2サイクルエンジンの2輪車などでオイルポンプといえばエンジンオイルを送り込むポンプが連想されますが、チェンソーで「オイルポンプ」といえばソーチェンにチェンオイルを注油するポンプが該当します。 チェンソーの刃は高速で回転していますが、その間常にソーチェンとガイドバーが擦れあっているので、大変大きな摩擦熱が発生します。 この摩擦熱が厄介で、何も対策しなければすぐにソーチェンとガイドバーが焼き付いて使い物にならなくなります。 その摩擦熱の対策として、摩擦を低減する潤滑の役目と、熱を冷ます冷却の役目を同時に果たすチェンオイルをソーチェンに給油するのですが、作業を行いながら人の手で給油するわけにも行きません。 そこでチェンソーのオイルポンプが活躍するのです。潤滑油が必要な部分に自動で注油してくれる仕掛けがオイルポンプとなっています。 エンジンの動きに連動してソーチェンに自動でチェンオイルを給油してくれる優れもので、オイルポンプのお陰でガイドバーとソーチェンが焼きつかず、快適にチェンソー作業が行えるのです。 オイルポンプが壊れているとソーチェンとガイドバーが焼き付いてダメになってしまうので、作業前には必ずオイルポンプの動作確認を行いましょう。 |
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エンジン式のチェーンソーにはオイルポンプが搭載されています。もしオイルポンプが無かったら作業しながらソーチェンに注油する必要があり、仕事を円滑に進める事は出来ないでしょう。 常に回転する事になるチェーン部は大変熱を持ちやすくなっており、一定の間隔で注油して摩擦熱を軽減する必要があります。 チェーンソーではチェーンソーオイルという名称で呼ばれますが、吐出口からオイルが出てチェーンの回転と共にガイドバー全体へとオイルが行き渡るように設計されています。 オイルは切りくずに吸着されたり遠心力で飛ばされたり徐々に消費されていきますので補充を欠かす事は出来ません。オイル切れを起こしたり、オイルポンプが故障した時はこのオイルの流れを確立する事が出来なくなり、ソーチェンが熱を持ち続け焼き付きを起こしてしまいます。 伐採作業中などにチェーンソーのオイルポンプが故障したのが判明した場合には速やかに作業を止め、修理するようにしましょう。またどうしても使用しなくてはならないという場合には注油をしながら作業をする事も出来ます。しかしこの方法はあまりお勧めする事は出来ず、症状をより深刻にさせる可能性もあります。 この場合には短い作業時間を設定した上で行なってください。 |
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オイルポンプはシャフトからの動力をギアが受け取る事で一定の間隔でオイルを吐出しています。 エンジンが発明された当初は自力でエンジンオイルを注入する必要がありましたが、今はオイルポンプにより自動でコントロールされています。 エンジンの回転数が上がればシャフトの動きがそれだけ速くなり、その速度がオイルポンプへと伝わります。その為に低速、高速問わず回転に合わせた注入が可能となっているのです。 チェーンソーのメンテナンスをする際はオイルポンプについても確認するようにし、ウォームギアの摩耗を把握しておきましょう。 すり減っているようであれば速やかに交換しウォームギアの破損によるポンプ不良を起こさないようにしてください。 ウォームギアが壊れてしまうとシャフトからの伝達をポンプが受け取る事が出来ずに注油する事が出来なくなってしまいます。この状態で回し続けていると、すぐに焼き付きを起こし交換や修理にお金がかかってしまいますのでメンテナンス時にはしっかりと確認を行なってください。 オイルポンプの値段はたいていの場合一万円以下となっており入手するのは容易いですが、チェーンソー本体となるその何十倍もの金額が必要となり余計な支出が増える結果となってしまいます。 |
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