農POは農作業用に作られた特殊なフィルムです。基本的には長い農POが巻かれた状態で販売されているので、それを用途に合わせてカットしたり加工したりして使うことになります。 家庭菜園などで利用が多いトンネル用の農POの場合、畑にアーチ状の土台を作りそこに農POをかぶせる形でトンネルを形成していきます。アーチの大きさによりトンネルの形状も変わりますから、しっかりと覆いかぶさる長さの農POを使う必要があります。もし長さが足りなけれればトンネルとしての機能を果たすことが出来ないからです。 パイプハウスに利用する場合でもトンネルと理屈は同じですから、ハウスの大きさに合った農POを準備し、部分ごとにPOで覆ってくという作業になります。 農POは伸縮性があるため、多少の伸び縮みが可能ですから、ぴったりサイズでなくてもあとから微調整することも可能です。この点が農POが使いやすく利用者が多いポイントでしょう。 土壌に直接かぶせる場合には、かぶせた後で周りを土で押さえておく必要があります。これにより内部の温度や湿度を調整することが出来るわけです。 基本的に長巻の状態で販売されていますから、短いものを購入するよりは長い状態で購入して用途に合わせて加工すれば無駄が少なくて済むでしょう。 |
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農業資材、ハウス資材・用品で農POをお探しならこちら! 農ビより長持ちするので主流は農POになりつつあります。 外張り・内張りカーテンはもちろん、トンネル利用ができるものまで! |
農POは農作物の生育を早めるためや、農作物生産の効率化のために利用される場合がほとんどです。もともと農作業の効率を上げるために作られたのが農POですから、使われる場所も農場や家庭菜園での使用となります。 特に利用されることが多いのがビニールハウスと呼ばれるハウスの外張りでの利用でしょう。農POを張ることにより、光を通しながら雨風を防ぐことが可能になりますし、農POを張ることでハウス内の温度や湿度を調整することが容易になります。冬の寒い時期でもハウス内の温度を下げることなく作物を作ることが出来るのも、農POが有るからだと言って良いでしょう。 農POにも色々な種類がりますから色付きのPOを張って内部の温度を上げたり、遮光性の低いPOを張って光をたくさん取り込んだり、逆に遮光性の高いPOを張って光の量を調整することも出来るわけです。 農POは特殊なフィルムですから、トンネルや土の上に直接張ることで雑草を生えないようにすることも出来ますし、蒸発していく土壌の水分を内部に留めることも、逆に湿度を逃がすことも可能になります。 要するに農POは作物の生育そのものを早めたり調節することが出来る資材だと言えます。 |
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一般的な農ビと呼ばれるビニールの場合、ハウスに使用するときにはハウスバンドと呼ばれる資材を使用してビニールを押さえる必要があります。 これはビニールを押さえるためだけでなく、農ビ特有のベタツキを防止するために必要な資材です。 しかし農POの場合、農ビと違いベタツキが無いためハウスバンドを使用しなくてもハウスにフィルムを貼ることが可能になっています。もちろん農POを長期間使用するために破れにくくするためにはハウスバンドを使用したほうが良いのですが、小規模のハウスの場合や家庭菜園の場合には、無理にハウスバンドを使用しなくても農POを張ることが可能になります。 張り方ですが、まずハウス側面に農POを張ることから作業は始まります。いきなり天井を張るということは出来ませんから、側面をまんべんなく張り、少しずつ上へ向けて農POを張っていくことになります。最も難しいのがハウス頂上の部分で、これは一人ではさすがに難しいでしょうから複数の人数で一気に張ったほうが作業効率が良いかもしれません。 中央のパイプ部分から周りの部分へと張り進めて行けば、ハウスの農PO張りは完了となります。高さがあるため必ず脚立などが必要になりますので、あらかじめ準備しておくとよいでしょう。 トンネルに農POを張る場合も同様で、側面を覆った後に天井部分を覆うと張りやすいのではないでしょうか。張る場合にたるみがあるとそこが破れやすくなったり、汚れや雨水がたまる原因にもなりますから、しっかりとたるみなく張るようにしましょう。 |
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