チェーンソーは、手持ちの農業器具の中ではトップレベルに頑丈なつくりをした道具です。 それゆえに重さもおり、けして軽々しく扱えるものではないので、使用の際は緊張感を持って扱いましょう。 片手持ちのできる道具ではないチェーンソーには、両手でしっかりと重量を支えるために、二つのハンドルがついています。 それぞれ前ハンドル、後ろハンドルと呼ばれるものになりますが、正しい使い方はこのハンドルをきちんと握ることにあります。左手で前ハンドルを、右手で後ろハンドルをと五本の指で掴んで、木を切る時の振動や手ごたえに耐えられるよう備えましょう。 うっかり手を滑らせて足の上にでも落としてしまったら大惨事ですので、くれぐれも作業中は両手を空けることのないようにしてくださいね。 汗や寒さで滑るようなら、滑り止めのついた手に馴染む手袋を選んで、調整していくことをおすすめします。 カットをするときは垂直にチェーンソーを斜めに構えたり垂直に構えたり、色々と角度を変えて持つこともあるでしょうが、その時も常に気を抜かず、上手く握れない時は一回作業を止めて少し休憩を入れたりしながら万全を期しましょう。 起動している間は絶対に片手で握ることの無いようにしてください。 |
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チェーンソーでの怪我を防ぐためには、安定してチェーンソーを扱えるようにすることが大切です。 腕の力や握力だけでは負担が激しく、疲労が溜まりやすいので、体全体で持つようにするのが正しい使い方です。 利き手にもよりますが、左右のどちらか片方に寄せて、体に添うように持つといいでしょう。刃先は必ず下に向けて、万が一のことがあっても人や物に鋭利な刃が当たらないようにします。 自分のほうに刃を近づけるのは怖いかもしれませんが、脇があくよりも閉めて持ったほうが、体勢としては安定するのです。 重さの感じ方も楽になるので、常に自分に寄せて持ち行動するようにしましょう。 とはいえその格好に慣れないうちは自分の太ももの部分に刃を当ててしまいがちですので、何度か姿勢を確かめて刃があたらないくらいの空間を自然にキープできるように、体に感覚を覚えこませるようにしたいですね。 運悪く刃が触れてしまったときは、ズボンの耐久性が怪我をしてしまうかどうかの分かれ目となるので、出来る限り装備は頑丈で簡単に刃を通すことの無いものを選びましょう。 手首や指にばかり重量がかかってしまうと、作業のリスクも大きく増します。そこがやたらに疲れているという時は、扱い方を間違えているという証拠になりますので、積極的に改善を目指していくべきですよ。 |
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チェーンソーを持ったときは、腕の力だけで動かすだけではなく、体全体で支えて作業するようにします。しっかりと重みを受けるためにも、足場を気にして足元が揺らぐことの無いようにしたいです。 両足をそろえていると逆に安定しないので、肩幅くらいに開いておくのがベストですね。 腰を入れて両方の足に均等に体重をかけるのが基本のスタイル、作業の際はそこから左足を一歩前に出して、体を軽く傾けつつ構えます。 左足ばかりに重みをかけると動く時にバランスを崩しやすくなるので、後ろに反り返ってしまわない程度に右足にも力を入れていきましょう。 左足は柔軟に、チェーンソーの動きに合わせて靴の底を離さないぐらいに微細に向きを変えていきます。 作業の前には、足元を軽く整えておくといいですね。安定を失わせるような石がないだろうか、動ける場所があるだろうか、切る対象が固定されていないものなら、作業しやすい整った場所に移ってから切るようにしてみましょう。 体の重心がしっかりしていなければ、力を込めて木を切断することも出来ません。チェーンソーはあくまで道具、どんなに切れ味が良くても、扱う人間の腕が無ければ快適な作業は行えないものなので、機械ばかりに頼らず姿勢づくりから始めていきましょう。 |
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