チョークレバーはバイクを乗る人にとっては馴染みがある言葉です。その仕組みはエンジン式のチェーンソー(チェンソー)にも採用されており、エンジンを始動させるために必要なパーツの一つです。 自動車の場合はオート(自動)になっていることが多く、自ら操作しなくても稼働しますがエンジンチェーンソー(チェンソー)の場合は、気温や使用環境によってある程度の調節が必要であるため、使用者はチョークレバーの操作方法をマスターしなくてはなりません。 チェーンソー(チェンソー)におけるチョークレバーの役割は、円滑にエンジンを始動させることであり、レバーを操作することでシリンダー内における燃料の濃度が変化しエンジンを動かします。寒い日には自動車やバイクのエンジンがかかりにくく何度もキーを捻ることを繰り返しますが、これと同じようにチョークレバーを操作して、低温の環境であってもエンジンが始動できるようにするのです。 製品によってはチョーク連動式ストップスイッチといって簡単に操作できるとともに、安全性を重視した機能が取り付けられています。スイッチを戻し忘れてしまうなどの事故につながらないよう安全性が高められたチョークレバーが採用されているのです。 |
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チェーンソー(チェンソー)のチョークレバーはチョーク弁を操作するためのものです。チョーク弁というのはエンジンに取り付けられている構造の一つで、シリンダー内の燃料と空気の割合を調節する機能を持っています。 混合燃焼機関であるキャブレーターが採用されているチェーンソー(チェンソー)などの農機具には現在でもチョークレバーが有効に活用されていて、空気の量を絞ることによって燃料であるガソリンの割合を高めエンジンを始動ししやすくします。 チョークレバーの構造としては複数あり、一つはチョーク弁式というものでレバーを操作することによって空気の取り込み口を塞ぎ、通常より多くのガソリンを吸入するものです。もっと単純な仕組みのものではレバーを動かすとチョーク弁がスライドをして吸入口を開閉させるものがあり、チェーンソー(チェンソー)などの小型農機具に採用されていることが多いです。 最近では電子制御キャブレターを搭載したチェンソーも登場しており、そちらでは内部に搭載したソレノイド(弁)を電磁的に動作させて燃料の量を増減させるオートチョーク機構が採用されています。 |
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チェーンソー(チェンソー)のチョークレバーは機種によって表示が異なりまして、一般的には「開く」や「閉じる」といった文字やイラスト化されたもの、そして「OPEN」と「CLOSE」というように英字で書かれたものがあります。 エンジンを始動する場合には、万が一の事故に備えてチェーンソー(チェンソー)の刃の位置に気をつけて置きます。エンジンの始動前は空気の量を絞るためにチョークレバーを「閉じる」の位置にしておきますが、周囲の環境が高温であったりエンジンが温まっているのであれば「開く」の位置にしておきます。 スターターを何度か引いてエンジンがかかるかを試してみますが、うまくいかないのであればチョークレバーを「閉じる」の位置にして初期の爆発音(初爆)が聞こえるかを確認し、この動作を繰り返すしていくことになります。基本的にチェーンソー(チェンソー)を使用している間は、エンジンが既に動いていますので「開く」の状態を維持します。 ここで注意すべきなのはチョークレバーの上下がそのまま「開く」や「閉じる」に該当するかは機種によって異なるため、一つ一つ使い方を確認して今チョークレバーが「開く」なのか「閉じる」なのかを留意しながら、作業を行っていくことが大切です。 |
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