チェーンソーを用いて樹木の伐採作業を行う場合に必ず覚えておかなくてはいけない言葉の一つが、追い口です。 追い口とは、樹木を伐採する際に、伐採対象となる樹木の幹部分に挿入する切り口の事で、チェーンソーのガイドバーを直接当てて樹木を伐採するときの切り口のことです。 また、追い口と対になる言葉として、樹木が倒壊する方向に入れる切り口を指す、受け口があります。 チェーンソーをあてがって追い口という切り込みを適切な形で樹木に挿入することによって、どんなに大きな大木だったとしても、安全に伐採することができます。 追い口を作った上で樹木の伐採に取りかかることによって、樹木が倒れる方向を任意で決める事ができる上、安全に伐採作業を行うことができます。 実際に追い口を樹木の幹部分に作る際、対象となる樹木の美貴の太さが大きくなるに従って、切り方にも工夫を施す必要があります。 例えば、先回し切りや元回し切りなど、特殊な動きを兼ね合わせた切り方をすることで、追い口を適切に挿入することができる上、太い幹であったとしてもしっかりと切断することができます。 また、伐採する樹木の硬さによっては、追い口の深さを変えたり、切り込み角度を寄り広い角にした上で挿入する必要があります。 |
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樹木の伐採をチェーンソーを使って行う際に必要になるのが、追い口と受け口です。 そして、樹木が倒れる側に挿入する切り込みである追い口と、樹木の伐採作業を行う側から挿入する切り込みである受け口のそれぞれの高さには違いを設けます。この高さのズレのことをつるといいます。 受け口と追い口それぞれの切り込みに微妙な高さであるつるを設ける事によって、このつるが高い方の切り込みに向かって樹木を倒すことができます。 このつるの調整を自在に調整することによって、樹木が伐採する方向を任意で決める事ができる上、どんなに太い幹を持つ樹木であったとしても、つるをより高くすることで切り込み口にかかる圧力を高めることが出来るので、容易に伐採作業を行うことができるという訳です。 特に、チェーンソーを使って樹木の伐採を行う際には、必ずこのつるの要素と扱い方を理解しておくことで、安全な形で伐採を行う事ができます。 つるは、その高さが大きいほど長いと表現し、逆に追い口と受け口の高さがほぼ均等に近いほど短くなる、と表現します。 一般的には、受け口と追い口の高さの差であるつるは低く取った上で伐採作業が行われるのですが、針葉樹のような堅い幹を持つ樹木であったり太い幹を持つ樹木を伐採する場合にだけ、この高さの差であるつるを大きく長く取った上で作業を行うのが一般的です。 |
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受け口と追い口を作った上で樹木の伐採作業を行うチェーンソーを用いた方法で最も注意すべき要素の一つが、芯腐れの存在です。 芯腐れとはその名が表すとおり、伐採する樹木の芯の部分が腐った状態の事を指します。 普通に考えると、芯が腐っているほど樹木の幹は柔らかくなっているというイメージを持ちがちですが、実は、チェーンソーを使って伐採する上で、この芯が腐った状態の幹ほど、非常に危険な存在になってしまう可能性があります。 というのは、芯が腐ると言う事は、芯の部分の組織が非常に堅い線維に変化してしまっている場合が有ります。 このため、通常の追い口と受け口を使った樹木の伐採作業だけでは、幹が綺麗な形で切断されず、折れてしまったり切り株が欠けてしまったような状態で切断されてしまいます。 こうなると、伐採する樹木の切断方向の調整も困難になってしまう上、チェーンソーのガイドバーやソーチェンが切断してしまう危険性もあるため、芯腐れが行っている樹木を伐採する際には、適切な形で作業を行う必要があります。 芯腐れが発生している樹木に対しては、まず受け口を樹木に対して作った後、この受け口の中にガイドバー先端を突っ込みまず腐った芯を完全に切断してから、追い口を作って伐採を行うようにします。 |
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