チェーンソーの始動をスムーズに行うために欠かすことの出来ないデコンプ。 このデコンプがリコイルスターターを引いた時にシリンダー内の圧力を少量を逃がしてくれる事で、スターターロープを引くときにかかる負荷を軽減してくれるようになっています。そのお蔭で、チェーンソーを始動する際、無駄な力を加えることなくスムーズかつ軽くリコイルスターターを引くことが出来、楽にチェーンソーを始動させる事が可能になっているのです。このデコンプがなければ、チェーンソーを始動する際も一苦労になってくるのです。 デコンプは略語で正式には「デコンプレッション」と言います。チェーンソー以外でもエンジンの給排気弁に設けられ、手動でチェーンソーなどの機械を始動させる際に圧縮工程でもっとも手に掛かる負荷を軽減させるためには欠かすことの出来ない部品の一つになっています。 デコンプが付いているお蔭で圧力を逃す事ができ、そのお蔭で勢いを付ける事ができ、力を加えることなくチェーンソーなどをスムーズに始動させることができるのです。 そのような事を考えても、チェーンソーを簡単に使用する事ができるのは、このデコンプのお蔭と言っても良いのかもしれません。それほど、エンジンを始動させる際に重要な役割をしてくれる部品になっているのです。 |
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デコンプはチェーンソーを始動させる際に重要な役割を行う部品で、今では欠かすことの出来ない機構の一つになっています。 そんなデコンプの仕組みはとてもシンプルで、エンジン始動時にスターターロープを引いた際にはエンジンのシリンダー内でピストンが上下に動き混合気を圧縮しているのですが、この圧縮に掛かる力を少しだけ逃がすような仕組みになっています。 圧縮を逃がす方法は様々ですが、近年のエンジンチェンソーに搭載されている2サイクルエンジンは非常に高性能で圧縮比も高い傾向にあるので、特に40cc以上の大型チェンソーではデコンプが重要になって来ます。 そのような場合、手動でエンジンをスタートさせようとするとかなりの負荷がかかって来てしまいます。 それを軽減させるために付けられているのがデコンプです。デコンプは、シリンダー内の少量の混合気を逃がしてくれる為、負荷を軽減させることができ、簡単にチェーンソーなどを始動させることができるのです。始動後は安全の為、自動的に閉まるようになっています。 このように、デコンプとは、シリンダー内の混合気を逃す事で、エンジンを始動させる際に必要になってくる負荷を軽減させることができる重要な役割を行う装置になっているのです。 少しの事ですが、このデコンプがあるのとないのとでは、始動する際に大きく力の入れ具合が変わってくるのです。 |
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チェンソーのデコンプにはいくつかの種類があります。 小型のチェンソーでは「排気デコンプ」と呼ばれるデコンプ機構が採用される事が多く、こちらはエンジンのシリンダーに開いている排気ポート(混合気燃焼後の排気ガスを吐き出す穴です。シリンダー外側に取り付けられたマフラーにつながっています)に少しだけ切り欠きを行い、ピストン上昇時に圧力を少し逃がす機構で、スターターロープを引く力を小さく済むよう計算されています。 チェンソーで良く使用される方式のデコンプでもう一つは「デコンプバルブ」です。 大型のチェンソーに採用される事が多い方式で、こちらはエンジンのシリンダー側面などにデコンプバルブと呼ばれる機構が儲けられており、エンジン始動前にこのデコンプバルブを押し込むとバルブが開放され、ピストン上昇時に発生する圧力を逃がす事が出来ます。 デコンプバルブはバルブの開放は手動ですが、バルブを閉じるのは自動で、エンジンに初爆が起こればその爆発力でデコンプバルブは自然に外側に押し戻されて閉じる仕組みとなっています。 小型のチェンソーではデコンプ無しでもエンジンの始動は比較的容易ですが、50ccを超えるような大型のチェンソーでは、デコンプバルブがなければスターターを引くのが非常に重くなりますのでエンジンの始動が大変です。 正しいエンジンの始動方法を把握するためにも、お手持ちのチェンソーにどのようなデコンプが付いているのかや、デコンプの使い方など、取り扱い説明書をしっかりと確認しておきましょう。 |
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