エンジン式に使い慣れている人が電動チェーンソーを使用する場合、そのパワーよりなにより、電源コードの扱い方にひどく苦戦を強いられることがあるといいます。 そのくらい電動チェーンソーにおける、電源コードの立ち位置は独特です。 木を切る時、木と自分の場所を入れ替える時、電動チェーンソーを使用する時には、常に足元に電源コードがあります。 刃先や木のことばかりに気をとられていると、電源コードに引っかかって転倒する恐れがあり危険です。 逆にコードばかりに気にしていると、今度は刃先への注意がおろそかになりかねません。どちらにも同時に気を配りつつ、安全に立ち回ることが求められます。 元々木を切る際、足場が荒れていることも多いですから、その上さらにコードに足を絡ませてしまわないように、可能な限り足場を整えておきましょう。 延長コードを使用するなどして、コードの長さに余裕が出れば、足を高く上げてまたぐような真似をしなくてもコードに触れなくなります。 しかし長くした分、確実にコードの存在感は大きくなるはずですので、伸びる方向や作業の際本体と共に動く部分に気を付けて、コード同士が自然に絡まり合ってしまうことのないように配慮することが求められます。 |
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電動チェーンソーは、電源があればどこでも使用できる手軽な機具です。しかし手軽なだけに、動力はそれほど大きくありません。エンジン式のチェーンソーに比べれば、堅い木や太い木にとことん弱い性質を持ちます。 そうして電動式では切りにくい木に直面した場合に、意図せずに刃を木材に押し当てすぎてしまうことがあります。木を切ることに必死になり過ぎて、必要以上に力が腕にかかるためです。 いかに力を込めたところで、機械に対して高すぎる耐性を持つ木を、簡単に攻略できたりはしません、チェーンソーを使用する時に人間が込める力など、木を切るという行為にほとんど影響しない僅かなものです。 切れないのに更に逃げ場がなくなると、本体にも刃にも大きな負担がかかることになります。摩擦の熱でバーが焼き付いてしまったり、本体に熱が溜まり過ぎて故障したりという事態に、容易に発展します。 にっちもさっちもいかなくなり、木に挟まって動かなくなってしまえば、それを外そうとして重大な事故にもつながりかねません。 性能の限界を見極め、無茶な使用は控えましょう。力よりも技術で攻略する方向で、カットに苦戦するときには位置を移動してみたりと、アプローチの仕方を変えて挑戦してみてください。 |
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チェンオイルはチェーンソーの潤滑油です。オイルを塗ってソーチェンの滑りをよくし、スムーズな回転ができるようにして、その力で木材に挑むようにすると、本体の実力以上の働きを見せられるようになります。 反対にオイルの補給が十分でないと抵抗が大きくなってしまい、木を上手く切れない上に熱が発生する一方で、ソーチェンとガイドバーが焼き付きを起こす事態に繋がります。焼き付きが起こってしまえば、もはや部品を交換するほかに改善の道はありません。 電動チェーンソーは特に、木を切る能力がほどほどである分、無理をしてソーチェンやガイドバーに耐えられる以上の負担をかけてしまいがちです。 その状況にあって、チェンオイルの補給すら追いつかないということが重なるとすれば、それはもはや故障やトラブルを起こすために使用しているようなものです。 使用回数が多くなるごとに、チェンオイルの必要性も高まっていきますが、普段はあまり使用しないという場合にも、つい忘れてしまうことのないように、使用のたびにチェンオイルがいるかどうか確認しておいた方が無難です。 その際にはよくソーチェンとガイドバーのメンテナンスも行って、回転を阻むものを残しておかないように気を付けて見ておきましょう。 |
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