チェーンソーで使用するソーチェン。 そのソーチェンのピッチというのは、刃の部分ではなくそれを繋ぐ鎖の長さのことをいいます。 刃と刃の間隔のことと言い換えることも出来るでしょう。 チェーンの規格を決める数値の一つで、ソーチェン選びに重要になってくるのがこのピッチになります。チェーンの隣り合ったリベット三つの間の長さの、二分の一がピッチの値になります。どこから測らなければならないというものではなく、三つがつながった箇所ならどこでも測定することが可能です。 ピッチの長さによって、刃と刃の間隔とともに刃の大きさが変わってきます。 刃の大きさが小さいほうが細かい作業を得意とし、大きくなるほど切断面は粗くなるのが特徴です。 またピッチが長い方が木屑が溜まりにくく、大きな木を伐採したり加工したりという時に作業を阻みづらくなります。 排気量が大きな、業務で使用するようなチェーンソーほどピッチが長いほうがいいといわれるのはそのためです。 しかし排気量が少ないものでも、大きいものと同じだけのピッチの規格が適合サイズとなっているものも多いので注意が必要です。ピッチのサイズは、エンジンやバーによって決まりますが、必ず確認をした上であったものを選ぶようにしましょう。 |
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チェーンソーにおけるゲージとは、バーにある溝のことを指します。 チェーンの動きを滑らかにするために、チェンオイルを流し込む場所がゲージです。 メンテナンスの時にも、非常に重要な場所となるので覚えておきましょう。 溝の厚さはこのゲージの値によって表されます。 もう一つの見方として、ドライブリンクの厚さといってもいいでしょう。 ソーチェン選びでは、ゲージの値も重要な要素の一つです。 チェーンソーに合わないものを選んでしまうと、上手く使用できないどころか、取り付けることすら叶わないということもあります。 ソーチェンの刃が大きくなるほどゲージも広くなり、その幅が長くなるにつれても広い溝が必要になります。しっかりしたソーチェンは、それなりの厚さを持つものです。 基本的にはエンジンの出力によりゲージの溝も決められます。 よって大型のチェーンソーほど広いゲージを持ち、小回りのきくものはそれとは逆にゲージが狭くなる傾向にあります。 大きな刃に広い間隔、厚みを持つソーチェンは木を切る時の抵抗もまた、大きくなるからです。 ソーチェンの購入時は、ゲージの値も忘れることなく確認しましょう。 ほんの僅かな違いだからどれでも同じだろうと思っていると痛い目を見ますよ。 |
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同じ規格のチェーンに対して、刃の数が二倍になっている特殊なソーチェンのことを、フルカッターチェンといいます。
刃の数によって変わるのは、もちろんチェーンソーを使った上での切れ味です。 普通のチェーンと同じように使っても、刃の当たる回数が多くなるのでより切れ味が良くなり、固い木材をカットできるようになります。 非常に固い特性を持つ、竹などの伐採にも使われることの多いチェーンですね。 これを使用すると、比較的手軽に竹を切ることが出来るようになります。 また切断面も滑らかになるものもあり、細かい作業に向いているとも言われます。 切るという能力に特に優れたチェーンが、フルカッターチェンだといえるでしょう。 フルカッターチェンを使うために、専用のチェーンソーを購入する必要はなく、普段使いのものでもソーチェンを取り替えるという形で扱うことが可能です。サイズはもちろんありますが、基本的には通常の交換と同じように切り替えが出来るので無理がありません。 切れ味だけに頼るような使い方をすると消耗が激しくなりますので、よく使用した際は通常のメンテナンスよりも念入りに、状態を確かめておくことをおすすめします。 フルカッターチェンを使いこなすために、ソーチェンの付け替えや手入れなどには慣れておいたほうがいいでしょう。 |
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