チェーンソーには、エンジンやモーターを通じて発生させた動力をより円滑に伝達する為の仕組みが、様々な部分に搭載されています。 その中でも、特に重要な役割を果たしているのが、ベアリングと呼ばれる部品です。 軸受とも呼ばれるベアリングを搭載することによって、伝達する動力に対して働く摩擦や抵抗を最小限に抑えることができるため、一度により多くの動力を可動部にまで伝えることができるようになります。 ベアリングにも、特性に応じて様々な種類のものが利用されていますが、その中でも特に多くのチェーンソーに搭載されているのが、ボールベアリングと呼ばれるタイプの部品です。 ボールベアリングとはその名の通り、円形の軸受け内部に、円周に沿う形で一定の大きさの球が配置されており、内部に配置されたこの球が動くことによって摩擦を減らす効果が期待できます。 頼性の高い部品である反面、部品点数が高いことや機構がローラータイプよりも精密な分、より丁寧な扱いや定期的なメンテナンスが求められます。 |
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特にガソリンなどの燃料を動力として作動するエンジンを搭載したチェーンソーには、インレットパイプと呼ばれるパーツが必ず使用されています。 インレットパイプとは、燃料を貯蔵する燃料タンクから、エンジンやキャブレター等の各吸入口まで燃料を伝達する役割を持った管のことを指します。 チェーンソーの形状によっては、燃料タンクからエンジンやキャブレターまでの距離に違いがあるため、機種に応じてインレットパイプの長さにも違いがある他、インレットパイプには常にガソリンなど燃料が流入するため、耐腐食性能が高いステンレスや特殊なコーティングが施された鉄などが素材として使用されている点が特徴となっています。 特に、チェーンソーの中でも高級機にはほぼ全てステンレスが使用されている反面、廉価な機種の場合はコストなどの問題から、割安な鉄のインレットパイプが使用されているものもあります。 更に、タンクから燃料を吸入する際、タンクから排出した燃料と同量を空気を排出する必要があるため、インレットパイプと並行する形で空気の排出口も設けられています。 粗悪な燃料を使用し続けた場合、エンジンが動作不良を引き起こす危険性がありますが、このとき、インレットパイプ内に燃料カスなどが付着し目詰まりを起こしている事もあるので、定期的なメンテナンスが欠かせないパーツの1つです。 |
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チェーンソーの中でも、特に2サイクル型のエンジンを搭載する機種には、リードバルブと呼ばれる弁が装着されています。 リードバルブはその特性から、最新型の4サイクル型エンジンには搭載されておらず、2サイクル型のエンジンにだけ使用されているパーツの一つで、非常に単純な仕組みながら、2サイクル型エンジンの弱点を上手くカバーすることができる重要な部品として欠かすことができません。 このリードバルブは、油圧の量をバルブの両面の内一方向に対してのみ調整することができる、いわゆるワンウェイバルブと呼ばれる特性を持ったパーツで、この特性を利用することによって、2サイクル型エンジンで発生してしまい環境悪化の原因の一つともされる生ガスの逆流や外部への排出を未然に防ぐ効果ができます。 この為、リードバルブがエンジンの弁装置としての役割を発揮することによって、4サイクル型よりも劣る2サイクル型エンジンの環境性能を一定に保つことができます。 特に、チェーンソーが排出する排気ガスへの規制が厳しい欧米では、2サイクル型のエンジンを搭載したチェーンソーを使用する上でリードバルブの役割は非常に重要で、外国製のエンジンを搭載した機種には必ずこの部品が搭載されています。 |
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