みと網が一体となっている商品を購入する事です。 これは透明な四角いテントのような外見で、内側に物干し竿を収納するスペースがあります。 ただ、時間はかかりますが、自分で物干し竿の周囲に柱を立てて、そこに網を張り巡らせるという方法のほうが確実です。 いずれも、農業資材の取扱いがあるホームセンターで販売されています。 賃貸ベランダに防虫ネットを取り付ける一番簡単な方法は、天井と欄干に強力なテープを使って張り付けることです。 ただし、はがれにくいテープは、はがす際に建物を傷付けるおそれがありますから、できれば天井まで届く伸縮式の柱を使って固定したいところです。 また、小型テントのような製品であれば、プランターを覆って守ることができます。 |
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農家の方にとって、作物への食害は何としても防ぎたいところですね。 ただ、あまりにも厳重な対策を施すと、人にまで影響を及ぼしてしまう可能性がありますし、コストもかかってしまいます。鹿や猪などによる食害がなく、ハウス内での虫による害を防ぎたい場合の農業資材としては、防虫ネットの使用がおすすめです。 防虫ネットはハウスサイドに取り付けるものですが、張り方として注意しなければならないのは、骨組みを組み立てた後で、腰ビニールよりも先に張るということです。 まず、上部の巻き上げ部分にある溝にネットを押し込んで、固定します。次に、下部の巻き上げ部分に、ビニールとともに器具を使ってネットを固定してください。上下に張ることができたら、続いて左右にも伸ばして、地面から伸びる柱にネットを留めましょう。防虫ネットを張ることができたら、最後に、残りのビニールを張っていき、必要であれば巻き上げ機を設置します。 ここでご紹介した方法はごく一般的なもので、具体的な手順はハウスなどほかの農業資材との兼ね合いを考慮する必要がありますので、必ず説明書などで確認してください。 また、新たに就農したばかりで組み立て方法がわからないという方は、農業資材の専門店にご相談ください。 |
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