※2015/09/01更新
燃料かぶりの原因は?
『エンジンがかからない・・・?そんなに使っていないのに、もう壊れたの?』
こういったお問合せで、もっとも多いエンジントラブルの原因が、燃料かぶりです。
ではどうして燃料被りになってしまうのでしょうか?
燃料かぶりってなんですか?
燃料かぶりとは、 チョークを閉めた状態で、リコイルを引き続けるとスパークプラグが燃料で濡れて、
火花が飛ばなくなり、エンジンがかからなくなることをいいます。
エンジンがかからないときは、まずチョークの位置をご確認ください。
チョークを閉じた状態でリコイルを引いてエンジンが始動しなかった場合は、一旦チョークを開いた状態で何度かリコイルを引いてみましょう。
エンジンがかかったあとは、チョークは必ず開けるようにしてください。
チョークを閉じたままで運転すると、燃料かぶりなど、エンジンの不調につながる可能性があります。
燃料がかぶってしまったら
一時的な燃料かぶりであれば、下記の対応でエンジンが始動できるはずです。
(今回はブロアですが、基本的な手順は草刈機など他の2サイクルエンジン機器も同じです)
@スパークプラグをプラグレンチで取り外して下さい。
A清潔な布で先端の油分をふき取って下さい。
ティッシュなどの紙や、繊維が付着する可能性のある毛羽立った布の使用はお控えください。
Bチョークを開けて20回程度リコイルを引き、シリンダー内に溜まった燃料を追い出します。
Cスパークプラグをもとに戻します。
エンジンの金属の方が柔らかい素材のため、最初は手でプラグを締め、仕上げにプラグレンチで締めて下さい。変形する可能性があります。
Dプラグキャップをはめて、エンジンスイッチをオンにし、チョークを開けて10回引いてください。
かからなければチョーク締めて5回引いてください。
かぶりがひどければエンジンがかからないこともあります。同じ作業をもう一度繰り返してください。
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