エンジンを搭載するチェーンソー(チェンソー)には、スパークプラグという部品が取り付けられています。スパークプラグは、エンジンが動作するためには無くてはならない部品です。燃料タンクに入れられた燃料は、キャブレターで空気と混ぜられて混合気となります。その混合気をシリンダー内で圧縮し、点火・爆発することで、エンジンは稼働します。この時に、シリンダー内の混合気に点火する役目をしているのがスパークプラグという部品です。 燃料かぶりというのは、このスパークプラグがガソリンやオイルで濡れた状態になっていること言います。スパークプラグが燃料などで濡れている状態では、正常にエンジンを始動することは出来ません。燃料かぶりの状態になっていると、スパークプラグから火花が飛ばないため、混合気に点火することが出来ないのです。そのため、燃料かぶりの状態ではエンジンが掛らず、チェーンソー(チェンソー)を使用することが出来ません。 燃料かぶりが原因でエンジンが掛らなくなっている場合には、燃料かぶりが起きている原因を特定して、その原因を解消する必要があります。チェーンソー(チェンソー)でエンジンが上手くかからない場合には、燃料かぶりが原因となっていることが多くあります。 |
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燃料かぶりが起きてしまう原因には、様々なものが考えられます。燃料かぶりの原因として一番やってしまいがちなのは、チェーンソー(チェンソー)の使い方を誤ることです。 チェーンソー(チェンソー)にはチョークという仕組みが設けられています。チョークというのは、エンジンに送られる混合気の濃さを一時的に濃くするための仕組みです。チョークを引くことで、エンジンに送られる混合気は濃くなります。混合気を濃くすることで、エンジンが冷めている状態でも、エンジンが掛りやすくなるというメリットがあります。 しかし、チョークは時として燃料かぶりの原因になることがあります。チョークを引くことで混合気に含まれる燃料の量が多くなるため、燃料かぶりの状態になってしまうことがあるのです。チェーンソー(チェンソー)のエンジンがなかなか掛らないからといって、チョークを引いたまま何度もエンジン始動を試みるのは、燃料かぶりを悪化させてしまう原因になることがあります。 また、チョークを引いていなくても、キャブレターの調整が悪くなって混合気が濃くなることもあります。キャブレターの調整で混合気が濃くなっている場合にも、チョークを引いている時と同様に、燃料かぶりの症状になることがあります。燃料かぶりを防ぐには、適切なチョークの使用と、キャブレターの調整が大切です。 |
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チェーンソー(チェンソー)を使用していて、エンジンが掛りにくいなどの症状が出た場合には、燃料かぶりの症状になっていることが疑われます。このような症状が出た場合には、スパークプラグをエンジンから外して、異常が無いか点検をしてみてください。 |
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