チェーンソーで木を切る時、木の屑は少なからず発生します。こういった細かいゴミの類は、エンジンや電子機器にとっては大敵で、内部に入り込めば大きな故障の原因にもなりますので、面倒がらずに毎回の清掃メンテナンスを行いましょう。些細なことでチェンソーがその機能を果たせなくなることは、とてももったいないことです。 家庭で庭の手入れをするぐらいの使用なら、毎回分解して掃除を行うことはありません。もちろんきれいにすることは悪いことではありませんし、こまめにゴミを落としておけば後で掃除が面倒になることもなくおすすめですが、ガイドバーを外したりカバーを取ったりということが手間だという人は、外側に付いた木屑をはらうくらいで構いません。かえってゴミを中に押し込んでしまうことのないように、向きや角度を考えた掃除を行ってください。 本格的に木を切り倒すのにチェーンソーを使用したときは、多くの木屑が内部に入り込んでいることが考えられますので、エンジンの熱が落ち着き次第処理を行うようにしましょう。清掃にはブラシを使ったりダストスプレーを使用したりすると効果的です。熱でこびりついてしまった分はブラシなどでこそぎ落としておきましょう。 |
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チェーンソーのエアクリーナーエレメントは、その起動に重要な役割を果たす部分です。少々の汚れではそう影響はありませんが、長引かせると出力の低下にもつながり、最終的にはエンジントラブルに発展することも考えられますので、症状をこじらせてしまわないようにまめに清掃をしていきましょう。 チェーンソーの本体の説明書に、エアクリーナーエレメントのメンテナンス方法も記載されていると思います。機械の掃除はなれないという人でも、やり方に忠実にことを進めることができればけして難解なものではありませんので、少しずつ使い方に慣れていってくださいね。 清掃に必要なものは、ゴミを取るブラシやエアーコンプレッサーなどにがあれば便利です。 清掃時カバーを空ける段階で注意点が一つ、内部にゴミが落ちてしまわないようにということだけは気をつけてください。せっかくそこで留まっている分が奥にまで入り込んでしまうと、事態は一気に重症化します。 エアクリーナーエレメントは軽くゴミが付着している程度であればゴミを払い落とすぐらいでもOKですが、その時に破損しているところを見つけたときは、ついでの交換をお願いします。 |
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チェーンソーのチェーンは使用していくうちに汚れたり磨耗したりと、徐々に切れ味を落としていくことになります。よく切れなくなったからといって、直ぐにチェーンの交換に走ってしまうのは経済的ではありません。目立てを行えばまだ十分に力を発することができるかもしれませんので、自力での対処を試みてみましょう。 家庭で枝やちょっとした木の裁断にチェーンソーを使用するくらいならば、それほど目立てについて気難しく考える必要は無いでしょう。ただ思い切り力を入れて研ぐことはせず、滑らかな動きで二、三回押し出すように滑らせてみましょう。往復してごしごしと擦らずに、方向を常に一定に保って目立てを行って下さいね。 慣れないうちは目立てゲージやガイドなどの補助具を使用することをおすすめします。そういった用品を使用する事で安定した切れ味の目立てが比較的簡単に行えます。目立てゲージ等は専門店やインターネット通販で購入できるので1つは準備しておくと良いでしょう。 切れ味が悪くなったといっても相手は刃物なので、作業の際には十分に注意をした上で、周囲を確認して行いましょう。手袋を着用し本体をしっかり固定して、滑って怪我をしてしまうことのないように、慎重に実行するべきです。 |
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