ヒーティングハンドルは、チェーンソーのハンドル部分、作業の時に手で握る部分に熱を発生することのできる機能がついたもののことを言います。 製品やメーカーによってはハンドルヒーティングともいいますが、全てのチェーンソーに必ず搭載されているものではありません。ヒーティングハンドル機能を利用したい場合は、対応のチェーンソーを選んで購入する必要があるでしょう。 ハンドルを温める仕組みは、ハンドルの内部に電熱線を通して、電気から熱を発生させるというものです。スイッチを入れたり切ったりすることで作動しますが、動力が別にないためエンジンのかかっている状態でないと機能を使用することができません。必要の無いときは使わない状態にすることも可能なので、状況に応じた判断をしましょう。 以前はマフラーから出る排気ガスを利用して温めたりもしていましたが、今のヒーティングハンドルは電熱線のものが主です。使用方法は説明書に明記されていますので、必ず一度目を通しておいて下さい。 ヒーティングハンドルは複雑な工程で作動する機能ではなく、特にメンテナンスということも必要ありません。あると便利な作業を快適にする仕組み、そのぐらいの認識で考えていても問題はないでしょう。 |
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チェーンソーのハンドルに搭載されたヒーティングハンドルの役割は、寒冷地での作業や冬場での作業の、利用者の負担の緩和とトラブルの防止にあります。 雨が降っているとき周囲に雪があるとき、チェーンソーに霜が下りてしまっているとき。ハンドルが冷えていたりぬれていたりするその状況で作業しては、霜や氷で手を滑らせたりこわばらせたりと、トラブルを発生させる可能性を作り出してしまうことになります。切れ味の鋭いチェーンソーを使用中にうっかり取り落とすなんてことがあっては、自分にとっても周囲にとっても一大事です。 手元の扱いに十分気をつける必要のあるものだからこそ、その安全を守るためにヒーティングハンドル機能が搭載されています。電気を使い機械自ら熱を発生させ、ハンドル部分を温めることにより氷や霜を溶かしたり、作業者の手を温めたり、安全にチェーンソーを使うことができるようになるでしょう。 快適に安全に道具を使うために、メーカーの手により機械は日々進化を遂げています。少しの動力で動き、静かに起動し、太い木を切ることのできる切れ味を持つよう、日進月歩で機能は向上しています。ヒーティングハンドルはその中でも快適に安全に作業を行うために作られた、使用者のための機能なのです。 |
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雪が多く降る豪雪地帯での作業では、確かにチェーンソーにヒーティングハンドルの機能が搭載していることは購入時の大きな条件になりますが、そういった場所以外では必要の無い機能というわけではありません。日本には四季というものがあり、冬場の作業はどの地域にいても寒さが堪えるものです。特にチェーンソーは野外で使用することが多いために、寒さは作業の大きな障害となるでしょう。 屋内でしかチェーンソーを使用しないというのならともかく、野外で木を切る以上はヒーティングハンドルの機能にお世話になることは必ずあります。手のかじかみを覚えた時、ハンドルに雪や霜が付着した時、寒さでハンドル部分が上手く握れなくなった時、それがヒーティングハンドルの活躍する時です。 どうしても機能のついたものを買うべきとまではいきませんが、冬場でも使用する可能性があるのなら、ヒーティングハンドル機能付きのものを購入しておくといざという時便利になります。必要になったとき新しく買うというわけにはいきませんので、最初から対応している製品を選んでおくことをおすすめしたいです。 ただし、ヒーティングハンドルを搭載したチェーンソーは通常のヒーティングハンドル無しのチェーンソーより重量が重くなるのと、部品点数が増える分故障の確率の少しばかり高くなるので、その点については十分な検討が必要です。 防護のマスクやゴーグル、耐久性のある作業服。そういったものをそろえるのと同じように、ヒーティングハンドル機能についても備えておくと安心です。 |
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