樹木の伐採や剪定作業にチェーンソーを使用された後、長期間にわたって使用する予定がない場合、チェーンソーを倉庫などに収納する前に必ずやっておかなくてはならない作業があります。それが、燃料タンクに入った燃料を抜き取る作業です。 内部に燃料をそのまま給油した状態で長期間にわたって保管すると、再度使用する際に抜き取っておかなかった燃料が原因で故障や動作不良が発生する可能性があります。 このため、長期にわたって使用しない場合には、必ず燃料タンク内の燃料を全て抜き取る必要があります。 チェーンソーのタンク内に貯まった燃料を実際に抜き取る際にも幾つか注意点があり、その1つが、エンジンを必ず全停止させてから抜き取り作業を行うという点です。 例えば、エンジンを始動したまま燃料タンクの燃料を抜き取ろうとすると、誤動作によってエンジンが高回転になってしまったり、抜き取る為に機器を傾けた時など思わぬ事故の要因となってしまいます。 こうしたトラブルを避けるため、必ずエンジンを完全に停止させて後、タンクに貯まった燃料を抜き取り用のポンプを使ったり、機器を逆さまにしてしっかりと燃料を抜き取ってやることで、安全に燃料を排出することができます。 |
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チェーンソーのタンクに貯まった燃料を、ポンプを使ったり機器を逆さまにして全て抜き取った後にも、必ずやっておかなくてはいけないポイントがあります。 それが、燃料を抜き取った後、必ず一度エンジンを再始動し、エンジンが完全に停止するまで空運転を行うという点です。 こうすることによって、タンクに残ったわずかな燃料はもちろんのこと、タンクからキャブレター、エンジンに至るまでの様々な部分に残っている燃料も全て燃焼して消費する事ができるので、残った燃料が劣化することによるトラブルや故障を未然に防ぐことができます。 やり方は至って簡単です。まず、チェーンソーの燃料タンク内に溜まっている燃料をできるだけ事前にしっかりと抜き取っておきます。 その後、燃料タンクのキャップを再度しっかりと閉め、始動ロープを使ってエンジンを再始動します。このとき、燃料の抜き取りがほぼ完全に行われていればエンジンは始動せずクランクが回転するだけなので、燃料が抜けきっている目安になります。 もしもタンク内やエンジンまでの経路に燃料が残っている時は、空運転の形でエンジンが始動します。 この場合、安全な形で地面の上に水平において放置するか、完全にエンジンが停止するまでハンドルを持ったりして安全を確保しましょう。 内部に残った燃料が全て燃焼しきった段階でエンジンは自然に停止するので、これで完全に燃料が抜けきったことになります。 |
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燃料タンクから燃料を抜き取り、また、エンジンの空運転を行った上で内部に残る全ての燃料を使い切った状態のチェーンソーは、そのまま長期保管することができます。 ただし、保管する場所にもあらかじめ注意しておく必要があります。例えば、毎日直射日光が激しく当たる場所であったり、高温多湿の環境の中での保管はおすすめできません。必ず風通しが良く高温多湿になりにくい冷暗所に保管するように心がけましょう。 その理由として、チェーンソーはアルミなどの金属や、プラスチックなどの樹脂、ゴム製の部品を用いて製造されています。 直射日光が常に当たる場所や高温多湿の場所に放置してしまうと、高温や湿気によってチェーンソーに使用されている機械部品やゴムなどのパーツが劣化してしまう危険性があり、これらのパーツが劣化した状態で改めて使用すると、故障の原因となってしまったり使用時のトラブルの要因となってしまうなどの危険性があります。 特に、燃料ホースなどのゴムパーツは熱や湿気に非常に弱いので、こうしたパーツの劣化を防ぐためにも必ず風通しが良く涼しい冷暗所を選んで保管するようにしましょう。 これらをしっかり守って保管することで、再び使用するときにも安全に快適に使用することができます。 |
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