チェンソーのメンテナンスは、自宅や倉庫などの安心できる場所で、不備のないように行っておきたいものです。 調子が悪い部分があったら調節する、切れ味が悪くなっていたら目立てをする。 道具も余裕もある整った場所で、いつでも使えるように状態を高めておくのが理想的です。 しかし連日の如く使用していたり、逆に久しく使っていなかったものを持ち出すという場合には、使用している最中にメンテナンスの必要を迫られることにもなるでしょう。 山林の中で作業現場の中で、チェンソーの切れ味が悪くなってしまったら、木を切り続けるためにはその場で目立てを行わなければしょうがありません。 そんな状況ではまず、目立て作業が行える安全な場所を探すことが先決です。 周りで木を切っている人がいたり、忙しく動いている人がいる現場の真ん中では、じっと目立てをするに適した環境でないことは明白ですので、まずは少し離れたところに移動しましょう。 そうして周囲に動くもののない、集中できる場所を見つけ出してください。 石が多いところやぬかるんでいるところ、安定しない場所は不向きです。腰をすえて刃の調子だけに気を配れる環境を得てから、必ず行動を開始するように心がけましょう。 |
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チェンソーの目立てを行う場合、とにかく安定した場所で行わなければなりません。 足元はしっかりとしていて、手元は明るく、周りは整っていて落ち着いており、いきなり何かがやってくることもない、閑静で集中して物事にあたれる空間が必要です。 室内であればそういった場所を見つけるのは、それほど難しいことではないでしょう。問題なのは、作業現場で目立てをしなければならない状況に陥ってしまった場合です。それが野外の、自然の中であった時、さらに望まれた環境を作るのは難しくなります。 チェンソーの目立てでは、本体の固定と作業者の安定が絶対の条件になります。どちらが不安定な状況でも、力を入れて作業することが出来ず、予期せぬ動きをしてしまう可能性があって危険度が増します。 専用の道具がある場合は利用するのが一番ですが、それがないときはしっかりとした木などを使って安定を図りましょう。 チェンソーを木にしっかりと食い込ませて固定したり、安定して座れるようなところがあればその上に本体を固定したまま座り、自分の両足を使って支えながら目立てを行ったりするといいでしょう。 肝心なのは、両手で目立て作業できる状況を作り出すことです。片手で固定をして、片手で道具を持つなどという不安定な形で作業することなく、両手フリーの状態での安定を求めてください。 |
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野外でチェンソーの目立てをする場合、携帯用のスタンプバイスがあるととても便利です。 それほど重いものではなく、掌に乗るようなサイズで持ち運びに不便がある訳ではないので、いざという時用に、目立て道具の一つとして持っておくと安心して作業が出来ます。 スタンプバイスの使い方は、複雑な行程をこなすこともなく、とてもシンプルなものになります。どんな場所でも即座に対処可能となるのは、この道具の利点です。 通常野外で目立てをする場合には、チェンソーを固定するために立っている木を使ったり、自身の両足を使ったりすることになるでしょう。しかしそういった手段の上で行う目立てにはコツがいり、慣れていないうちは上手に作業することが困難です。 スタンプバイスがあれば、目立てに適した環境を作ることは容易になります。 平らな木や切り株を探して、そこにスタンプバイスを打ち込むだけ。打ち込んだところにガイドバーを挟み、固定をすればそれで即席の作業台が完成となります。 チェンソーを安定した状況におくことができれば、ヤスリの力もしっかりと加わり、すんなりと目立てを進められるでしょう。 勢いあまって刃に触れてしまうという事故を防ぐことも、難しくはありません。 |
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