チェンソーでの作業を行う上では、様々な危険が存在します。 どんなに気をつけていても、危険と完全には切り離して考えることの出来ない道具、といっていいかもしれません。 きっかけは木の屑という小さなものでも、目に入ってしまえば大事ですし、チェンソー自体は刃物なので、手に足に切り傷を負ってしまうということは十分に考えられる事です。 切り倒そうとしている木が自分の方に倒れてきてしまい、挟まれるようなことがあったらそれこそ大惨事です。 そんな事故を起こしてしまわないように気をつけたり、完全防備できる装備を固めることはもちろん重要ですが、それでも不足の事態はいつ起こってしまう か知れないものです。 怪我をした場合すぐに対処できるように、応急処置セットぐらいは携帯しておきましょう。 応急処置の道具は傷を覆えるもの、消毒するもの、痛みを止めるものなどが必要になります。 市販のセットを購入するのが最も手軽で確実な方法ですが、中身が揃っていれば自宅にあるもので用意したセットでも構いません。絆創膏や包帯、消毒液に鎮痛薬、小さなはさみやテープや、ウェットティッシュやビニール袋などもあると便利でしょう。 備えあれば憂いなし。作業の際は必ず傍において、いざというとき冷静に対処できるようにしてください。 |
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チェンソーでの作業時、必ずしも周囲に人がいる状況とは限りません。 山林の中に入って伐採作業をと行っている時は、一人きりで行動しているという方も多いでしょう。 そんな時重大な事故やトラブルが発生してしまった時は、まず助けを呼ぶということが必要になります。危険な状態で歩き回ることは最も避けるべきこととして、場を動かず人を呼ぶことをして下さい。 声を出すことがまず第一。声を出しても届かないと予想される時は、通信機器での連絡を行うことになります。 作業中にも携帯電話などの人に連絡できる手段は、必ず身に着けるようにしましょう。 携帯電話が最も手軽な通信手段ですが、代用できるものやもっと有効な手段があるのならそちらでも構いません。 トランシーバーなどを携えて、チェンソーで木を切りに行くという方もいらっしゃるでしょう。 またトラブルが起きたときはパニックになってしまうものです。普段なら使い方を理解しているものでも、事故時は混乱してわからなくなることも考えられます。携帯電話なら短縮ダイヤルを登録しておく、トランシーバーならシールなどを貼って使用するボタンをわかりやすくしておくなどの対処を、事前にしておくと便利です。 使いたい時に電池がない、なんてことにならないよう、充電だけはしっかりしておいて下さいね。 |
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チェンソーでの伐採作業に関わらず、山の中や人があまり通りかからない場所で動く時には、どうしようもないという場合を除いて単独行動は慎むべきです。 何か予知できない事態が発生してしまった場合、1人では行えることに限りがあるからです。 自分の危機を知らせるもの、対処してくれる人が自分しかいないという状況は、些細な怪我や事故でも極めて危険度を上げることになります。 業務でもプライベートな作業でも、できるだけ2人以上で行動するようにしてください。 チェンソーを使用する人が2人必要なわけではありませんが、使用の際常に傍に居られるよう、作業する人と同様に防護服やゴーグルをつけたパートナーを伴ううようにしたいです。 2人以上といいましたが、可能ならば1人にトラブルが起きた際、付き添って様子を見る人と、人を呼ぶなどの対処を行う人の2人を別に用意しておきたいところです。 チェンソーの作業などは大きな事故に発展する場合があり、1人で対処するには心もとないこともあります。 複数居てもそれぞれバラバラの作業をしているのでは、危機管理という面では意味のないことになります。 必ずお互いが目に見える範囲に居てもらうようにして、合間には声を掛け合うようにしてみましょう。 |
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