チェーンソーを扱う時はできるだけ素手で直接つかむことはせず、作業用の手袋を装着しておきましょう。摩擦がある分チェーンソーをうっかり取り落とすということも防げますし、木を切ったときの木片で怪我をしてしまうことを避けることができます。 同じく木片を避けるという理由で、目にはゴーグル口と鼻にはマスクをしておくのがよいでしょう。その状況にもよりますが、万が一のためにも長袖長ズボンを作業着とするのがおすすめですね。細かな破片といえど粘膜に入り込んでしまうと、むやみに傷を作る原因となってしまうので、できるかぎり露出を避けた格好で作業に臨んでください。 作業環境は、足場が安定した日当たりのいい場所を選びましょう。不安定な場所やよく辺りが見回せないところでの作業は、どんなに熟練した職人にとっても容易なことではなく、大きなトラブルを呼び寄せてしまう可能性が高いです。チェーンソーは切るための機械ですので、その切るという対象が誤った方向に向いてしまわないための環境を確保してください。 そして電気を使用する場合では、野外での作業でも雨や雷といった気候には注意するようにしましょう。天候が怪しくなってきたなと思ったら無理をせず、中断するか屋内での作業に切り替えるのが正しい判断です。 |
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チェーンソーはガイドバーやソーチェン、ブレーキレバーなど様々なパーツが組み合わさって機能している機械です。いずれもつき方が甘かったり破損していたりすると危険ですので、使用前にはしっかり装着されているか点検することが大切です。 その際にはパーツが劣化していないか、それぞれの働きをしっかり果たすことができるかという点を確認してみるのも重要です。 特にガイドバーやソーチェンにひび割れはないか、作業中に万が一にでも破損してしまうことはないかということをよくチェックしておきましょう。エンジンが絶対にかからない状況でソーチェンの張り具合の確認もして、調子がよくないようなら様子を見ながら調整してみます。 ブレーキレバーそ操作して、チェーンブレーキが役目をきちんと行えるかどうかも毎回確かめてください。トラブルが起きた場合に、ブレーキが作動する状態でなければなりません。 またチェーンソーの燃料を補給することは欠かせない事前準備ですが、その時は周りの状況を見て火の気がないかよく注意した上で行ってください。作業の際は周りに可燃物が多い環境に立たされることがほとんどでしょうが、うっかり燃料を零して発火させてしまうということのないように、よく目を光らせて行動しましょう。 |
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チェーンソーでの作業は繊細な技術を要することが多く、集中力を高めた上でのものになりますので、身も心も僅かな時間で疲弊していきます。完全に作業が終了していなくても、一つの木材の処理が終わったなどのきりのいいタイミングで切り上げて、休憩を挟むことはチェーンソーを扱う上では必須の行程です。 特に夏場では大量に汗をかくことが予想されますので、大きな疲労を感じる前に水分補給を行ってください。作業中は目の前のことに気がいってしまい、自分の状態に気付けないことも少なくありませんので、時間を見てこまめに休むようにしましょう。携帯のアラーム機能などを使用して、作業時間を区切って計画的に行うとよいです。 もし事前に貧血気味だったり頭痛がするという不調がある場合は、作業するということ自体を控えてくださいね。立ちくらみやめまいが突然発生しかねない状態で、刃物を扱うのはとても危険なことです。些細な油断が大事故を引き起こすこともあるでしょう。 肉体的な不調にも敏感になり、腕や腰に疲労がたまっていると感じる時にも、様子をみて時間をおいて下さい。 そして休憩の時には、チェーンソーを安全な場所に移すことも忘れないようにしましょう。運転を切って足場より少し高い位置に、安定のある状態で待機させておくようにしたいです。 |
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