チェーンソーを動かすためのエンジンは、動かすための燃料を吸い込むことで内部で爆発をおこし駆動をしています。 燃料を吸い込むことが出来なければもちろんエンジンは動きませんから、動力源となる燃料を吸い込むための通り道が必要となります。 その燃料を吸い込むための部分を吸気ポートと呼びます。 吸気ポートではキャブから送られてきた混合燃料をエンジン内部のピストンに送る役割をしており、この吸気ポートが正常に作動していなければエンジンを動かすことが出来なくなります。 吸気ポートに送られてくる燃料は液体状ではなく混合気と呼ばれる霧やガス状のものになっているため、吸気ポートが汚れなどで塞がっていた場合や、何かの衝撃などで変形していた場合、燃料を送り込むことが出来なくなります。 もちろん吸気ポートが正常な場合でも、その先にある吸気バルブの不具合などでもエンジンは作動しなくなりますから、エンジンがかからないと言った状況になった場合には吸気ポートだけでなくバルブが正常かどうかもチェックする必要があるでしょう。 吸気口自体が汚れなどで塞がっている場合も、そのままの状態だとエンジンに負荷をかけてしまうことになりますので、日頃のメンテナンスで吸気口、吸気ポート、バルブなどを常に点検することがエンジンを故障させないことに繋がるでしょう。 |
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掃気ポートはエンジンを正常に動かすためには必要不可欠なポートだと言えます。 エンジンには吸気ポート、排気ポートがあり、その吸気と排気の間にあるものが掃気ポートと呼ばれるポートになります。 吸気ポートはエンジンに燃料を送り、排気ポートは燃焼した燃料のカス、いわゆる排気ガスをエンジン内部から外部に送り出すポートとなりますが、掃気ポートは吸気ポートから入ってきた混合気を燃焼室(シリンダー)に取り入れるポートとなるため、掃気ポートが無ければシリンダーに圧縮された燃料を送り込むことが出来ないためシリンダー内での燃焼が出来ないと言うことになります。 掃気ポートとはいわばエンジンを動かすための循環を司る場所だと言っても良いでしょう。 ですから掃気ポートに異常がある場合、いくら吸気ポートから燃料を吸い込んでもシリンダー内での燃焼は行なわれなくなりますから、エンジンが動かないという症状になってしまうことになります。 掃気ポートにはもう一つ役割があり、燃料を送り込むこと以外にも燃焼した燃料を排気ポートに押し出すと言う役割があります。 ですからエンジンには複数の掃気ポートが取り付けられており、燃料の送り込みと排気の循環を行っている場所だと言えます。エンジン内の動脈、それが掃気ポートです。 |
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エンジンを動かすためには吸気による燃料の送りと排気による排気ガスの排出が必要ですが、最も重要になってくるのが、送られた燃料を燃焼・爆発させるシリンダーとピストンの存在だと言えます。 吸気ポートから送られてきた燃料は掃気ポートを通ってシリンダー内に送られ、その中でピストンによるピストン運動で燃焼を繰り返しエンジンを動かしています。 このピストン運動を陰から支えているのがピストンリングという部品になります。 ピストンリングはピストンが正常にピストン運動を行なえるようにピストンを支えており、ピストンリングが有るからこそ常に正しい運動を行うことが出来るわけです。 ピストンが斜めに傾いて動いた場合、シリンダー内部の壁面に接触してしまう恐れも出てきますし、それによってピストン及びシリンダーが破損するという事態も引き起こされてしまいます。 そうならないためにピストンリングはピストンとシリンダーの壁面を支える構造になっており、ピストンが斜めに傾いた場合でも破損しない役割を担っています。 それとシリンダー内部の熱を逃がす役割も兼任しており、爆発・燃焼によって高温になった熱をピストンリングが逃がすことでエンジンの破損や故障を防いでいると言えるでしょう。 エンジンを動かすためには無くてはならない部品、それがピストンリングです。 |
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