スポンジタイプのチェーンソー(チェンソー)用エアクリーナーエレメントは、紙製のものと異なり湿式であることが特徴です。スポンジにオイルや薬品を染みこませることで通常よりも不純物をしっかりと吸着させます。さらにスポンジなので表面に無数の小さな穴が空いており、スポンジの内側も含めて空気に触れる部分を何倍にも増やしていますので、微小な不純物をキャッチし空気の浄化がしやすいという利点もあります。 そして中性洗剤などで洗浄をして再びオイルなどを染みこませれば再度利用することが可能であり、長持ちさせることでパーツの追加購入の回数を減らせます。 メンテンナンスの仕方は、まずチェーンソー(チェンソー)からエアクリーナーエレメントを取り外し、中性洗剤を水もしくは適温のお湯に溶かしてエアクリーナーエレメントのスポンジを浸しておきます。あまり強く絞ったり洗いすぎるとスポンジ自体を傷めてしまいますので、表面の汚れを浮かしていきます。 ただし、繰り返し使用していると徐々にスポンジの形が崩れてきて隙間が生まれてしまいますので、チェーンソー(チェンソー)を安全に使用するには適度にスポンジタイプのエアクリーナーエレメントを交換しなくてはなりません。 |
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チェーンソー(チェンソー)におけるナイロンメッシュタイプのエアクリーナーエレメントは、スポンジタイプと紙製タイプの両方の利点を活かすことできます。 スポンジタイプの場合は専用のオイルなどを染み込ませて不純物を吸着させますが、蛇腹状に折り曲げることはできず空気抵抗は一定となります。それに対して紙製タイプは蛇腹状に折り曲げられるもののオイルを染み込ませては破けてしまいますので、そのままセットするしかありません。 そこでナイロンメッシュタイプのエアクリーナーエレメントであれば、蛇腹状に折り曲げつつオイルを染み込ませられるので効率よく吸入した空気を綺麗にできます。スポンジほど耐久性は高くありませんが、洗浄をして再利用することも可能です。 洗浄を行う際は中性洗剤を溶かした水やお湯につけるほか、オイルなどの薬品を染み込ませていないのであればエアーコンプレッサーを用いて表面の土埃を吹き飛ばすというメンテナンス方法もあります。水につけていないので、すぐにチェーンソー(チェンソー)へ取り付けて使用が可能です。 ただし目詰まりをしていたり汚れがひどい場合は、またすぐにメンテナンスが必要となりますので、予め交換用のナイロンメッシュタイプのエアクリーナーエレメントを用意しておきます。 |
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チェーンソー(チェンソー)に用いられるエアクリーナーエレメントのうち、安価な商品が多いのが紙製タイプです。 砂埃がひどい場所や長時間に渡って作業をするのであれば、エアクリーナーエレメントがすぐに汚れてしまうため、紙製であればコストをかけずにスピーディーに交換が可能です。もちろんスポンジタイプのような中性洗剤で洗って何度も繰り返し使用する方がトータル的にはコストカットできるかもしれませんが、作業中にエアクリーナーエレメントを洗浄するという作業を行うのには無理があり、使い捨てがしやすい紙製のエアクリーナーエレメントは魅力的です。 さらにもう一つの特徴として、紙の目の粗さにもよりますが、他の材質のエアクリーナーエレメントよりも小さな不純物もカットしますので、エンジンへ混入してしまう心配が少なく長持ちさせられます。 チェーンソー(チェンソー)にセットする際には蛇腹状に折られている紙製のエアクリーナーエレメントを使用することで、空気の抵抗を減らすことによりパワーダウンを防げますし、紙の表面に汚れが付いた場合でも軽く払うことで再度利用できるケースもあります。ただし乾いた土埃のようなものでないと綺麗に払うことはできず、やはりすぐ交換した方が賢明です。 |
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