チェーンソー(チェンソー)の排気で煙が多く出るようになった場合は、まずは燃料を疑ってみてください。普段あまり気にかけることは無いかも知れませんが、燃料も時間の経過と共に劣化が進みます。劣化が進んだ燃料を使用すると、白煙などが出る可能性もあります。 特にチェーンソー(チェンソー)に給油した燃料を、全て使い切らないままで長期間保管していたりすると、排気煙が多くなるなどのトラブルが発生する可能性が高くなります。しばらく使用しない可能性がある場合は、面倒でも作業後に燃料を抜いておくようにすると、トラブルが発生しにくくなります。排気煙が多くなるだけなら煙たいだけで済みますが、劣化した燃料は機械自体に影響を与えて、故障や不調の原因になったり、製品の寿命が短くなる原因になることもあります。燃料は作業の前に新しいものを給油して、作業後は燃料を抜いておくことをおすすめします。 また、ガソリンなどの燃料は、買ってきた状態で保管していても、期間が長くなれば酸化などが進んで劣化する可能性があります。特に夏場の高温多湿下での保存は、劣化が進みやすくなります。燃料は使う時にその都度調達することが理想的です。また、長期保存に対応する燃料が缶などに入れて販売されているので、そのような製品を使用するのも一つの方法です。 |
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チェーンソー(チェンソー)の排気で煙が多く出る場合の原因として、燃料の劣化の次に考えられるのはエアクリーナーエレメントの汚れや劣化です。エアクリーナーエレメントは、エンジンに供給する空気を取り込むための場所で、ゴミなどが入らないようにフィルターの役目をしています。 このエアクリーナーエレメントが汚れなどで詰まってしまうと、空気の取り込みが上手く出来なくなってしまい、場合によっては排気煙が多くなる原因となることもあります。エアクリーナーエレメントをチェックしてみて汚れが見られるようであれば、洗油を使って洗浄するしたり、エアブローでゴミを吹き飛ばしたりするようにしてください。また、エアクリーナーエレメントは定期的に交換が必要となる消耗品でもあります。劣化が進むとフィルターとしての役目を果たさなくなり、排気煙のほか様々なトラブルの原因になることがあります。 エアクリーナーエレメントが機能しなくなって埃などが除去されなくなると、エンジントラブルなどに発展する可能性もあります。エンジンは、チェーンソー(チェンソー)に搭載されている部品の中でも、高価な部品が集まっています。そのため、エンジンの故障は修理代が高額になることが多くなります。日頃からエアクリーナーエレメントの点検・清掃を怠らないようにしましょう。 |
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ここまで、チェーンソー(チェンソー)の排気煙が多くなったときに考えられる原因と、その対応策について説明して来ました。排気煙が多くなる原因としては、燃料の劣化によるものとエアクリーナーエレメントの詰まりや劣化が原因となるものが多いです。しかし、それらをチェックして対策を講じても、排気煙の症状が改善されない場合は、一度チェーンソー(チェンソー)を修理店に持ち込んで、専門家のチェックを受けることをおすすめします。 |
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