チェーンソーのコアとなるパーツはエンジン。いかに両手で持ち上げられる切断器具といえど、扱い方を間違えるとすぐにかぶって始動不良をおこします。 この「かぶる」というのはチェーンソーのエンジンが既にかかっているのにもかかわらず、チョークを掛けたままスターターコードを引っ張りすぎるとおこる現象で、点火プラグに燃料が付着して点火出来ない状態に陥ります。 こういった状況をふくめ万が一作業現場でチェーンソーの不調が発生すると対処法がわかっていなければ、チェンソーは使えないままになってしまうわけですから、専門知識はやっぱり必要です。 ちなみにいってこの状態のチェンソーを復帰させるには、プラグの電極にガソリンがかぶって濡れているだけですので、一度プラグを外し、ふき取る事が第一工程。 次に、点火プラグを外した状態で、スイッチをOFFにしてスターターロープを何度もひくことでプラグホールから貯まった燃料を吐き出させます。 (プラグホールからエンジン内部にゴミが入らないように充分注意しましょう。) そうして全てを吐き出させたら、再度プラグをとりつけ、チョークレバーを引かずにスターターロープを思い切り引くと、高い確立でエンジンは始動します。 |
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チェーンソーのエンジンは空冷式ですから、しっかりメンテナンスしておかないと冷却が上手く出来ず、エンジン内部の温度が上がり続けて溶けてしまい、焼付けを起こしてしまいます。
こうなってしまってからでは、もう遅くチェーンソーはダメージをうけたままになってしまい危険です。 掃除方法というのはいたって簡単!まずはエンジンカバーを取り外し、カバー自体をしっかり洗浄。 雑巾などで拭くぐらいでは綺麗にとれないので、ブラシなどをつかって綺麗に汚れを落としましょう。 次に肝心なエンジンの清掃! 冷却通路周りは汚れやすいので、特に丹念に掃除しましょう。 基本的に木材を切っている異常、おが屑などが貯まっている場合が多いので綺麗に取り除くべきです。 ちなみにチェンソーの掃除に必要な道具は、ブラシとエアダスターくらいあれば充分です。 (こびりついているところをブラシでこすりおとし、エアダスターで吹き飛ばすという要領) こういった掃除をしっかり行う事でエンジンやきつきの原因となる因子をひとつ消せるわけですね。 掃除の頻度としては、趣味の範囲で扱ってる場合は気が付いた時に掃除する程度で充分ですので、常に気をつける必要は無いですが、毎日扱っているような場合は、定期的なメンテナンスデーをきめて対処していきましょう。 |
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チェーンソーの仕組みは簡単そうでいて、一度調子が悪くなるとその対処は意外と難しいものです。
こういった場合は、そのまま放置しておくと悪化の一途をたどる可能性もありますので、思い切って修理店に持ち込むのが良いでしょう。 修理期間は修理内容や修理店の手際によって違いますが、単純に言ってパーツ交換が必要となった場合に別途メーカーから取り寄せる必要が出た場合は、3日から長ければ1週間程度かかってしまうこともあります。 また、修理料金についても少し触れておきましょう。 チェンソー自体はそう大型の機械でもないので、修理代金もそんなに高額になる事も無いだろうと思われがちですが、意外にも修理代金は高額になる場合があります。 例えば一番多い修理のキャブレターの分解修理(O/H)の基本工賃が3,000円〜6,000円(チェンソーの機種や修理店により工賃設定がことなります)、部品交換が必要になればさらに部品代金が上乗せとなります。 エアクリーナーエレメントや燃料フィルターなどの消耗品の交換もあわせれば、チェンソーの修理で1万円を超える場合も珍しくありません。 このように、チェンソーの修理は意外とお金のかかるものなので、消耗品は仕方がありませんが出来る限り日頃のメンテナンスをしっかり行って故障が発生しないように扱うことをおすすめします。 |
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