※2015/11/13 更新
No.025 有光工業ってどんなメーカ?
こんにちは。アグリズWeb担当です。
今回の「メーカー営業さんに聞きました!」のコーナーは有光工業さんをお招きいたしました!
それでは今回もお付き合いのほど、よろしくお願い致します!
有光工業ってどんなメーカー??
お越しいただきありがとうございます。
本日は、よろしくお願いします。 |
こんにちは。こちらこそよろしくお願いします。 |
ではさっそくお伺いしていきたいと思います。 沿革など、お話しいただけますか? |
はい。弊社は大正12年創業で、プランジャポンプ、防除機、高圧洗浄機及び洗浄装置の設計、開発、製造を行っております。
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長い伝統をお持ちなんですね。
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皆様のご愛顧のおかげです。品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9001」を取得し、製品の品質保全に努め、 環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」を取得し、環境汚染の予防に取り組んでいます。 |
そうなんですね。
では 早速、おすすめ商品について、お伺いしたいと思います。 |
了解しました。
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防除の要、動噴のラインナップ
やはりお客様の中で、一番なじみがあるのは、背負いの動力散布機や、噴霧器でしょうね。 |
ありがとうございます。そうですね、弊社の主力でもあります。 花子と金太郎を紹介しましょう。 |
背負い式では重量物を背負うことになるので、フィット感が大事ですよね。 |
そうですね。 花子のSDK-202、SDP-208、SDP-258、SDP-208Hはフィット感にこだわりました。 フレームとタンクの接合部分が屈折し、背中と薬剤タンクがフィットするため、楽な姿勢で作業ができます。 |
金太郎シリーズは圧力をコントロールできるんですよね?
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はい。作業に合わせて設定可能です。金太郎シリーズには水平対抗高圧ポンプを搭載しており、
別売りの鉄砲噴口をご用意いただくことで、果樹や、高い木の防除にも最適です。 |
注目の静電ノズル
今業界の注目を集めているのは、やはり静電ノズルですよね?
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ありがとうございます。新聞や農業関連雑誌でもご注目いただいております。
15年6月にリニューアルして以来多くのお問合せとご注文を頂いております。
静電ノズルの仕組みをご説明しましょう。
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ノズルの外周電極部にプラスの高電圧をかけ、ノズルから噴霧される粒子が電極部を通過するときマイナス電荷を帯びます。 通常の場合植物中のプラス電荷とマイナス電荷はそれぞれ均一に分布しており、 マイナス電荷粒子が近付くとプラス電荷が表面に移動しマイナス電荷を帯びた粒子と引き合います。 これが葉裏に粒子がくっついていく仕組みです。 |
なるほど〜。薬液が葉裏に吸い付いてくれれば、防除に不慣れな方でも、散布むらを軽減することができるわけですね! |
そうですね。こちらをご覧ください。 |
従来の薬剤散布と比較して、使用者への農薬飛散量が凄く少ない!!特に頭部への飛散量の差は歴然!
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そうなんです。粒子の方から作物に吸い寄せられるので、空気中を漂う霧が少なくなり、 土壌に落ちる農薬を削減できるので、散布量を減らすことができます。 |
葉裏に吸着することだけがメリットではないんですね。 いろんな形タイプがあるんですよね? |
ええ。キュウリ・ナス・トマトなど、縦型の立体作物に最適なのはこちらの縦3頭口ノズル、AES-03Bです。 スイッチボックスを分離させ、本体を軽量化したので、作業しやすくなりました。 |
ネギやキャベツなど、背の低い作物に対してはどうでしょうか?
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そういった平面作物の防除にはすずらん式静電ノズルASE-05Bですね。 伸縮幅60センチのノズルを採用しており、従来の散布では難しかった葉裏への散布も静電の力で向上しました。 電極部に触れても感電しないため、人にも植物にも優しい設計です。 |
以前静電稼動中に触らせてもらったときにも、ぴりぴりという感じがまったくありませんでした。 散布している霧に手のひらを近づけると、舞い上がった粒子が手の甲に吸着していって、 静電気の力ってすごいんだなぁとびっくりしました。 |
そうでしょう。さらに広域でご使用になる場合は、カート式静電ノズル10頭口AES-10(s)BTをお勧めしています。 |
ハンドルの高さと角度を変えられて、これは姿勢が楽でしょう〜! |
従来のカート式では難しかった葉裏の散布が、弊社のカート式静電ノズルなら葉裏までしっかり吸着。 通常は2輪、狭い圃場の場合は1輪で走行可能です。 タイヤの取付け方向を変えれば、引っ張りながらの散布も可能です。 別商品ですが、オートランナーやオートタンクカーもございます。 |
まさに次世代型ですね。 静電の力の活躍に期待しますッ本日はどうもありがとうございました。 |
こちらこそ、ありがとうございました。 |