作業を終えて、使い終わったチェーンソー。 チェーンソーは使い捨てではありませんから、次の出番までしっかりと大切に保管しておかなければなりません。しかし、誤った方法で保管hしてしまうとすぐにチェーンソーは調子が悪くなり使えなくなってしまいます。 使い終わったあとの手入れをして正しく保管をすることで、次に使った時も以前と変わらず性能を発揮してくれます。 使用した後のチェーンソーを保管する場合、まずは中の燃料を完全に抜き取って保管する必要があります。 燃料を入れたまま保存した場合、燃料が劣化して成分が変質してエンジンに燃料を送るキャブレターなどの部品をダメにしてしまいます。 燃料を抜く際は、注油口から逆さにして燃料を抜き、出てこなくなったら最後にもう一度燃料切れで動かなくなるまでチェーンソーを動かしておくだけでOKです。 こうすることで、キャブレターの中の燃料を抜くことも出来ますし、部品を傷めずに保管することが出来るようになります。 また、同時にチェンオイルも抜いておけば保管中のオイル漏れも防げますので、周辺を守ることにもなります。チェーンソーに使われる混合燃料は、温度や湿度、保管環境によっては2週間程度で変質して使えなくなってしまいます。 劣化して品質の悪くなった燃料を使えばエンジンにも負担がかかります。 翌日また使うとか、1週間程度であるならば劣化の心配は要らないので入れたままでも大丈夫ですが、長期間使わないのであれば必ず燃料は抜いておきましょう。 |
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保管のために燃料を抜いて手入れも終わったチェーンソーの保管場所というのは、長持ちさせるためにはとても大事な要素です。 基本的に保管する場所は、風通しの良い日陰が好ましく、さらに理想を言えば、乾燥していて雨風が入らない埃の少ない屋内であれば最高です。 チェーンソーというのは、刃の部分などもそうですが金属を多用していますから、錆びなどには気を付ける必要があります。 錆びというものは金属製品にとって大敵で、場合によってはその部分から破損して事故の原因にもなりかねません。 錆びの原因となる湿気を避け、風通しの良い場所で乾燥させておくことで、長時間の保管でもチェーンソーを傷めず保管出来るのです。 また、湿気によるオイルの変質はエンジンにも良い影響を与えることはありませんから、そういう意味でも湿気は大敵です。 短期的に燃料のガソリンを入れたまま保管する時などにも気を付けておかないと、すぐに混合燃料がダメになってしま場合もあります。 チェーンソーの燃料は混合燃料の場合が多いので、湿気や日光、温度に気を付けておかないと数週間で変質してしまいます。 これらをしっかり守っても、次に使う際には必ずメンテナンスをしてから使いましょう。 |
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チェーンソーは使い方によっては大木をもなぎ倒すことが出来る非常に便利な道具です。 しかし、その力は凄まじく使い方を誤れば大怪我の元になりますので使う際には注意が必要なのですが、保管する際にも同様の注意が必要です。チェーンソーを保管する際には様々なことに気を付ける必要がありますが、どれだけ対策をしても何が起こるかはわかりません。 燃料を抜いて動かなくなるまで空ぶかしさせて保管していたとしても、保管環境が悪ければサビや日光による樹脂類の劣化などが発生します。 混合燃料が入ったままでの短期保管の場合、何らかの要因で引火してしまうということも考えられますので、火の気のない所が良いでしょう。また、あくまでもチェーンソーは刃物なので子供の手が届かない場所に保管するのは徹底する必要があります。 特に燃料を入れっぱなしで保管している場合などは絶対に近づけさせないという工夫が必要です。 刃が付いているチェーンの部分が危険なのは勿論ですが、チェンソーというものは金属を多用しており、重量も重くなりますので、万が一高い棚から子供の頭にチェンソーが落下することでもあれば一大事です。 子供を守るためにも、絶対に触れることが出来る場所や、落下の危険がある場所に保管してはいけません。チェーンの部分にカバーをつけたり、安全な場所にさらに安全対策をした上で保存する必要性は今後も変わることはありません。 注意をしすぎて問題が起こるということはないので、扱う者の基本的な心得として覚えておきましょう。 |
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