※2015/01/23更新
No.001 工進の本社工場を見学しました!
みなさまいかがおすごしでしょうか。
アグリズではお客様より「いろいろあるけど商品やメーカーごとの違いはなんですか?」とのお問合せを多くいただいておりました。
そこで、今回より「アグリズが聞く!商品開発の裏側コーナー!」ということで、実際にメーカー工場に出向いて取材してきたり、Q&A形式で営業マンに質問をぶつけてみたりという内容をコンテンツ記事としてお届けすることになりました!
そこで今回は、日本の最強ブランド「京野菜」のお膝元、京都府長岡京市の株式会社工進さまに行ってきました!
それでは早速はじめてみましょう。
工進の本社工場に行ってきました!
噴霧器・ポンプ・高圧洗浄機といえばこのメーカー!
きょうは京都にある工進さまの本社工場にお邪魔しました。
工進といえば、LS-10などのバッテリー噴霧器やESシリーズなどのエンジン式背負動噴、更に高圧洗浄機、忘れちゃいけないのがエンジンポンプ!
なんといっても「ポンプの工進」です。
130国以上で愛用される、とってもグローバルなメーカーなんです。
ホームセンターで売ってるから安物でしょ?というイメージをお持ちのあなた!
・・・ごめんなさい。
実は私もちょっとそういう風に思ったことはあります。
他にもそういう販売店さん、多くありませんか?
工進の担当営業マンいわく、「ちょっと待て!それは違うぞ!」ということなので、「本当か?」と思い、実際に自分の目で工場見学にやってきました!
工場の内部をご覧ください!・・・ってアレ?
では、2014年10月に稼働を開始した新工場をご覧ください。
鯉です。見ての通り鯉です。
「鯉の滝登り」、「登竜門」という言葉がありますが、それをイメージして社員一丸となって同じ困難を乗り越えていきたいとのことで、木村英輝さんという京都の有名な絵師の方にに描いていただいたそうです。
※余談ですがこの鯉は全部「辰巳」の方角を向いています。
この工場で働く社員さんは毎朝この絵を見て、「さあやるぞ!」と毎日商品開発に明け暮れるのです。
では続いて、工場の中を見ていきましょう。
・・・と言いたいところなんですがゴメンナサイ!
工場の中では金型の製造やアルミのダイキャスト加工をしているのですが、もちろん世界的なメーカーですからそのへんのセキュリティ、工場管理については徹底しており写真撮影NGな工進さん。
案内のお姉さんに「写真撮っていいですか?」と聞いて「ここなら・・・」とOKをもらったのが以下の写真です。
↑バーコードを入力すれば自動で商品・部品が取り出せる、スーパー倉庫管理システムです。
↑こういう心遣いが嬉しいです!
↑サポート部門です。出荷される部品の点数に応じて棚割りを都度変更するそうです。
メーカー修理工場も同じフロアにあります。
更に、本社の4Fには「コーシンミュージアム」というショールーム兼商談スペースを兼ね備えており、今後おすすめの商品についてみっちり話し合いを詰めてきました!
↑こうやって並ぶと見応えがあります!様々な商品を開発している証拠ですね♪
「安物」ってイメージ、実は違いますよ。
では、話を本題に戻しましょう。
「工進の商品は本当に安物なのか!?」という我々(&お客様)の疑問です。
答えは「No」です。
工場の中身はお見せできませんが、世界130カ国に出荷するメーカーなのに、全拠点合わせて250人程度という機械メーカーとしては「あれ、少ない?」と思える人数です。
なぜこれが実現できるのかというと、キーワードはズバリ「オートメーション化」です。
先ほど少し触れた金型の加工やアルミのダイキャスト加工ですが、これらについては3DCADを利用してほぼ人の手を介さず安定的な部品供給が可能です。(例えば、ポンプケースなどの部品がそれに当たります)
更に、徹底したこだわりはそこだけではありません。
エンジンポンプの組み立てに関しては当初10人で1日1000台の生産をしていたところ、工場の配置やラインの変更、機械の改造によってなんと半分の5人で1日1000台の生産を実現したのです!
では、ここから何がわかるのかというと、それを推し進めるためにはお客様の声、営業の努力、開発チームの工夫、この3つがなければ到底辿りつけない数字です。
つまり、それだけの技術と情熱を持った社員が日夜研究開発に明け暮れているというわけなんですね。
そんなメーカーがただ壊れやすい安物の商品を作るわけありません。
お手頃な値段だって「安い!」「使いやすい!」とお客様に言って頂ける商品を作るための努力の賜物なのです。
つまり、アグリズの結論はこうです。
「工進は、徹底したオートメーション化とコストダウンでお客様の要望と価格を両立できる情熱的なメーカー!」
安いだけが本質じゃない!安さの裏には品質へのこだわりと徹底したコストダウンへの追求が見える、そんなメーカーさんでした。
以上、アグリズ担当者の社会見学レポートでした!
次回は未定ですが、FacebookページやTwitterなどで不定期に告知をしております。
そちらもぜひご覧くださいませ♪
▼「ポンプは工進」でおなじみ、株式会社工進の商品はこちら!
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