チェンソーにはコネクティングロッド(コンロッドとも言います)という部品があります。 これはエンジン内部にある物で、ピストンとクランクを繋いでいる棒のような部品です。 ピストン内で発生しているのは単純な往復直線運動ですが、これをチェンソーの刃が回転する運動に結びつけるために必要な橋渡しのような存在という事ですね。 これはチェーンソーにかぎらずエンジンが存在する機械には必ずといっていいほど存在する部品なのですが、エンジンの強力な爆発エネルギーを伝達してくれるわけですから、非常に丈夫に出来ているので、ちょっとやそっとでは壊れたりしません。 ただしそれでも、半永久的につかえるパーツではありませんから、他の部品などが故障した余波で過度の力が掛り少し曲がってしまったりする可能性があるといえばあります。 こうなってしまうと、その曲がった部分にエンジンで発生した大きな力の負担が一気にのしかかるので非常に危険、エンジン自体も修理不可能なレベルに壊れてしまいます。 とはいえ、チェーンソーに使われている部品の中ではもっとも丈夫といってもいい位頑丈に出来ているのも確かなので、単なる老朽化で一番初めに壊れると言う可能性は非常に低いと思います。 |
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チェンソーにおいてもエンジンは強大なパワーと供に熱を発生させてしまいます。 この熱に対して何の対処もしないと壊れてしまうので、冷却パーツの1つとしてエンジン冷却フィンが必要になってくるわけです。 まるで薄い板が何枚も重なるように出来ているフィンですが、このような構造になっている理由は出来るだけ表面積を増やし、なるべく空気中に触れる部分を広くしようとしているためです。 そうして、空気中のに熱を逃がしているわけですから、必然的に露出している場合が多く、チェンソー使用直後は高熱を発している可能性が高いですので、絶対に触らないようにしましょう。 ちなみにこのフィン部分が多少傷ついたり、微妙に曲がってしまったとしてもそれ以外の部品が全く壊れていないなら、そこまで問題にはなりません。 上記の通り、単に熱を発散させるために存在する部分なので、フィンの奥にあるエンジンさえ問題なければ、傷などはあまり関係ないということです。 (フィンが修理必要なレベルで壊れてしまった場合は、エンジンに直接繋がっている部分であるため自力で修理するのはかなり難しいです) ただ、この部分が熱くなるからといって何かしらのカバーを取り付け熱が逃げないように自分でチェーンソーを改造してしまうと、充分に熱発散が出来ずチェーンソーが熱暴走を起こし、壊れてしまう可能性はあります。 |
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プラグホールとはチェンソーのエンジン部におけるプラグ近くにある穴であり、使い込むと意外と汚れていく部分でもあります。 つまりエンジンのメンテナンスをしようと思った際に、しっかりと磨いておくべき部分でもあり、清掃しておいたほうがいいです。 ただ、内部に繋がっている部分でもあるので、ここからオイルが漏れ出していたりいれば、即修理が必要ですし、あまりに汚れているようであれば、周辺部品他の部品にも汚れが貯まっている可能性が高く、場合によってはチェーンソーの動作不良の原因となります。 チェンソーのエンジン部を長持ちさせるには、このプラグホールまわりだけでなく全体的な点検、メンテナンスが必要なわけですが、詳しい知識がないならば、こまめに業者などに点検してもらったほうが良いかもしれません。 ちなみにプラグホールはむき出しというよりは、何かゴムのようなもので塞がれていたりする事も多いのですが、これ自体はそこまで高価な部品でもなければ、交換も難しくないので、簡単に取り替えることが可能です。 いずれにしてもチェーンソーの部品類を清掃しようと思うなら、必ず手をかけるべき部分ではありますが、強引に力をくわえたり、推奨されていない液剤を使うと壊れてしまう原因にもなるので注意しましょう。 |
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