※2015/06/26更新
No.013ニッカリの過去と未来!
こんにちは。アグリズWeb担当です。
今回は、ニッカリさんをお迎えして、気になるモノラックや草刈機についてお伺いしました。
モノラックだけではない、創業50年の底力はどこから来ているのか?
楽しみですねぇ〜! それでは始めましょう!
ニッカリは草刈機の産みの親!?
みなさん こんにちは!アグリズWEB担当です。 第8回目となる「メーカーさんに聞きました!」のコーナーは、ニッカリさんにお越しいただきました! |
ニコッ! 初めまして! ニコッ! よろしくお願いします。 ニコッ! |
笑顔が素敵ですね!お話を聞くのが楽しみです。 |
(^◇^) ニッカリ (^◇^)・・・ |
笑 ( *´艸`) 一気に場が和みましたね。お気遣いありがとうございます。 それでは、まずニッカリさんがどんなメーカーがご紹介したいのですが、よろしいですか? |
はい。お陰さまで創業から50年になります。 昭和34年に、岡山県で日本刈取機工業株式会社として設立し、現在の刈払機の原型、 携帯用万能草刈機を開発いたしました。 |
!携帯用万能草刈機!という名前だったんですね!! その昔はコードで繋がっていたんですか? |
いえいえ、私共が開発する以前は"鎌"だったんですよ! 鎌は、奈良時代頃から使われ始めて、2サイクルエンジンの開発が進みだした昭和30年代まで 草刈をするのに使われていたんですよ。 |
"鎌"の時代に終止符を打ったのがニッカリさんということですね!!
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そうですね。草刈を快適にする機械の歴史、それはニッカリの歩みそのものです。 創始者のアイデアの結晶。携帯用万能草刈機はかなり話題に上ったそうです。 この草刈クン、今はニッカリの食堂にお休みしているんですよ!見学においでください。 |
ところでニッカリといえば急傾斜地用運搬機のモノラックが有名ですよねぇ。 web担当も子供の頃乗ってみたかったんですが、そのころは乗れなかった・・・ 一度は乗ってみたいんだな〜〜!! |
平成6年には乗用(1人用)平成8年には乗用(多人数用) が開発され、どんどん進化しているんですよ! |
テレビで見たことがあります!森の中を通ってるモノラック! 機会があれば是非乗ってみたいです!! |
モノラックの歴史
ではでは、私が聞きたかったモノラックの昔と今をお話してもらってもいいですか? |
昭和40年、当社は傾斜地果樹園における一本レールの運搬機械を開発したんです。 CMのクマさん楽々でおなじみの『モノラック』です。 |
そうですね!私の住んでいる地域にもたくさんあります! |
そうなんです!! 全国の果樹園農家に喜んで迎え入れられ、傾斜地農業の省力化に多大の貢献をすることができました。 |
その当時、モノラックは果樹農家さんにとって画期的な荷物運搬機だったんでしょうね! |
はい! その後追随する他メーカーも現れましたが、特許もとり、傾斜地運搬機のシェアは日本一を維持しています。 |
国内のモノラックの需要は、安定期に入っていますが、 最近は海外(主に台湾)の需要が増え、輸出台数は年々増加しています。 |
今後は海外に展開ですね!ニッカリの進化はとどまることがないですね。 そういえば最近、和歌山大学と農作業支援用パワーアシストスーツの開発をしているとか!? |
そうなんです。私共が7月ごろから実証機を製造し、 13県の試験研究機関や農家などで使い勝手を最終確認してもらう予定になっています。 販売開始は2016年秋頃の予定です。 |
パワーアシストスーツってどんなことが出来るものなんですか? |
装着者の動作意図を読み取り、電動モーターが作業を補助してくれるというものです。 重量20〜30キロを持ち上げる作業なら10キロ分mの支援が可能です。 |
農業だけでなく、介護の現場でも活躍しそうですね。完成するのを楽しみにしています! 色々な新しい試みをされているニッカリさんですが、 とってもおしゃれな会社のテーマソングがあるんですね!! |