さまざまなものを切断する作業を行う際に、チェーンソーを使用することが多いです。 チェーンソーは、のこぎりなどと異なり、作業を行なう人自身の力ではなく、電気の力で切断することができるため、効率的に処理を進めることができます。 非常に便利なものとして、有効に活用している人は多いのですが、電気で動いていることで、大きな危険も伴っていることに注意しなければなりません。 チェーンソーで作業をしているのが1人だけで、周囲に誰もいない状況であれば問題は生じませんが、複数での作業を行う際は、周囲の人々に配慮する必要があるのです。 チェーンソーを安全に使用するためには、安全距離という概念に気を配ることが大切です。 チェーンソーは、少し触れてしまっただけで大きな怪我につながってしまう危険な道具です。 そのため、複数の人々が作業を行なう場合は、15m以上の距離を維持しながら作業する必要があります。 チェーンソーで切断した物が、飛んでしまうことで他者を傷つけるのを防ぐためです。 高速で回転しているチェーンソーで切断した場合、高速で飛んでしまうため、とっさの判断で避けることは難しいです。あらかじめ安全距離を考慮しておくことで対処することになります。 |
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チェーンソーを用いた作業は、さまざまな場面で行なわれていますが、特に多いのは木を伐採する作業です。 高さのある木を切断する場合は、十分な注意を払って作業を進めていかないと、急に木が倒れてしまい、近くにいる人を負傷させてしまったり、自動車などの財物を損傷してしまったりする恐れがあります。また、自分自身にも危険が及ぶ可能性も高いのです。 木などを切断する場合は、伐倒方向に気をつける必要があります。 伐倒方向というのは、切断する対象が倒れる方向のことを指しているのですが、木などを切断した後の作業をやりやすくすることを考えなければなりません。 チェーンソーを用いた作業は、屋外で行なっていることが一般的なので、突発的な強風が発生することもあります。 さまざまな自然現象を考慮に入れながら、伐倒方向を意識して切断作業を進めていきます。 どちらの方向に木を倒すかによって、次の作業をスムーズに進めることができるかが決まってきます。 木を切断した後は、造材作業、集材作業を行なうことになります。 効率的に作業を行なうには、同じ方向に倒していくことが望ましいので、切断する対象となる木の高さ・傾き、周囲の障害物の有無、地面の状態を確認する必要があります。 |
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のこぎりを用いて木を切断する場合と比べて、チェーンソーを用いて作業を進めていく場合は、スピーディーな処理をすることが可能です。 作業が進んでいくと、作業に没頭してしまうようになり、周囲の人々への配慮が疎かになってしまうことがあります。 複数で作業をしている場合は、お互いに声を掛け合って、安全管理を徹底することが大切です。 チェーンソーでの作業時は、動きやすい服装で行動するのが基本となりますが、万が一の事故・トラブルを防ぐため、腕や脚を露出するのは避けなければなりません。 必ず、長袖・長ズボンを着用します。また、切断した物が倒れてきたりする可能性があるため、ヘルメットの着用も必須です。 高い木を切断する場合は、一気に切り倒すようなことはせず、少しずつ切断するように心がけます。 ゆっくりと作業を進めていくことで、突然倒れてしまう事故を防ぎやすくなります。 木などが倒れそうになったら、どの方向に倒れそうかを見極め、その方向に誰もいないことを確認します。 チェーンソーを用いた作業で最も重要なことは、負傷者を出さないようにすることです。 チェーンソー本体のメンテナンスも十分に行なって、作業中に破損することがないように気をつける必要があります。 |
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